欠陥住宅DIYはじまる <第三夜> 浴室天井断熱 [地元工務店建築] [DIY]

床下を続ける予定でしたが1着しかない作業着を洗濯中なので

浴室の天井部分の断熱施工をすることにしました。


<準備>

まずはホームセンターで補充する断熱材(グラスウール)を購入します。

430という番号を我が家は使っている様なので、それの2.3m長の袋を買いました。

14枚のグラスウールが入っていて、5000円~6000円程でした。


同じものがamazonでも売ってますが値段が・・・・、


ホームセンターで買った方がお得だとおもいます。

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この5千円の経費を間引くために、必要な場所へいれない工務店に呆れました。

この先の写真でご紹介します、いい加減な施工も同様ですが。


浴室点検口の下へ脚立を設置して、上りますが

注意点:ユニットバスの天井は脆いので直接乗ると割れたり、陥没する危険性があるので

    気を配りましょう。


私の体重ですがバセドー病の影響もあってか、やせ型の53㎏ですので、耐荷重等記載されておりませんが

それ以上の方は真似しないほうが賢明かとおもいます。


天井に体重をかけると「ミシッ」というので、さすがに危険を感じ、どうやって上に乗るかを思案。

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安全に乗るには60㎝以上で15㎜以上のベニヤ板をユニットバスの梁へかけて、その上というのが

良いと思うのですが、合板は先日、DIYデスクを作るのに使ってしまい、手元にない状況。

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仕方ないので木製の小型の脚立を点検口から中へ入れて、それを畳んだ状態で梁の上へ載せる事で

強度をとる事に。脚立なので深さがあるため、狭い天井が更に狭くなりましたが・・床を踏み抜くよりは良い。


上には乗れました。ただ足元には注意。その後、ラッキーなことに、強度が低いのは

点検口の天板だけで、他は板無しで乗っても大丈夫でした。このことで作業がかなり楽になりました。

大きな穴が空いている分、強度がないのでしょうね。(53㎏の私ですので載れているのかもしれません。)


<現状確認>


浴室南側の壁
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グラスウールが一切入っておりません。タイガーボードがみえています。

浴室東側の外壁部

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グラスウールの上に隙間がたくさんあるのがすぐにわかります。本当にこんな仕事をする心がわかりません。

仕事をしてて楽しいのでしょうか?プライドはないのでしょうか。

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ダクトの挿入箇所も切り裂いて突っ込んだだけで、隙間がたくさんあります。後処理なしです。


北側西側の外壁

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断熱材は途中までしかありません。なぜ、先に上を留めてから断熱材を固定しないのか?足りなければ足さないのか?

理解できません。


後、大工仕事でホゾを掘るというのがあるのですがわかりやすくいうと凹凸の凹の事です。

この工務店はこれがとても苦手なようで、まともに掘れている場所を探す方が難しいです。

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木材同士を合わせて、ホゾは強度を出すためにもつくられるのですがガバガバなので逆に強度が落ちるだけだと思います。


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こういった結合部分もゆがみと隙間、そして、加工がいい加減なために割れがでています。割れの向こう側は半分空洞でした。

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まるで素人のような施工です。アルバイトの自称大工がやったのでしょうか・・。例を挙げるときりがないので。

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これだけ隙間が大きいとシーリング材で穴は塞げませんでした。PXL_20231126_040956943.jpg

上手く合わせられずに合わせただけの大きな穴を見るたびに本当に大工なのか?

何度も思わずにいられませんでした。


洗面所側

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天井はなぜか断熱材が載っていました。隙間だらけではありますが。気密の概念が無いので。


ただ玄関横につながる壁には断熱材はありませんでした。画像の右上、玄関の上にも断熱材はないんですよね、、

何がしたいのか意味がわかりません。


この家の作り的に玄関は外と同じような扱いでつくっているようなので、

関西などの比較的温暖な地方には室内の部屋割りに断熱材をいれないらしいのですが

我が家の場合は玄関は外気と同じ温度なので、必要だと思います。それゆえの天井に断熱材なのでは?と思います。

自分的にはここは板で塞いでいてほしかったですね。塞がないなら玄関の断熱施工をきちんとするべきです。


ユニットバスの天井には石膏ボードのようなボードが載っていましたが断熱系統のものは一切ありませんでした。


<断熱/気密DIY開始>

まずは断熱材の無い北側の壁にグラウウールを担ぎ上げ、搬入します。

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切らずに長いままなのは浴室床面に断熱材が届いているか天井にいるために確認できないからです。

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後日、床下へ入り、断熱材を引っ張り、合わせる必要があると考えたためです。この時、同時に配線処理もしました。

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このまま洗面所がわへの通気を留め、風呂上の気密を維持するのはこのままでも良い気がしますが素人なのでわかりません。


グラスウールが足りない箇所へグラスウールを充填し、気密テープを貼ります。

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作業途中。上側の隙間へ詰め込み、テープで押さえます。これを残りの壁全てに行いました。


木材間の隙間へシーリング材をいれて、隙間風を防ぎます。

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大きすぎる隙間にはスタイロフォームを切り抜いて詰めこみ、その上から気密テープを貼りました。


浴槽のダクト部分にもグラスウールで隙間を塞ぎ、気密テープで補強。

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そんなに手間のかかることではないのに、工務店はなぜやらないのでしょう。意識低すぎちゃん。


見栄え悪いですがとりあえずの処理は完了。

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後は床下でグラスウールの調整をして、タッカーで固定する予定です。

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グラウウールの隙間は今回で埋まったとおもいます。


この作業完了後、浴室から、天井点検口内へ手をいれてみたのですが、天井の方が暖かく感じました。

成功ではないかなーと。これでも一部洗面所側へ20x60cmくらいの空気や湿気の抜け道を開けている状態です。

これを塞いで良いのかは今後の湿気やカビの状況、勉強してみます。


心残りなのは洗面所側です。さすがに体をいれるのは怖い。狭いのとボード部分が大きいために

天井を踏み抜きそうで。断熱材の無い東側の壁の一部へグラスウールをいれれなかったり、

玄関側も洗面所ドア上の一部に手が届かない。

手が届く範囲は2枚ほど何とか入れれて、1か所の上に開いた隙間も充填できたのですが。


今回は暖かさを感じ、結果を実感できたのでDIYしてよかったなとおもいました。

素人DIYはまだまだ続きます。

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