クラッチワイヤーメンテナンス「予備」 [整備記録]
リスク回避で古いであろうNINJA650のクラッチワイヤーを以前交換したのだけれど
交換するために外してみれば、さほど傷んでいたわけでもなく、ワイヤーがほどけた後もなく、
まだまだ使えるなーということで、保管しておいた。
我がninjaくんはすでに11年落ちなのでパーツが廃盤になったらいけないので、
いつか綺麗にして、保管しておこうとおもいつつ、面倒なので放置していた。
バイクがいじりたくて仕方ないので、クラッチワイヤーをメンテしてみた。
基本はバイクについているワイヤーも同じなのだが、外しているのでやりやすい。
クラッチればー側にビニール袋を巻き付けて
洗浄液がもれないようにしっかりテーピングする。したつもりが結構漏れてしまったのだが・・。
ワイヤーの下側も袋を付けて、こちらは洗浄液が漏れ落ちない様に袋止めしておく。(室内だし)
洗浄液はモノタロウのブレーキクリーナーの中速乾を使った。
ワイヤーが通る小さな穴に向かって吹き付ける。穴が小さすぎてほとんど入らないので
ある程度洗浄液は袋の中へ溜めておく。自然落下で染み渡らせるため。
ぶら下げて
ワイヤーの先端をもって、複数回シュコシュコと前後させる。※ 繰り返し
すると洗浄された液が下側から出てくる。
こんな感じ。どれくらいするかは当人次第。
汚れが出なくなったら、完了
真っ黒な油汚れがでてくる。これだけ汚れていたのでワイヤーが重くなり、動きが悪くなるのです。
油を刺さなくても、この時点で新品みたいに軽く動きます。綺麗に掃除出来て、ワイヤーに傷が無ければ。
しかし、長期保管になるとおもうので、ベルハンマーで油膜をワイヤーにつけておきます。錆止めかねて。
最初と同じような工程で上からベルハンマーを入れて、シュコシュコします。
下から出てきたら、もう少しシュコシュコして、完了。追いベルハンマーもしました。
ワイヤーの下側のジャバラのゴムパーツにはCRCのラバープロテクタントを塗布して、メンテしました。
元々のワイヤーの袋へいれて保存します。
これで廃盤になっても大丈夫。きっと。多分。
緩いメンテ完了です。