081022四国ツーリング~2日目~第2部 [ツーリング]
四万十源流の家からなぜかダートを進んでいくベルナとボク。
それはこの地図を見たから!!
これを見るとこの源流の家の現在地からの簡易地図に見えて、どうもこの奥へ続く道を
行くと、沈下橋をみれるらしく思ったんですね(^^;)もっとよく見てれば間違わなかったんすが
四国といえば,どこまでも続くような林道が有名で林道マップをもっていないと
迷ってしまうとか聞いたことあるような、、、ないような・・とかおもいつつ、
高桶の沈下橋へと向かう自分。(向かっている気になってるだけT_T))
う~ん、、本当にむかっているんか?とおもいつつ、、まぁ道もロードでいける
状態だし・・・とかおもって進む進む。
どこまでも続くダート、、地図からして、そんな遠いはずはなく、、分岐もない・・。
「Oh!my GOD!!」と叫ぶ・・・でも、面白いので、進むことに(--;
左は断崖絶壁・・・前方は崩れた瓦礫・・・後輪は時折、横滑りの空転をし、、
エアー抜いたほうがいいかなぁ、、とかおもいつつ、面倒なので、、進む。
フラットっぽくみえますが、結構、隆起が激しくて、緊張でした(;_;)、
だけど、、ワクワクもする(これがオフ車乗りたちがみている風景なんだな~♪素晴らしい)
有名な四国の林道をER-6fというツアラーで走っている自分がなんとも
心地よい気分にさせる。やっぱりコイツは最高の相棒だ☆☆☆
初めての分岐路が現れ、左は工事中、右は濡れて湿った路面、、、
標識は・・・・林道219号線!!(写真を撮る余裕なしw)
よく聞く工事中でもバイクなら横を抜けれることがあるという豆知識で工事中のほうへ進む。
路面はますます悪くなり、ついには立ち入り禁止の看板・・・それも抜けると
崩れた崖と前方を塞ぐ[工事関係者の車両が現れた。]
ドラクエのモンスターが現れたときの音楽が頭を走る。(ベギラマ!)といったとか
いわないとか・・
工事責任者のお兄さんが現れて、「ココから先はいけないよ」というので、
この絶壁と崖に挟まれ、横幅はベルナの全長くらいしかない登りの柔らかい地面で
Uターンすることに・・・・・・
(絶対、こける・・・かなりこける・・・てか、、手伝ってくれ・・・お兄さん)と頭でこだまする。
坂&砂利なので、押しても引いてもバイクは動かなくなった・・・・
スタンドも立てれない・・・傾斜の緩い地面では立てても沈んでこけるだけだ・・・。
(よし、エンジンをかけよう・・・・)と決心する
障害を自力で乗り越えてこそ、四国の林道を走ったといえるはずだ・・と
思い込むことにする(>▽<;)○
ブルルーン
車体はこの砂利道に対して垂直な状態
登り坂↑
崖 [←現在のバイクの向き] 絶壁
下り坂↓
まさに四面楚歌!!リアのケースは下がりきって、絶壁にくっついている
傾斜になっているので、てこでも動かない・・・。
そしてボクはギアをニュートラルから1速へ入れた。バイクにはまたがっていない・・
というかまたがれない・・・。クラッチをおもいっきりにぎる!!
