中古バイクの軽い罠 ヘッドライト編 [整備記録]
私のNINJA650は2013年製の中古バイク
約40万のものをZ125の下取り合わせて、20万くらいの支払いで購入
タンクに小傷、マフラーに凹み。異常に綺麗な右カウルと
アッパーカウルとサイドカウルの隙間をみて、転倒した事故車だとなんとなくわかった。
(SHOPは事故車だとは言わない。前オーナーさんは綺麗に乗られていた車体ですよと逆にセールス)
それゆえの価格、それなりの状態
幸いな事にエンジン音に異音は感じず、購入する事に。
今回の議題のヘッドライトはこれに起因します。
最初からHIDが付いており、綺麗な白系の灯で気に入っていました。
ただHIDの難点は最高照度が出るまでに時間がかかるという事です。
Lowビームはエンジンスタート時から、点灯しているので最初は多少暗くても
走っているうちに明るくなっている(しかし、車検の時は困ったりする)のですが
問題はハイビームです。
トンネルに入った際に非常に困ります。元々暗さを感じていたLowだけでは
トンネル内は暗くてよく見えなくなります。
そこでハイビームを点灯させるのですが、ついているのかどうかさえもわからないほどの明るさ!
温まっていないHIDは暗いのです。暗すぎる。
数百メートルのトンネルを出るころには明るさは戻らず、消すのでHighの意味がありません。
前置きはこの程度にして、本題です。
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High側だけをハロゲンに交換する
(後々は両方LEDにしたいが自宅に在庫していたハロゲン球で試す)
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交換はさほど難しくはありません。
アッパーカウルを外して、High側のHIDのハーネスやバラストなどのパーツを外し、
H7のハロゲン球に入れ替えるだけです。
・・・・それでけのはずでした。
ここで中古バイクの問題。前オーナーの謎カスタム問題が発生したのです。
2013年式のNINJA650のヘッドライトバルブの規格はH7です。
これはマニュアルにもカタログにもそう記載されています。
ところが・・・
問題点1
なぜかHIDバルブとバイパスしているコネクタ/ソケットにH4が使われていたのです。
H7バルブなのになぜかわざわざH4ソケットコネクタに交換されていたという事です。

H7バルブは2PIN H4は基本3PINですので、そのままではバルブにはめる事が出来ません。
数もそうですがバルブPINの幅も違いますし。
なぜわざわざH4のコネクタに交換しているのか?謎すぎるカスタム。
HID側がH4コネクタならわかりますがHIDも2PINでH7でいけます。

謎すぎる。
問題点2
HIDに交換している事でH7のはバルブソケットアダプターというパーツがあるのですが
NINJAにもこれが使われています。
H7バルブ - バルブソケットアダプタ - H7コネクタ - バッテリー

こういった形で接続されています。
バルブソケットアダプタはバルブにくっつけて、ライト本体に固定するための補助具で
延長コードのような役割も果たします。これをバイパスして導通するようになってます。
・・・・これがありませんでした。というかHIDをつける導通機能ががない穴が空いているだけの
固定するだけの物体に交換されていたのです。
導通機構が無いのでそのままではハロゲンバルブがつけれないということです。
バルブ換えるだけでコレか・・・
頭痛いわw
とりあえずHIDは外してしまったので、自分で延長コードを自作して、
バルブ本体へ突き刺して、車体側のH4コネクタに接続しました。
点灯確認しました。
OKでした。
しかし、ハロゲン球(明るいぞ!っていうバルブ)はさほど明るいとはいえませんね。

LOW側のHIDの方が明るいきがします。12V来てないんじゃないか?と思い、調べましたが大丈夫でした。
H4コネクタは今後、LEDに交換するにしても不細工だし邪魔なので
H7コネクタを取り寄せました

。後日交換DIYする予定です。今のままでも現状は問題ないのですが。
NINJA散る!自宅駐車場とオイル交換 [整備記録]
ついにやってしまいました。
本当になんだかボケております。
Youtubeの立ちごけ見て、笑ってる場合ではないです・・・人の不幸を笑うものは。。l
というやつです。自宅の駐車場で倒したのは初めてです。
オイル交換が終わり、リアスタンドを外した瞬間、サイドスタンドで支えれるはずが・・・
オイル交換時にオイルパンのボルト回すのに邪魔だから、スタンドはらっておいたのを忘れていた。
ぐらー・・・あらら??うわっ、マジカー?・・ドシャーン でした。
倒れはじめ、支え切れずに、壁との間に挟まれてしまいました・・私

