国営から民営(半民営とでもいうのか)となった会社にいえることだが
通常とはかなり経営感覚がずれているとおもう方は多いでしょう。

民営化といっても、国が株の大半をもったままだったり、毎年、補助金やら、~~金という名目で
保護されている上、官僚の受け皿、他もろもろとかけないような恩恵を受けている会社組織。

・・・・会社組織というのもおこがましい気がしますが、守られすぎている公務員気質は
民営化してもなにもかわらないのでしょう。

昨年に引き続き、震災以降、株主配当¥0が続きますが、今年もなにやら言い訳を
書き綴った0円配当の通知がきました。

当然のようにです。原発がとまったためというのが主ないいわけです。
原発が停まると経営を圧迫するような殿様商売をした結果がそれなのですよね?
経営者側、役員も社員もなんら責任を負わないというまさに公務員。

一般の会社ですと、これだけ株主への配当¥0が続けば、役員人事は元より
社員の給料削減や定期昇給の見送り、ボーナスのカットなど人件費の面でもすべきことは
山ほどあるというのに、定期昇給も高額なボーナスも支給しておいて
株主への配当は0というのはありえないと思うのです。

大株主へのなんらかのバックは行っているまたは密約があっての自信でしょうが
株主総会でいくら人事や経営の改善を求めても、大株主に潰されてしまいます。
出来上がった芝居を見ているようです。

結果、誰一人、責任も負担もおわずに、いつものように彼らは過ごしているのです。

通常であれば、原発を使っている間にも、第2第3のエネルギー政策、、保険のようなものを
用意しておくべき経営なのですが、そこには昔からの越前屋と悪代官のような関係が
あるがために、原発を崩すわけにはいかないのでしょう。

なぜ国は日本海の海底資源を本格的に行わないのか?行えないのか、、不思議でなりません。
原発関連企業への毎年の補助金の一部でも予算へ組めばどれだけ進むのでしょう。

自民党へ政権復帰後は原発は推進の一途をたどるでしょう。
待っているのは喉もと過ぎれば・・・というやつでしょうね。

参院選は自民の圧勝でおわる都議選結果からの予想でしょうし、停められないでしょうね。

本当、それにしても・・・としかいいようがない時代劇的な企業風土。

大岡越前や遠山の金さんを待ち望むしかないのか。

既得権益を打ち壊す現代の織田信長の登場が一番だとはおもうのですが
大統領制にでも、、いや独裁政治なんてのものも正しいものがあればですが望んでしまいますね。

配当0から飛躍しましたが、電気料金をあげても、自らの腹は切らない電力会社に
あきれ声が止まりません、、、電器系製造業はリストラの嵐だというのに・・。
あの社員はきらないといったパナでさえ、、危うい状況ですのにねぇ、、

もう補助金なんてやめて、完全独立、他業種競争をできる枠組みをつくれる政治を
政治家を応援したいとおもう今日この頃。