今回は相方のお話。

相方は自称「霊感など全く無い」人なんですが、私からすればそうでもないきもするんです。
だって、ツーリング中に体験しているんですから。

相方がまだバイクに乗っている時代のこと。(ああ、懐かしい・・)
私のEr-6fと相方のルネッサで名阪の針インターへ向かうために、奈良県柳生付近の月ヶ瀬を
走っているときのこと。

MAX師匠いわく、ジェットコースターコース。
その命名にはじることのない、UPDOWNと急コーナーの続く、走るにはスリリングなお勧めコースです。

私が前、相方が後ろを走るのですが、まだ不慣れな相方をミラーから出来るだけはずさないように
ペースを見つつ、距離も離れないように合わせて走っていました。

少し休憩しようと、コースの終わりの信号待ちでのこと。
相方がこういうのです。

「●●ちゃん(私の愛称)と私の間の白いバイクがね・・」

え??

「なにいうてるの?そんなんいなかったよ~」
「おれずっとミラーでみてたもん」

そうなのです。

相方と私の間にいるはずのない白いバイクのライダーが確かに存在していたそうです。
相方をあせらせないように、安全を保つように間には他のバイクなんて、入る余地は
なかったはずであり、入ればさすがにすぐに気づいて、道を譲っています。

ここまでも、後方からバイクが着たら、ハザードをつけて、何台かゆずってきました。

月ヶ瀬のフルフェイスの白いバイク

ソレが何のためにそこへ現れたのかわかりませんが、私はこうおもっています。
きっとアレは相方が事故をしないように、出てきてくれた良い精霊なんだって。

その日はたちごけもなく、無事に帰られたのだから。