そのおかげと窓の横に置いてあった、空の植木鉢にミラーが引っかかり、そこで重力落下はとまりました。
スクリーンが割れていないのが奇跡!!
あと20㎝横に停めていたら、二重窓ガラスが粉砕して、私も怪我をしていたと思います。
運は悪いけれど、ある意味では幸運だったかと。
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本日はオイル交換DAY & オイルフィルターも交換
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ただそれだけの平和な日のはずでした。
記録し忘れたのか昨年の10月に換えてから交換していないことになっており、
うーん、、今年交換したような想い出が・・・うーん、、覚えていない(加齢)
とりあえず、来月のロングツーに向けての準備でもあり、交換しておくことに。

スタンドをかけて、直立。チェーンの張りも調整しようとおもいましたがまだいけそうだったのでそれはパスで。

本日の主役

AZのオイル 10w-40

@zonで購入した箱潰れの500円のフィルタ。DAYTONA でも、なんか変でした。

左が元々のフィルタで右がDAYTONAくん。明らかに1㎝以上長い・・・幅はあってるんだけど・・。
NINJA650用で適合品らしいけど、ほんまかいな・・・オイル量変わってくるとおもうんだけど?あと干渉するかもしれんし
仕方ないのでつけましたが。。lオイル漏れはありませんでした。干渉も大丈夫。
フィルター交換時のオイル量は1.8L のはずなんですがいつも足りない気がします。

交換して、エンジンかけるとこんな感じになって、良いんですが。

エンジン停めるとコレ。しばらく待ってもコレ。ゲージのLOWの位置にピッタリ。1.8Lいれたのに。

仕方ないのと不安なのでもう200mL 追加してゲージの真ん中よりチョイ下位。センスタかけてこれ。
原因はなんだろーとおもってます。100均で買った計量カップがおかしいのかなーとか怪しんでます。
400mLづつ計っていれてるのですが。
総走行距離
30833㎞
試走して完了。
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倒してしまったNINJAくん。
最後まで倒れなかったからか、意外と簡単に起こせました。
傷を確認。
引っかかったミラーに小さな傷がある程度で、他は大丈夫そうでした。
ミラー、、折れなくてよかった。高いし、同じ型番はもう廃盤になってるかもしれんし。
スクリーンも無事で胸をなでおろしました。
皆様も油断メサらぬよう祈っております。
ラジエーターキャップ交換 [整備記録]
整備記録というほどでもないのですが定期的に交換するパーツなため、
後追い出来るようにメモです。
2019年に購入してから、初めてのキャップ交換です。2013年製ですので以前のオーナーの事はわかりません。
一般的な交換サイクルは1~2年に1度が推奨らしいです。
少なくても5年ぶりの交換。最長で11年ぶりの交換となります。
交換は簡単です。
NINJA650はカウル付きですがラジエーターキャップは見える位置にあります。
ラッキーです。
ちょっとやりにくいですが、カウルを外すのは面倒なので
ハンドルとカウルの隙間へ手をいれて頑張ります。

今ついているもの。
手を入れて時計と逆回りに回せば外れます。

外した後はウェスですこしきれいにしました。
新旧比較です。

購入時は規格を間違えると大変な事になる可能性があるのでお気をつけて。
圧1.3k
裏側がこの形でないとつきません。BLITZでいうとTYPE1です。TYPE2は形が少し違います。

旧い方は傷んでいるかな?と思ったのですが案外綺麗でした。ただバネを縮めると小石が噛んだような
ジャリジャリと音がしました。(流水で綺麗にすると音は消えました)ゴム類は生きている感じでした。
バネがTOP上端まで伸びず、1㎜強低い位置までしかデフォルトでは伸びません。
これが経年劣化でバネが弱るということなのかな?と想像。
交換完了