もし、間違って、完全にギアをいれてしまうと、崖下へ真っ逆さまだからだ。
半クラをつかい、少しづつ、崖へ向かい前進させつつ、車体の方向を下り坂方向へ
方向転換させる。そして、少し下げて、再度、クラッチをつなげ前進。繰り返す・・・
緊張感で手のひらと背筋に汗が滲む。
なんとか、この窮地を脱したところが上の写真だった。写真ではわかりませんが、
「事件は現場で起こってるんだ!!」と青島刑事の気持ちがわかるほどに
荷物を積んだ200kg近いロードバイクには条件は厳しかったです。
神様へ出来うる限りの感謝をしつつ、来た道を戻ります。テンションは少し↑↑↑
こういうのもロードでは中々見れない携帯スポット。DocomoとAUはあったんだけど
ボクのSoftbankは今回みかけなかった・・・遭難しなくてよかった(T_T)/
四万十川源流とベルナ
四国の林道にて 愛機と共に
帰りの四万十源流の村までの下りは意外とすぐについてしまった。
馴れたのか??(笑)ずっと叫びながら走ったからか?(--;)(ふざけんなぁ~!っ)てw
まぁ、地図を見誤った自分がわるかったんだけど、林道も走れてラッキーでした。
もう一度ちゃんと地図をみると・・・R19を北へ走ると高桶の沈下橋はちゃんとありました
バイクで降りることはできそうだけど、Uターンできなさそうなので、やめておきました(^^;
R19からR197へ合流し、西へ向かいます。R439を北へ向かい、いよいよ
四国カルストを目指す。
そして、やっぱり迷います・・・・だから、事前の審査が・・いや下調べしろよって・・
朝5時から走っているので、もう7時間くらい走ってることに・・・・
やっぱ、ダートが効いたなぁ・・・疲れていて、地図をみるのも億劫になります。
天狗高原のほうへいかなければいけないのに、このときのボクは
(なんで天狗高原いかなあかんねん、、四国カルストやっちゅうねん)とつぶやき
スルーしてしまったのが大間違い・・・なんでそうおもったのかはわかりません(--;
R439をしばらく北上し、四国カルスト公園線 へ左へ曲がらないといけないのに
(いつまでたってもないなぁ・・・)と延々とR439を北上、ついには[大渡]のR33の
T字まできてしまい、自分の馬鹿さ加減にあきれてしまう・・1時間のロス
元来た道を戻るのも悔しいので、R33のダム沿いの軽快な道を西へ走ることに。
この道も気持ちよかったですね。矢渕トンネルから南のR440を走り、
四国カルストへ向かいます。もうおなかいっぱいのワィンディング・・・(--;
四国はワィンディング天国です。
受験生にご利益があるという ごうかく駅 でボクも祈願
そして、おなかもぺこぺこになりながら、ついに憧れの四国カルストへ到着!!
姫鶴平というんですね~☆
ちょっとガスってますけど。カルストを雲がながれているのがみえます。
さて!行くぞ!!
カルストは意外と道が狭くて、小さな阿蘇という感じです。
黒い牛さんが放牧されています。そして、大好きな白い風車
天気がよければもっと素晴らしかったんでしょうが、曇っていても大満足♪
風車とカルストとベルナ
先へ先へ進みます。
気持ちよい道です。景色もゴールデンウィークに行った阿蘇を思い出します。
曇り空もいいんでない?の図。それはそれで迫力あるしっ
雲の中を走ります
ちょっと箱根をおもいだしました。また行きたいなぁ~。と四国カルストへ別れを告げます。
そして、来た道R440を再び北へ向かいます・・・・この頃には疲れがピークになります。
まさに、10時間ほぼ走りっぱなし・・・。疲れたと思う前に休憩といいますが、
今日中に大阪へ帰りたいボクはしてはいけない無理をしてしまいます。
バイクで居眠りして事故するなんて、自分には起こるはずもないとおもってたけど、
意識が飛びそうになったり、景色がぼやけたりで、、、まさにやばくなります。
なんとかR440のワィンディングをクリアし、さすがに(なんか食べないとダメダ)と
思っていると、雑誌でみた景色が!!それはR33 美川大橋にある軍艦岩でした。
すごく大きな岩だった。岩フェチにはたまりませんなぁ~~♪(^▽^)○ちょっと元気に
R33 道の駅 みかわ で休憩
