欠陥住宅DIY <第十一夜> 洗面所の寒さ対策1F天井裏 断熱材追加/入れ替え [DIY]

前回で床下は完了という事にしました。


理由は冷たいコンクリートに気温の低い時に長時間、直に接していると体温を恐ろしい程、

奪われるからです。

まだやりたいことは少し残っているのですが、

・給湯器の配管に断熱カバーを巻きたい

・洗面所の寒さ対策に洗面所側にもスタイロフォームを貼りたい etc


この2つは来春に覚えていたらやります。


床下ではなく、天井裏なら、寒さはあまり関係ないので(暑さの場合は違いますが)

天井裏のDIYを始める事に。


まずは直近の問題。

<洗面所が寒い件>

じつはお風呂の断熱をしてから、嫁様からは「洗面所も前程寒くなくなったね」と

評価をいただいており、寒さの原因の1つが浴室側からの冷えだったという事も判明。

実際、かなり改善してはいるとおもいます。


ただ気になっていた1F天井裏の断熱をやり直したいので、お風呂の点検口から再び侵入します。

アウトレットで買った2000円の脚立が大活躍です。(プロ仕様のものです)


浴室を気密にするため、はめていたグラスウールを外し、洗面所側へのルートを確保。

今回は梁がじゃまして、かなり狭く、天井裏で万が一事故にあうと救出や発見が困難なので

嫁様に助力を得る事にしました。感謝。

(「もし、返事がなくなったら、石膏ボードを割って助けて良いと言ってくれ」と伝えてGo!)


思っていたよりも、狭くて、痛めているあばらがキューっと悪化してしまうが、スタートをきったら

走るしかない。


敷いてあるグラスウールは2F天井裏と同じで50㎜の薄いものだった。

これの上に私たちが仕入れた100㎜のグラスウールの中身を撒いても良いのだが

何せ、狭すぎて壁際まで手が届かないし、やはり梁が邪魔して近寄れない。


グラスウールはタッカーで留めてあるわけでもなく、ただ置いてあっただけなので

(こういう時、手抜き工事が幸いする、、)引っ張れば回収できそうだったので、

古い50㎜新品の100㎜のグラスウールと入れ替える事にした。


50㎜の袋はビニールの部分が白(グレー?)

PXL_20231219_051946086.jpg

自分で購入した100mの方はピンク。↓

PXL_20231219_043910500.jpg

メーカーが同じなので、わかりやすく変えているのかもしれない。


洗面所上から、トイレの上までつながっているため、古いグラスウールをすべて回収。

新しいものを入れようとするのだけど、手が届かないので、上手く敷けない。

後、トイレの上の配管と空調のジャバラが邪魔して、そこで引っかかている模様。

PXL_20231219_044246986.jpg

嫁様に頼み、窓拭きの水切り用の棒を持ってきてもらって、それの上に袋を載せて、思った場所へ


運ぶ形で何とか設置。この棒がこの後も大活躍する。


洗面所の上から、玄関の上やリビング、キッチンが見えるのだが、梁があるので、

どうやってもいけそうにない。配線とかもみたかったのだけれど。


なぜか玄関の半分だけ、断熱材が敷いてあり、ドア側の半分は何も敷いていない

PXL_20231219_044242561.jpg

写真の左側の梁の向こうにはグラスウールがのっかているが右側には無い(ゼロ)


敷いてない側も縦方向には50㎜のものが張り付けてある。・・・・意味が分からない。なぜ敷かない?

半分の敷いている側も照明の部位や末端はグラウスールが載っていなくて、

断熱欠損しているのだが入る事が出来ないので、どうにもならない。


実際、1Fと2Fの天井裏に入れていること自体が凄い事だとおもう。その空間があるのだから。

家によっては体なんて、入らないのではないか?と思います。


色々夢想しても仕方ないので、玄関の上の断熱材のないほうへグラスウールを入れる。

PXL_20231219_053105508.jpg

これもさっきの棒に載せて、運んで、後は押し込む。体は入らないし、数メートル向こうまで手も届かない。

PXL_20231219_060147067.jpg

端っこまでいったかは見えないのだが、無いよりましだろうと、OKとすることに。


洗面所側は奥側の2枚を敷いた後、自分が寝転んでいる箇所に敷いてしまうと、スペースがなくなるので

石膏ボードとそれを支える梁の上に乗っている自分。本人の体重は54㎏。それ以上は真似はしないほうがよい。

(落ちると危険なので、、、まぁ、する人はいないとおもうけれど)


最後に自分がいる場所に2枚のグラスウールを敷く作業をしていると驚くべきものを目にする。


洗面所には配電盤(ブレーカー)があるのだが、そこから配線が1F天井裏に伸びている。

PXL_20231219_060622105.jpg

配線が切りっぱなしのむき出しでぶら下がっていた。正直、この電工職人。

PXL_20231219_060615680.jpg

何を考えているのかわからない・・配電盤側に配線ははいっているのだが、つなげてないのか?

つながっているのかもわからない。


テスターを持ってきて調べるのも大変なので、とりあえず、気密テープで保護しておいた。

PXL_20231219_060803106.jpg

火事にならなくて、、いや、、自分が感電しなくてよかった・・。


狭いトイレ上の配管類を躱しながら、グラスウールを敷くのに苦労しましたが

PXL_20231219_061932231.jpg

何とかミッション完了


断熱材の厚みは倍になり、隙間の多かった壁際の箇所にも断熱材を敷けた。

玄関の上の無かった箇所にも敷くことが出来たので、成功だとはおもいます。

今回は気密テープの処理は一部だけにしました。手が届かないので、やむなし。


嫁様に何度もグラスウールを天井裏まで届けてもらい感謝です。

独りだと、今回はくじけていたと思います。一度入ると出るのも入るのも

浴室上からだとキツイので軽いとはいえ、大きくて長くかさばるグラスウールを資材搬入出来なかったかと。
 

~おまけ~

浴室上のダクトの傾きを外側へ下るように調整しました。

PXL_20231219_030911642.jpg

当初は外に向かって斜め上になっていたのですが、正しくは外に向かって下る形に設置しないと、

水蒸気の水分が浴室側へ戻ったり、冷たい空気が流れやすいという事なので。


ジャバラなのでそこを延ばせば、ゆとりができるため、高さをあげられますが

その際、グラスウールを貫通している箇所が破れました。

気密テープを追加して、穴を塞ぎ完了です。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 3

コメント 0