どうせ見えない場所なのでカッコいいモノをつける必要はないのですが純正より安かったので。

よく見れば、ちらっとだけ見えますが自己満足ですね。
涼しくなったら、試走してみたいと思います。
オマケ軽整備
バッテリー充電
前後タイヤ空気圧調整(規定値より200kpaづつくらい抜けていました。)
総走行距離 30780㎞
フロントフォーク オイルレベル調整と突き出し [整備記録]
前回の整備でフォークオイルの量の調整を考えていると言ってましたが
嫁様が今日は研修で車に乗るというので、そのすきに駐車場が整備に使える!とおもい
フォークを少し柔らかくすることに。
オイル量を減らして、空気を増やせば、Fフォークの減衰は軽くなります。
逆にオイルを増やせば、硬いサスになります。
同じオイル量でもオイルの硬さ(番手)を変えれば、同じ事が出来ます。
リアスタンドをかけて、フォークを少し上げないと、TOPキャップが締めれなくなるので

マフラーへパンダジャッキをかけて、タイヤは設置した状態にとどめ、あげておきます。
キャップを外すときはバネで押されるので飛び出さない様に気を付けて。
シリンジで今回は5㎜油面をさげたいので、シリンジのメモリをみながら、シリコンチューブを

フォーク内に垂らして、抜き取ります。
左右で抜き取る量が変わるとバランス悪くなるので、同量をメモリ見ながら抜きます。
蓋をしめようとするとバネがきつくて、締めれないため、ジャッキを少し上げて
フォークを伸ばして、バネの力を弱めます。途中、ゲリラ豪雨に襲われ、ずぶ濡れになりましたが
途中でやめれないので、完遂。
ついでに、フォークの突き出し量を元へ戻します。TOPから規定より5mm下げた位置へ。

少し前傾?というほどでもないのですが、その方が自分は楽で楽しいので、調整。
フォークのボルトを数本緩めて、TOPだけ効かせておき、ジャッキを少し下げれば
自然にフォークが突き出てきます。(その時、TOPのボルトはゆっくり緩めて、良い場所で締めます)
理想の位置で六角ボルトを締めれば5mm突き出し完了。逆側も同じで車体を少し下側へ押して
同様の位置まで突き出し、定規で同じ突き出し量になっているかを確認し、締め付け。
後はトルクレンチで規定値へすべてのボルトを締めて完了です。レンチが入らないところは手トルクで。
Fサスは思ったよりも気持ち柔らかくなった感じです。突き出しはうまくいったらしく
自然な姿勢で乗れてます。バーハンドルが好きなのはこれが出来るからなんですね。
体形に合わせた位置へハンドル位置を微調整できるので。
ゲリラ豪雨がきたり、晴れたりを繰り返すおかしな天気なので試走は今度にします。
びしょぬれだったので途中でシャワーを浴びて着替えての作業となりました。
嫁様の車が帰る前に終わってよかったよかった。
ゲリラ豪雨の音に怯えてリビングへ避難するコタロー

心細そうに見つめられて、飼い主的にはデレてしまいます。
フロントタイヤ手組交換&フロントフォークオイル交換 [整備記録]
<整備記録>
溝がほとんどなくなってしまったミシュランPower RSのフロントタイヤ

峠を走っていても切れ込みが激しくピーキーな感じ。タンデムでは安定しないなど限界。

しかも、中古で買って組んだということもあり、製造年が驚きの2012年20週
まさかの12年落ちでした。そりゃ、もう、走れてただけで奇跡というか、、管理の甘さにオシオキダベー。
中古のタイヤを探したけれど、後輪が新品のミシュランRoad6を履いていることもあり、
奮発して新品のロード6を買う事にした。

・・・2万円也
タイヤ1本・・・細いタイヤなのに、まぁ仕方ないけど。
サイズは120/70ZR17

注文後2日後に到着。2023年40週目に製造の刻印。
さて、今回はタイヤブレーカーもあるし、スムーズに行く事を願おう。
(前回はホイールのリムも内側も傷だらけにしてしまい、一晩かけて交換したのだった)
2Fのベランダからロープを降ろして、NINJA650のフレームを固定する。

