ここ数ヶ月、息子も3歳になり、なんとなくは物事がわかるようになったので
保護施設から犬を引き取ろうと何度か機会をつくってはいるが・・
この「何度か」というのが今回の肝だ。
感じたことは
「本当にこの人たちは1頭でも多く助けたいと思っているのだろうか?」
ということだ。
ここ数ヶ月、息子も3歳になり、なんとなくは物事がわかるようになったので
保護施設から犬を引き取ろうと何度か機会をつくってはいるが・・
この「何度か」というのが今回の肝だ。
感じたことは
「本当にこの人たちは1頭でも多く助けたいと思っているのだろうか?」
ということだ。
HH施設
ホームページで、この子ならという犬をみつけ、連絡し、いざ施設へいくと
全く違う子を連れてくる。
写真で見た子を人目みたいというと、犬舎どころか、みせてもくれず、
全く違う子を散歩させられる。
さらにもう1頭、、今度も全く違う子を連れてこられ、「この子も飼いやすいですよ」と・・・
散歩すると、リードをすごい勢いでずっと引っ張り、、、愛想もなく、、、気が合う気もしない。
フィーリングはとても大事だとおもうのです、私は。
だって、この先何年もどちらかが死ぬまでは一緒にいるのだから。
家族で訪れたのですが、引き取らず帰りました。
A施設
こちらはまず4枚にわたる書類をFAX。家の見取り図や家族構成、携帯番号や勤務先まで、
個人情報やまもりを提出。
ホームページでかわいい子犬をみつけ、あいたいなと連絡を待っていました。
連絡がないので、Tel。そして、携帯に折り返し、違う方から連絡が。
ものすごく、高飛車で、きめつけた話し方をされるかたで、印象は最初から、最悪でした。
たしかに譲り受けるわけですから、立場はあちらが上なのだろうけれど。
譲渡条件がすごく驚きました。
・外で飼育するなら、広い庭にフェンスつきの家でなくてはいけない。
→マンションやハイツ、小さな家ではだめだということ
・室内飼いを推奨(強制?)しており、玄関などは認められない。
→小型犬ならまだしも、小さな家に中型以上、しかもまだ一緒に住んでもいないのに
順応できるか、どこへ住むのが一番いいかなんてわからないのではないのか。
・常時、自宅に誰かいなければいけない。
→裏返せば、共働きの家では犬を飼う資格がないということだ。
ましてや独り暮らしの方も飼えない、病気などで見るものがいなくなる可能性があるからだ。
いまどきの社会で専業主婦や大家族を求めている。
・小さな子供のいる家には子犬は渡せない。
→理由がおもしろい。「手がかかるもの、両方を大切はできないから。」
これにはあきれました。では、子供が二人以上いる家庭は子供を大切できていないのか?
ということである。この人にとってはそうなのだろう。
さすがに驚いたのでこれには反論した「犬も子供と同じように家族として育てたいとおもっている」と。
察するに「貧乏人には譲れない」
大きなフェンスつきの庭があり、家には専業主婦の妻か、
2世帯以上の同居でなくてはならず、
本当に譲るきがあるのか?またはブルジョアにのみ許されるような条件で
何を望んでいるのか?とウラを考えてしまう。
そして、大阪府にも譲渡される施設がある。保険所だ。
1週間で分室から、森之宮へ移送され、さっ処分手続きにはいる。
そこでの条件も書類に「常時、家に誰かいるか?」という記載がある。
本当に、この人たちは動物を救う気があるのだろうか?
金持ちに渡せば幸せになるのか?そうとは限らないのではないか?
人間でも金持ちだから、幸せだとはかぎらないだろう。
こうして、何度、犬たちの命を救う機会をこの人たちはつぶしているのだろうか?
本気で引き取ろうとしている私たちでさえ、施設でのボランティア経験のアル自分たち、
犬を育てた経験もある私たちでさえ、挫折しそうになる、人間社会の仕組み。
100頭譲渡して、90頭施設へ帰ってきても、10頭が幸せになればいいのではないか?
犬たちのチャンスを人間の手で潰すより、100倍も1000倍も良いとおもう自分だった。
施設を立ち上げた最初の気持ちをもう一度、考えてほしい。
ホームページの「1頭でも多く救いたい」というのが詭弁にしか、きこえないのは事実なのだから。
現在、私たちは大阪府の保険所=犬管理指導所へ譲渡申し込みをしている。
・・・・これもどうなるかわからないが。