欠陥住宅DIYはじまる <第三夜> 浴室床下断熱 [地元工務店建築] [DIY]

我が家の浴室ですが外気と室温が変わらないほど寒い。洗面所も同様な温度です。

リビング下の断熱がスカスカなのは暖房をつければ、十分暖かくなるので後回し。


まずは浴室床下からDIY


そもそも浴室は気密空間が望ましいらしいのですが我が家は全開放型と言っていい程

風通しが良すぎるのは過去にもお話いたしました。


さて、床下への侵入経路ですがキッチンの床に床下収納があり、それを外せば

床下へ降りれます。床下収納の蓋や周りにも当然断熱などありません。(これは後日フォローします。)


床へ降りると普通に座れる高さはまずありません。ほふく前進で進む形になります。

手抜き住宅らしく、点検経路には配管や配線がそのまま設置されているので、

その上に体を載せたりしながら、浴室までの長い距離(長く感じる)を移動します。


途中、配管を固定するボルトの先が体に刺さりますが気にせず痛みに耐えながら前進!

配管に体重をかけすぎると破損する可能性があるため、体は肘とひざで支えます。

作業が終わってみると、毎回、痣や切り傷ができるのは日常です。


こんな風に狭い場所を進みます。ちなみに床面から横に走る木材までの高さ420mmです。

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その42㎝の空間に太い配管がはしっています。キッチンー階段下ートイレー洗面所ーお風呂でやっと到達します。


浴室内は配管が多く、しかも浴槽が狭いスペースを更に占有しているため、本当に狭いです。

作業中、心が苦しくなる時があります。そんなときは目をつむって、狭い場所で寝転んで

精神を回復します。最近は作業ででたゴミを掃除すると意外と落ち着きが戻る事を発見しました。


今回は浴室床下のむき出しの四隅のコンクリートにスタイロフォームを貼る作業です。

事前に寸法を測り、スタイロフォームを切ってから運びます。

そのままの大きさだと通路を通れませんし、現地で切るのは大変ですので。


必要なのは

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1mのアルミ定規、直角を出す定規(丸のこ用)、カッターナイフ、ペン、メジャー、計画用紙。








今回は全てAmazonで購入しました。後日施工予定の天井点検口用の部材も一緒に。

高価な定規はとても良いですね!作業性が格段にあがりました。

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気密テープはスタイロフォームの接合面と壁面のグラスウールの隙間を閉じるのに使います。


計画用紙をみながら、採寸し、マジックで線を切り取り引いたところ。

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これはユニットバスの床面の裏に貼るための採寸です。体を洗う場所の床も冷たさを感じるため。

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カット後はこういう風になります。小さいといけないとおもい、2mmだけ大きめに切ったのですが

意外とスタイロフォームは縮まないので、その2㎜で枠に収まりませんでした。大は小を兼ねるはXでした。

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現地の床下で2㎜切って、入れる事になり、途中で手のひらをカッターで切ってしまい、結構出血し、部材につくので

作業途中でしたがその日は中断しました。ツーリングと一緒で疲れすぎていると単純な事故を起こしてしまいますね。反省。


カットしたスタイロフォームの裏にシリコンシーラントを塗り、壁にくっつけていきます。

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接合部には念のため、気密テープを貼ります。寝転んだ姿勢での作業ですので、準備体操してはいった方が吉。


黒い気密テープの上にグラウスールがあるのですが、長さが足りなかったり、偏っていたりで隙間があり、

風を感じるので、手が届く範囲で気密テープを貼りました。本当、こんなことは完成してからするものではありません。


他にもスタイロフォームに当たる場所の発泡ウレタンを切りとったので、そこに穴が開き、風が入るので、隙間テープで塞ぎました。

順番が逆でしたね。スタイロはってから、発泡ウレタンでしたが、その時は自信がなかったんですよね。スタイロまで貼るという。


ついでに風呂釜のABS樹脂だけの発泡スチロール処理されていない冷たい場所にも手が届く範囲で断熱材を突っ込んでおきました。


床下面にもスタイロフォームを貼らなければいけないのですが、突起物が多すぎるのと、敷いてしまうと、

今度は高さがなくなるので、体を動かすスペース問題もあり、方法を検討中です。


試験的に浴室の開口部の蓋を作りました。

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パイプが邪魔で完全に塞ぐことは今は出来ませんが(まだ浴室下の作業が終わってないため)最終的には

隙間が無くなるように処理して、断熱テープでシールする予定です。


<次の計画>

日を改めて、ユニットバスの下へスタイロをはめ込む作業を続けようと思います。

床面の断熱がね~~~・・・40x60㎝角くらいにスタイロフォームを複数切って、貼り合わせるのが第一候補ですかね。

余り大きいとモノに当たり現地で回転させることが出来ないので。障害物の箇所は現地で切り抜きで

後で発砲ウレタン処理という形。


~~~戦いはつづく

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