間にロープの長さを調整する治具をいれて、前輪を浮かせるため。
とりあえず設置している間にアクスルシャフトとFフォークのTOPキャップを緩めておく。
その後、リフトアップ。念のためにマフラーへパンダジャッキもかけておく。
後輪はリアスタンドかけてあげてあります。
Fフォークオイルも交換するので、ブレーキキャリパなども外す。
外したキャリパはワイヤーで車体にひっかけておく。チューブを傷めないために。
まずはタイヤ交換。
エアを抜いて、ビートブレーカーでリムを落とす。

驚くほど、簡単に落とせた。前回が嘘のようだった。タイヤレバーを使って、ホイールからタイヤを外す。

少し手間取ったけれど、何とか外れた。やり方がまずかったらしく、動画を参考にしたら、すぐ外れた。

ビートワックスをタイヤとホイールのリムに塗っておく。滑りをよくするため。
コレもやり方を間違えていて、修正するとスコンと下側のビードははまった。
問題は上側をリムにはめるのが大変てこと。無理やりはビート切ると終わってしまうし。
20分程格闘してはまらないので、Fフォークオイルを交換して気分転換。

社外品のスプリングをいれているので、オイル量が変わってきます。
YAMAHAの15番のフォークオイルをいれました。オイルの汚れは右は綺麗で左は濁っていました。謎だ。

メーカーのマニュアルには油面は上端から150㎜とありますがそれだと柔らかすぎて
自分には合わないので120㎜にしています。30mm差はと思うかもしれませんが硬めが好きなんです。
試走して硬すぎれば10㎜くらい抜くかもしれません。
オーバーホールではないのでこちらはエア抜きして、しばらく放置。
その間にタイヤ交換を終わらせます。埒が明かないのでシリコンスプレーを接触部に少し噴いて、
滑りをよくします。賛否ありますが前回もこれをして問題なかったのでOKです。
なんとか収まりました。慣れてきたかもしれない?前回とは大違いな速さです。
さて、リムが上がるかが問題。タイヤをバウンドさせて、隙間を小さくしてから、

中華製電動エアポンプでリムを上げます。バチン!という音。難なく上がりました。拍子抜け。
前回、結構苦労してあげた気がするのですが・・。エアが隙間から漏れて。

新品タイヤだからかな?タイヤの形を崩さない様にプラスチックのスペーサー。
そうそう、ホイールの内側の塗装禿げ部には錆止め塗料を塗っておきました。
Fフォークオイルも油面調整もエア抜きも終わり、組み上げ。
車体へ取り付け。タイヤも取り付け。毎度、NINJA650のFタイヤのシャフトのネジが噛まない病。
10分くらいネジがはまらず、苦労しましたがキャリパーもつけて、組み上げ完了。
シャフトにはベルハンマーメタル塗っておきました。
車体を降ろして、各所トルクレンチで規定値まで締めます。Fブレーキもエアがみをチェック。OK
ボトムさせて、バネが効いているか確認。OK

ここで気づく。
あ、タイヤバランスとるの忘れた!!!
タイヤ変形防止にABS樹脂のスペーサーが入っていたし大丈夫でしょう。
ミシュランは取らなくてよいって言ってるメーカーだし、いいか・・・いいよね?ということで試走!
安威川ダムまで先日開拓したショートコースで確認。
ワックスついてるとおもうので、超安全運転で行きました。大雨の後なので山間部は道が川になってたり
流された木の葉が道の真ん中に積もってたりで、ヒヤッとしましたが無事試走も完了。
レビュー
車高があがったのかドラレコが斜め上を向いていました。これは自分の勘違いで、Fフォークの位置を5㎜高く
したために(年取ったので楽に乗りたい)上がっただけでした。光軸がずれたので修正せねば、
まぁ、若干あがっているのは本当。新品だしね。
乗り心地はとても良くなりました。わかるくらい変化が。切れ込みはなくなりましたし、
安定しているのがわかります。普段の走りが出来ればきっと楽しい。