PM3:30 ここで、遅めの昼食を食べます。
豚しょうが丼を頼みました。関西とは風味も味わいも違って、おいしかったっす。
ご飯を食べるとなぜか、急に元気になってきました。「お腹がへると力がでねぇ」と
いうのは本当ですね(笑
石槌山スカイライン を走る予定でしたが、(もう体はワィンディングを走れる状態ではない)
と判断して、帰路につくことにしました。次に四国へ来る理由を残すのも悪くないかな☆
R33を北上し松山市内に入りましたがまだ通勤割引(PM5:00)のまえだったので
しばらくR11を松山自動車道沿いに東へ走ることにしました。(節約節約)
良い時間になったので、いよ西条IC から高速に乗ることに。
携帯でドライブコンパスを開いて、100km圏内を探す 坂出IC で一度降りる
ガソリンを満タンにして、初めての瀬戸中央自動車道を渡る。
・・・・・・・
死ぬかとおもった(泣
まさに 「夜の瀬戸の海風をナメンナヨ!!」ってかんじです。
70kmだすのが精一杯・・・終いには60kmでハザード焚いて、端っこを走りました。
それでも、すごい勢いで流される(^^;;;)雨もパラパラ降ってきたので
与島PAへ寄ることにした。
瀬戸大橋と一緒に♪
え~、、、ボクの感想ですけど、、寄らないほうがいいですココ・・・特に荷物満載の
バイクの方は。
PAに寄って、合羽の下をはいて、再度橋を渡ろうとすると、なぜか手前に
[検閲所]なるものがありました。しかもバイクは別口の検閲口が用意されてたんだけど
そっちへ向かうとポールがいっぱいたっていて、進めないのでどうすればいいんだ?と
ふらふらしていると、検閲所のおじさんが、「こっちへこい」と手招き。
(なんだ?なんだ?)とおもい近寄ると、「どこからきた?」「どっからのった?」と
立て続けに質問。四国のICの名前なんて覚えてないので、「坂、、坂なんとか?」
というと・・・「とりあえずETCカードだして」と平然といいます。
(・・・・・・・・)
「ナンバー見てもらえば、大阪へ帰るのわかるとおもいますよ」といっても
「いいから、ETCカードだして。Uターンされるとかなわないから、バイクは、ブツブツ」
(なんやねん?それ?)とおもいませんか??声が若いからナメラレテルノ?(@@*
おっさんの最初っから、疑う態度にむかつきながら、シート外してカードを見せた。
どうやら、このPAは上り下りどちらでも出れるようなつくりになっていて、
ここでUターンして、高速&瀬戸大橋を楽しんで、地元乗り口へ帰る輩が多いらしい・・(--;
後ろは車がボクの検閲を待っています。僕がキャンプ道具一式載せていたら、
ネット外して、荷物を全部降ろして、シート外して、ETCカードを見せろ?と
いうことか???今日は箱に荷物全部いれているからいいけど、、、さ(--*
ありがとう、とか気をつけて とかいってくれてたら、心象が違ったのかもしれないよ?おじさん
というわけで、このPAはあまりおススメしません・・・。自分的には。
またまた風に流されて、(死ぬ~~、死ぬ~~)といいながら、ハザード焚いて
はじっこを走ります(T_T)>トラックがびゅんびゅん抜いていきます。
山陽道に乗ると雨が本格的に降ってきた。(本州よ、オレが嫌いなのか??)とか呟くw
三木ICでホットレモンを飲んで体を温め、最後の休憩。
雨の日はトラックの後ろは走らないほうが懸命です。なぜって、水しぶきが
すごくて、すぐにシールドが真っ白になるから(T▽T;)/
PM10:10 予定通り中国吹田ICで降りて、深夜割引を適用してもらう。(節約節約♪)
そして、10分ほどで無事帰宅。たのしかったなぁ~☆またいきたいです。今度はもっと
朝早くから、計画練ってね(笑
総走行距離 1058km
総走行時間 25時間
走行時間内訳 1日目8時間 2日目17時間
※プチメモ:高知県はガソリンが他県より10円近く高かったイメージがあります。
給油するなら、隣県がおススメですよん(^^)v
四国ツーリング 1日目はコチラから
2日目前半はコチラから
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