10年物のGIVI箱 ついに「壊れる」からの「修理」 [DIY]

「壊れた」といえば、先日つけたLEDストップランプかと思うかもしれませんが違います。

あちらは機能は無事に果たしてはおります。


10年程使用したGIVI箱を先日10時間もかけて、LEDストップランプを増設したお話は先日したばかり。

GWにツーリングへ行って、帰宅後、箱を外そうとすると・・・!!!!!!

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箱がキャリアから外れません(--;;


以前、箱と鍵の間のステーについているスプリングが外れてしまい、開かなくなったことがあり、

それはスプリングとステーをワイヤーで固定することでなんとか修繕したのですが、、


もしかしたら、そこがまた外れたのか?とおもい、裏側を確認しようとするも

箱が外れないと見えないことに気付く。


箱を取り外すための赤いレバーをゴリゴリと引っ張ったり、押したり、こじったりしていると

なぜだか緩みましたので、知恵の輪的にレバーを外すことが出来ました。


次は箱を外すのですが要はステーを奥に押し込めば、ロックが外れるという簡単な機構なので

パイプレンチで掴んで、押してあげると箱は簡単に外れました。


外す際に、ポロポロと赤い物体が落ちてきたのでよく見ると・・・

箱のレバーのパーツでした、、、爪の部分。レバーが箱から抜けないように抑えている箇所ですね。


時々ありますが荷重がかかる場所をコスト削減とはいえ、プラスチックはダメだと思うんですよね。

某〇イリスO山のスティック掃除機もそれが原因で1年ほどで使用不能になった経験が・・。


スプリングを留めているワイヤーも切れていました。寿命かとおもいかけましたが

先日の成功を無駄にしたくない気持ちの方が高かった。


「やるぞ!」


改善点は2点

・スプリングを留めるワイヤーの強化

・折れた爪部を金属で代替えする


分解図

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赤レバーについている白箇所のネジとパーツは以前の修理でつけたものです。


こっからは似たような写真なので興味がある方だけどうぞ。


箱の内部構造

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真鍮色の箇所にシルバーのステーがはいります。その奥にスプリングが入ります。


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こういうフォーメーションで本来はあの穴に入っています。


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破断箇所。バキバキに砕けてますが記憶にないけれど、昔、砕けて修理した場所が広がったのかもしれない。

この白パーツとネジをみると想像できます。


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金属ステーを仮付けつけしたところ

裏面

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これで箱を付けてみたところ、今度も抜け無くなりました。


原因を考えてあれこれ試行錯誤しました。

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とりあえずスプリングは銅ワイヤーとインシュロックでW固定で決定稿


結局、箱が取れない原因は

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右後ろの突起が箱が抜けないように留めるロック部なのですが、この突起の大きさが問題で。

ー式ー

赤レバーの修理後の金属の爪からシルバーのステーをつなげた距離突起の大きさ

ロックを外す十分な隙間が足りない。


対策としては2つあり、

・赤レバーのパーツを買いなおす

金属突起をロック解除される箇所まで下げる。


DIY好きとしては2つ目の選択肢をさきにしてしまいます。ダメなら買いなおすという方向で。


結局、ステーを切断して、5㎜程長さを短くし、強度も考えて、レバーへ穴をあけ、ねじ止め。

それで試すと、うまく開くようになりました。

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今度、壊れたら、箱を買いなおそうかな?とおもいますが使い慣れているので長持ちしてほしいです。

日本の古来の伝承にも大事に使うと魂が宿るとかありますしね。バイクもオプションも同じだと思ってます。

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