丹波篠山のツーリングから帰宅し、もう少し、乗り心地と操作性を変えたくなり、


リアをリフトアップし(慣れたのでもうロープも使わない)チェーンの調整を行う。


遊びが20mmとどうせ伸びるからと少し張り気味にしていたけれど、シャリシャリいうので


30mmくらいまでに調整しなおした。何度めかの調整なので馴れてきたのか


こちらはすぐに終わった。リアブレーキの引きづりもなく、OK


問題が起こったのはフロントフォークの突き出しだ。


今はTOPから5mmほどなんだけど、それを10mm程度に変更したい。

ジャッキが先日、油漏れを起こし、なくなってしまったのだが、緩めてすぐ締めればいけるか?

と甘い考えがこの後の顛末を招くことになるとは・・・この時は思いもしなかった。


緩め方は以前の愛機6fと同じなので、簡単だとおもったが内側のカウルの形状が問題があり

ラチェットがうまく回せない、、引っかかるのだ。六角に換えて、なんとか緩める下側の左右2本のネジ。


後は上側だけど、スコスコ緩めていると緩めすぎたのか、、、

ヌルー、

スコン!!とフォークが40mmくらい落ちてしまった(--;;

これを人力であげるのはほぼ不可能・・・嫁が車で帰宅するまでに修正しないと・・とあせる。


やはり、人力ではどうにもならない・・かといって、ジャッキはない・・と

これ以上下がらないようにフォークを支えるステムとFフェンダーの間に木を噛ませ、

支えてずり落ち対策。


悩んだあげく、


ベランダから紐を垂らして、滑車の要領で、ハンドル事フォークを持ち上げられないか?


ということだった。


ベランダからチェーンを垂らして、クレーンの要領でハンドルに紐をかけ、持ち上げる。

も、、もち、、、え?フロントフォークじゃなくて、タイヤが浮いているw

(ああ、これ、タイヤ交換のとき、この方法が有効だな・・・と閃いたり(笑))


うにょうにょハンドル周りをいじるとタイヤが接地し、フォークが戻ってきた(ほっ

こっからの調整が難しく、気を緩めると、また40mm下がってしまったり、、、


汗だくになりながら、なんとか左右11mmのところで落ち着いた。

(予定より1mm多いけど、もう妥協しかなかった)


フォークの締め付けは規定値を守らないと取り返しがつかなくなるので

キチンとトルクレンチでしめつけるのだが、6fと違いNINJA650は


ラチェットを廻すスペースがなくて困ったがなんとかハンドルを廻したりインナーパネルをずらしたりして、

トルク管理に成功した。(下側左右各2本20nm,TOP左右各1本30nm)


この後、ハンドルポストの調整をして、走ってみると、少し違和感。

0.5mm程、ハンドルを倒し、試走の2回目。

思いのほかばっちり決まり、調整して良かったな・・・と満足することが出来た。


ワィンディングはまだ走っていないので、また今度、試走にいこうとおもいます。

整備してる時間は苦労も多いけれど、走っている時に近い楽しさがあって、面白い( *´艸`)

失敗するとあせるんだけど、それを乗り越えられると達成感が素晴らしいです。


ではでは。