これで長距離キャンプツーへの準備が整いました。
走行距離 45㎞ ショートコースでも45㎞も走ったっぽい。
総走行距離 30450㎞
スロットルボディの分解と清掃 [整備記録]
今回の整備内容
・スロットルボディの分解と清掃
・プラグ交換
今回はちょっと自分の中でも挑戦というか下手をするとバイクが
まともに動かなくなるかもしれないので分解までやりかを悩んだ末、リスク込みで整備しました。

私のNINJAはアイドリングは少し不安定で基本下がり気味になったり、
アイドリングが安定せず、タコメーターが前後150rpmくらいの上下を繰り返すことがあり
その後、規定では1300rpmなのですが1100rpmくらいまで落ちたりするので
アジャスタスクリューで1300まで戻すという処置をしておりました。
マメに整備はしている方だと思うので、インジェクションの清掃も年1回くらいはしてる気もしますが
復活するのはその短期間だけで、すぐに症状は再発するため、今回のチャレンジとなりました。
清掃の際にユニットのバタフライ周りのカーボンを清掃しますがバタフライは下側にもあります。
1気筒に2枚付く感じで、うちの子は計4枚。下側は綺麗には出来ませんし、
その存在も知らない方が多いのではないでしょうか?
下側のバタフライはユニットを外さないときちんと綺麗には出来ないし、汚れ自体も目視することが
難しいため、効果を信じてやってみます。後、今回はインジェクターノズルも清掃します。
オーバーホールに近いです。
まずはタンクを降ろし、エアクリBOXを外します。
NINJAは本当に整備性が悪く

隠しネジを外さないと、エアクリが取れなかったりもします。

エアクリにかぶさる邪魔な配線とキースイッチ周りのコネクタが引っかかって抜けないので
そこのステーのネジも3本外します、、

エアクリ取るだけで。(整備マニュアルにも外せと記載されてます)

ちょっとこの時もユニットを外すか躊躇しています。動かなくなったりどうしよう・・という不安。
ただ、11年落ちのため、一度は見ておきたい箇所でありますし、頑張ります。

タンクの下なのに結構汚れていました。

後でプラグ交換もするので清掃します。(ここまでばらさないとプラグが換えれない整備性の悪さ)
ダクトを留めているバンドの六角を緩めるまでは簡単なんですが、アクセルと同期する
ユニットのワイヤーを外すのが面倒で、抜けなくてかなり時間がかかりました。
ワイヤーを傷つけて断線のリスクを増やすのも嫌なので慎重に。
最終的にはワイヤーの遊びを最大まで緩めてもあと少しという所で抜けないので
ワイヤーと接触する金属部へグリスを塗って、滑らせる感じで抜きました。
スロットルボディ本体のお目見えです。

天気も悪く、小雨が降ってきたため、外したタンクやパーツを室内へ運び込み、
残りは部屋で作業することに。基本清掃とグリスアップだし。
では、スロットルボディを確認していきましょう。

こちら側が普段見えているバタフライです。下側の羽はほぼ見えません。
上側は汚れがほとんどないように見えます。前回の清掃が効いているのかあまり乗れてないからか・・。
裏側の状態

こちらは上からは見えないエンジン側です。黒いのはモリブデン塗膜らしいので、ふき取ってはいけません。
ただやはりというか汚れていました。

黄色で囲んだ箇所がカーボンだまりです。バタフライが閉じる箇所の溜まっていました。
ピンクの穴はエアフロクリーンのスプレーで通路の汚れを清掃する箇所です。
スロットルボディにはこうした穴(通路)が何か所か開いているのでスプレーで清掃しておきます。
清掃後

問題のカーボンは除去できました。モリブデン塗膜の件があるので綿棒にスプレーをつけて、こする感じで。
お次はキャブでいうと、、スクリューですね。

ゴムパッキン(ワッシャー) + ワッシャー + バネ + スクリュー という順でこの穴に入っています。
このマイナススクリューを廻して、弁の開き具合を調整します。戻し位置を忘れない様に。
方法としては一度、完全に停まるまで締めます。何回転締めたか覚えておきます。その後、外して、
戻すときに最後までしめ、覚えておいた戻し分、戻すという感じです。
ただ・・・私のスクリュー・・画面右は4分の1回転戻しだったのですが、左側はネジが緩まないほど
最初から締められていて・・・これでいいはずはないのだけど・・とおもいつつ、作業しました。
組付け時には左側は緩む程度の締め具合にし、ほんの少しだけ開く方へ戻しました。

