メルカリで買ったハイコーキのインパクトドライバー



FWH14DGL (コードレス)なのですが、購入時の前提条件でバッテリーパック2個のうち


1個が充電不可という条件で購入しました。(その際の記事リンク


使用頻度が高い訳ではないのでバッテリーは1個で良いかな?と思っていたのですが
その1個も5分つかわないうちに切れてしまう・・というメルカリらしい商品でした。
しかも、パワーがカタログスペックほど無いように感じる・・・。



そういったわけで、不良のバッテリーパックを分解して、正常に戻そうという実験

試みました。(分解するの好きだし、はじめてはワクワクします♪)



分解しようとネジを緩めようとすると、プラスネジではありませんでした。

ヘックスネジ・・うーん、家庭で分解しにくいように作ってあるよね、やっぱり。



いつものようにマイナスで引っ掛けて、回そうとしましたが、堅くてまわらないため

家電量販店のポイントでヘックスビットのセットを買って、回すとあっけなく回りました。



中には18650のリチウム電池が4本入っていました。比較的安価なセットなので、4本。

業務用だと8本以上は欲しいですね。バッテリーの持ちが全然違うとおもいますが

家庭で使う「軽さ」という意味では4本のほうが使いやすい。



ちなみに分解前に付属の充電器で充電を試みましたが、カチっという音がしばらくすると鳴り、

充電を勝手に辞めてしまいます。全く充電出来ず。ゆえに「分解」となったわけです。



18650電池はスポット溶接でそれぞれが留めてあるので、マイナスドライバーやラジペンでこじったり

叩いたりして、外しました。



注文から20日ほどかかりましたがアリエクスプレスで頼んでおいた、


スポット溶接機


18650用の充電器が届いたので作業にかかります。

(正直、この2点を買うのなら、メルカリで支払った代金を合わせて新品が買えます、、1000円位足せば(笑))



まず、外した電池を充電しようとしましたが「NULL」無いよ?という表示から変わらなくて

全くもって、完全に電池として使えなくなっているようでした、、、内部的にも。

(完全放電していても、この充電器を使えば充電できるはずだったので)



そういう時のために用意しておいたリーサルウェポン!!!


以前、電動自転車で使用していた、充電が切れる頻度が短く、廃棄予定だった自転車用バッテリー。

これにも電池が入っているはずなので分解します。



YAMAHAのPASのリチウム電池なのですが、分解してわかるYAMAHAの商品の良さ


ものすごくしっかりつくってあり、基盤の防水もばっちりでした。

(信頼できますね、、日本メーカーはやはり)



そしてなんとこのバッテリーパック・・・・18650リチウム電池が


14個も入っていました!!!!!!!
(どれを使ったか後でわかるようにナンバリングしています)



そりゃぁ、電動自転車のバッテリが高いはずです。しかもこのバッテリーサイズ(標準)ですから。

Lサイズとかだと何個入ってるんでしょうね・・。そこまで積まないと自転車は動かせないんですね。



もう、この作業がうまくいった場合、しばらく、インパクトのバッテリーパックは買わなくて良いでしょう。

希望が胸に湧きますね(^_-)-☆


1度インパクトのバッテリーパックをばらしているので、こちらは楽に電池を取り出すことが出来ました。



さて、充電器で充電してみます。



!!!!!!!!


ばっちり、充電がスタート。やはり、最初の電池がお亡くなりになっていたことが証明されました。

ただし、4本の充電が3時間くらいかかりました(--;)



リチウム電池は熱をもつと発火するので、充電器の傍を離れるのは怖いし

(たぶん制御装置はついてると思いたいのですが、売ったもの勝ちの中華製なので)


念のために温度計(先日かったテスターについている機能)をさして、温度管理しながら充電しました。



最大温度でも33度くらいだったので、生きてるようでした。電池は。

ダメな電池はどんどん内部で熱がたまって、発火する程になるので。

(発火してもすぐに駐車場へ投げ捨てれるように窓の横で作業しています(--;))



3.7V 充電なので、インパクトの公称値、14,4Vには届きますね。

充電後、テスターで計測すると3.7V以上どれもありましたので安心。



ここからが本番です。はじめてのスポット溶接、バッテリーパック制作となります。

長くなりそうなので、次回に続きます。








※お試しになる方は自己責任でお願いします。責任は一切持ちません。