母さんが家を出て行ったのは小学校4年生のころでした。

壁から聞こえる小人たちの声もその頃から次第に消えていきました。

カナシバリは頻度は減りましたが時々やってくるので、相変わらず
知っている限りの神様の名前を頭の中で唱えてましたっけ。

カナシバリって、人が傍にいるとかかりにくい気がします。
安心するのか、来にくいのかはわからないけれど、、。