今日のYahoo!のトピックスで前々から思っていたことが掲載されていたので。














震災から4年、東京電力はまだ罰を受けていない-Wペセック


この記事の内容はほとんどの方がそう思われるのではないか?感じているのではないか?
わかってはいるが見て見ぬふりをしたり、仕方がないと諦めているのではないだろうか。

あれだけの事故をおこし、4年たつ今もいまだ12万人の方々が避難生活を余儀なくされている。
4年間も平常を奪われているのだ。10万人という規模で。

なのに誰一人、処罰されない。東京電力はもとより、あの場所に許可をだしたもの、審査にかかわったもの。
誰一人だ。

これがいかにおかしな出来事か、海外のコラムニストにはこの自民党政権や官僚機構、地元会社との
「原発ムラ」と呼ばれる利権が関係ないので発言が許され、掲載される。

日本のマスメディアもいちおは形だけ叫ぶ。しかし、責任追及には及ばない。
安倍政権が原発推進から得るであろう利潤やその情報統制に従う感じなのだろう。

少なくとも民主は原発をやめようとしたし、責任の追及も行おうとした。ダム建設中止や公務員の改善など、
国民が求めたことをしようとした形跡はある。自民が何をしたのだろうか?

私は民主は見事に自民のマスメディア・そして霞ヶ関コントロールにやられたのだとおもっている。
そして、民主の中にもきっと間者がいたのだろう。
なんだか民主を押しているようだがかといって、私は民主の支持者というわけでない。

言いたいのはきちんと見て聞いて感じようということだ。

ドイツではこの福島をみて、原発推進から自然エネルギーへの転換へ舵をきった。
当事者の日本は転換どころか、この失敗をいかに隠ぺいして、再びどうにかして、原発マネーをまわすことばかり
そればかりを考えている。推進しようと逆行している。

推進できないのであれば、40年廃炉でお金を使い、廃炉したので、次は多額の税金補助で新型を建設するのは
目に見えている。だいたい今まで多額の国民の税金で散々補助し、荒稼ぎしてきた電力会社に
なぜ廃炉・新設にまで税金をつぎ込むのか疑問でならない。それが民主主義の企業にすることなのか?

自然エネ・代替えエネを封じ込めてまですることなのか?将来が全くみえていない。
国際社会で競争するなら、原発に代わる技術を磨き、それを売り込むことにこそ、税金をつぎ込むべきでは?

民主時代、STOPを命じられたあの「もんじゅ」が再び、多額の補助金を受け、日の目をみている
ことを踏まえても明らかなのだ。

しかし、あきらめてはいけないとおもう。