外したスクリュー。カーボンが結構ついていました。エアフロクリーンで軽く清掃。
基本非分解なので、パーツは出ませんので、再使用です。
次はインジェクションノズルの清掃です。整備中の写真を撮り忘れたので、、これで説明。

ピンクの枠のがそうなのですが後ろの黒い棒にくっついています。この中をガソリンが流れています。
棒をまず外して、ノズルはその後、ぐりぐりひねれば外れます。
インジェクションノズルは電気が流れないと吹き出し口が開かないため、9Vの乾電池を使います。
後で知ったのですが5Vでもいけるそうです。電池を通電させるとカチカチカチとショートしたような
音がなって、びびりますが・・・これが開閉している音らしい・・
電圧が高すぎたのか壊したとおもました。
インジェクターノズル 49033-0011 EAT287
もし壊した場合は純正パーツは出ます。安価なものはアリエクなのでも販売されています。(調べた)
エアフロクリーンのノズルをいれて、カーボンを清掃します。吹き出し口から出てくればOK。
後はエアーで洗浄液を飛ばしておきましょう。
その他のケミカルメンテ
・ゴムパーツにはCRCのラバープロテクタント
・接点部分にはCRCの接点清掃スプレー
・可動部分にはスズキ機工のベルハンマーゴールド
これは車体側とスロットルボディのカプラーなどに行いました。
ー組付けー
途中フレームとエンジンのあたりにネジを落としてしまい、全く見つからなくて、
小1時間かけたのもあり、写真がありません。(エンジンをかけたら、振動でカウルの中へ落ちてきて発見)
こわごわとキーオンにして、エンジンをかけました。
エンジンがかかった時はうれしかったです。今回はあまり自信がない整備でしたので・・
インジェクションノズルが壊れていたら、動かないので、ばらして、注文だという可能性があったため。
2000回転でアイドリングをはじめ、マイナス端子を作業中外していたので、ECUが学習しているのかな?
とか適当におもって、そのまま数分まちました。アクセルを2度ほど煽って、回転がきちんと上がるか?
スロットルボディのワイヤーのテンションは正常に組めたのか?などを確認。OK
再び数分待っていると、1400回転ほどで安定。1300-1400rpmが規定値なので、
自動調整されたのでしょう。たぶん・・きっとそうだと信じる。
・・・・。
なぜか白煙がマフラーから上がっているので覗き込むと、マフラーの水抜き穴から
ベルハンマーっぽい液が出てきていた。なぜかわからなかったけれど、、怖かった。
と、、とりあえず、、試乗してみよう!!その後、もう1度確認しよう!!と奮起。
5㎞ほど走行して、テスト完了。
結果は・・・。
良い!!!
アイドリングが安定している。
あの針が振れるような不安定感が全くなくなっていた。ぴったりと1400rpmで安定。
そんなにかわるのかな?と疑問符がでるほど。たった数キロなのでわかりませんが
医者にバイクは禁止と言われているので帰ります。
帰宅後、マフラーからの煙も油も出なくなっていた。
ちなみに前回忘れたO2センサーのかじり止めもセンサーを外して、

ベルハンマーメタルを塗っておきました。800度までは溶けないはずだけど、それがでたの??
総走行距離

29515㎞
スロットルボディの整備完了!!
~~おまけ~~
エンジン周りも綺麗にしました。

後、プラグも交換しました。NGKのMOTO DXプラグというちょっとよいバイク用のプラグへ。
O2センサー 洗浄 メンテナンス [整備記録]
車検前にO2センサーの洗浄をして、何かトラブルがあってはいけないので(逆だろ?という話もあるが)
車検合格後のしようとおもっていた事。
O2センサーの洗浄
効果があるかは疑問なものだけれど、マフラーについているこれが
少しでもアイドリング不調に関係があるかもしれないなら、不安要素は潰しておくに限る。
メンテ自体はそんなに難しい事ではないです。
マフラーから外して、洗浄するだけなので。
ただ、人によって方法は様々なので、このやり方が正しいとかやった方が良いメンテとかは言いません。
基本、O2センサーは清掃ではなく、交換が基本らしいので。
1.まずはアンダーカウルを緩めます。全外しでも良いのですが面倒なのでずらしてやります。

2.NINJA650の場合はマフラーの左側中央部にあります。23㎜のナットです。

3.そのまま回すとセンサーのケーブルがよじれてしまうので、先にカプラーを外しておきます。
(外すのに邪魔なFスプロケ周りのカバー類は先に外しておく)

4.23㎜の私はメガネレンチで外しました。硬いか固着しているとおもっていたので。
ところがすんなり回ってしまい、ラッキーでした。

5.車体からO2センサーを取り外し、洗浄を開始しますが、ここからは人によって、方法が分かれます。
Aさんはキャブクリを直接吹き付けて、1日どぶ付けするというもの
Bさんはキャブクリはきついので、センサーにかかると故障の可能性があるため、使わない
Cさんはキャブクリはきついので、ガソリンか灯油に24時間どぶ付けする
などなど。
私の場合はやはりセンサーにキャブクリは嫌だったので・・

6.ウェスにキャブクリをつけて、センサーを覆う金属部分をこすり、カーボンだけを落とす。

7.センサーのある穴へCRCのエアフロセンサークリーナーを吹き付ける

8.同クリーナーをペットボトルのキャップへ溜めて、そこへセンサー部を2時間程どぶ付けする
9.乾燥
10.カプラーの接点にはCRCの接点復活スプレーを塗布しておきます。
当初はガソリンを抜いてそこへ浸けようと考えていましたがこのクリーナーはセンサー類を傷めない
そして速乾性もあるということ、カーボンも落としてくれるのでインジェクションユニットの清掃にも
使えそうなので購入し、試してみることにしました。
正直、効果があるかどうかはわかりませんが、浸けおき時間を除けば30分程で出来ることなので
今回試してみました。

洗浄完了です。内側のセンサー部位も最初の真っ黒よりは若干綺麗になっている気がするのはフラシーボ効果?
総走行距離 29511㎞
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数キロですが試走
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アイドリングが上がる事はあっても、下がることはありませんでした。
数キロなので何とも言えませんが体調が戻っていないため、無理は禁物。
警告灯もつきませんでしたので、失敗はしていないとは思います。センサーも無事かと。
クラッチワイヤーメンテナンス「予備」 [整備記録]
リスク回避で古いであろうNINJA650のクラッチワイヤーを以前交換したのだけれど
交換するために外してみれば、さほど傷んでいたわけでもなく、ワイヤーがほどけた後もなく、
まだまだ使えるなーということで、保管しておいた。
我がninjaくんはすでに11年落ちなのでパーツが廃盤になったらいけないので、
いつか綺麗にして、保管しておこうとおもいつつ、面倒なので放置していた。
バイクがいじりたくて仕方ないので、クラッチワイヤーをメンテしてみた。
基本はバイクについているワイヤーも同じなのだが、外しているのでやりやすい。
クラッチればー側にビニール袋を巻き付けて

洗浄液がもれないようにしっかりテーピングする。したつもりが結構漏れてしまったのだが・・。
ワイヤーの下側も袋を付けて、こちらは洗浄液が漏れ落ちない様に袋止めしておく。(室内だし)
洗浄液はモノタロウのブレーキクリーナーの中速乾を使った。
ワイヤーが通る小さな穴に向かって吹き付ける。穴が小さすぎてほとんど入らないので
ある程度洗浄液は袋の中へ溜めておく。自然落下で染み渡らせるため。
ぶら下げて

ワイヤーの先端をもって、複数回シュコシュコと前後させる。※ 繰り返し
すると洗浄された液が下側から出てくる。

こんな感じ。どれくらいするかは当人次第。
汚れが出なくなったら、完了

真っ黒な油汚れがでてくる。これだけ汚れていたのでワイヤーが重くなり、動きが悪くなるのです。
油を刺さなくても、この時点で新品みたいに軽く動きます。綺麗に掃除出来て、ワイヤーに傷が無ければ。
しかし、長期保管になるとおもうので、ベルハンマーで油膜をワイヤーにつけておきます。錆止めかねて。

最初と同じような工程で上からベルハンマーを入れて、シュコシュコします。
下から出てきたら、もう少しシュコシュコして、完了。追いベルハンマーもしました。
ワイヤーの下側のジャバラのゴムパーツにはCRCのラバープロテクタントを塗布して、メンテしました。
元々のワイヤーの袋へいれて保存します。

これで廃盤になっても大丈夫。きっと。多分。
緩いメンテ完了です。
ユーザ車検前 最終点検/簡易整備/ [整備記録]
1月末には車検切れになるので今週にユーザー車検を設定している。
車検落ちすると面倒なことになるのだが、ユーザー車検も3回目か4回目なので
多分大丈夫だろうとは思います。
正直、もう少しメンテしたかったのですが、なんせ今月中旬の痔の手術で
満足に座り仕事が出来ないので(現在も出血するので療養中)車検後にゆっくりしようと
考えている事が。
・インジェクションの分解清掃
・Fフォークオイルの交換
・リアカウルの塗装(趣味)
・Fタイヤの交換(ロード6予定)
お尻に負担の少ない事だけ当日慌てない様にやっておこうと本日は奮起しました。
嫁様が車でヨガに行くのかとおもい、駐車場が空くだろうと考えていたのですが
本日は相乗りでいくらしく、車の後ろのわずかなスペースしかなく狭い・・・
余計にお尻に負担がかかるために、出来る事が限定されてしまいました。
*****************
本日のメンテ内容
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1.冬なのでバッテリーのメンテ。

当日バッテリーあがりとかシャレにならないので。
充電器でテストすると80%は充電されていたようで大丈夫なのですが
購入してから1年以上たってるとおもうので、メンテナンスモードで起動することに。
これは何をするのかと言えば、
・サルフェーション除去からの満充電 OK 13.4V
サルフェーション除去というのはバッテリの極板に蓄積する結晶化した硫酸鉛を
パルス充電(電流を高速で入り切り)することで除去するというもの。
バッテリー充電器によって、これが出来るものと出来ないものがあります。
購入する際はパルス充電出来るものを仕入れたほうがバッテリーにも財布にも優しくなれます。
(私のは中華の安いものですが新しいタイプのものなので可能です)
ただ、ものすごく時間がかかります。8時間~24時間。オートですので、残り時間がわからず
野外でやる場合、雨が怖いので気にしなくてはいけません(今回がそう)面倒です。
/////まとめてやらないと面倒なので車とバイクの場所を入れ替えました。//////
2.前後タイヤの空気圧調整

車検日は朝が早いので電動エアポンプは騒音が迷惑。ゆえに先にしておきます。
(ライトの光軸調整に車検場の近くの町工場に事前に行かないといけないので
朝が早く、通勤ラッシュに巻き込まれる・・・お尻が痛いのに・・・)
Fが2.25 Rが2.5kpm OK
電動ポンプを買ってからはとても楽になりました。自転車にも使えるので年寄りには必須ですね。
3.左右ウィンカー点検

左右確認!OK
4.ハザード点検

点灯確認。Ok
5.ホーン点検
ビッ! 鳴りました。OK
6.ナンバー灯点検

LEDに交換してあるのだけど、暗いカナ??まぁ、大丈夫でしょう。OK
7.ブレーキランプ点検

足を延ばして、点灯チェック。OK
8.HI/LO ヘッドライト点検!!!!?

ヤバイ・・・ハイビームの色がオカシイ。もしかして切れる前兆なのかもしれない。しかも暗く感じる。
温度が上がってないからというだけなら、良いのだけど。LEDに換えどきかもしれないが時すでに遅し。
OKだせず・・微妙だ。
9.スクリーンにモール装着

これは無くても通りそうだけど、念のため、家にあったDIYのテープについていた
あまりものをつけました。OK
10.コタロー

うまくいくとよいな OK
明日の朝にテストセンターへ光軸調整持ち込みです。
ネットで事前に書類やらカード払いの手続きやら出来るようになっていたのでやったのですが
いつもと違うので本番で迷走しそうです。便利なのか不便なのかよくわからん。