剣山リフト乗り場の傍にある夫婦池でのキャンプ。


早朝、やはり寒い。だが、なんだかんだと何度かは寒さと鹿の足音や鳴き声で


目が覚めたものの熟睡したらしく6時に起床。



コーヒーを沸かし、パンを焼いて食べる。


朝のこれがキャンプで一番好きな時間だ。


来てよかったなぁ~とおもえる。


 


剣山の駐車場までは2.5㎞の登りなのだが、如何せん、ガソリン残量がやばい!!


もう、ENPTYランプが点滅してから50㎞以上は走っている。


しかも回転数は高いが距離は稼げない細道の急な登りを。


 


四国ツーリングで気を付けないことの一つにガソリンスタンドの少なさがある。


特に四国の中央、山岳部ではGSがほぼない。入れたくても入れれないのだ。


剣山スーパー林道に近づくころから入れたい気持ちはあったがスタンドがなければ


いれれない・・ということだ。


 


ゆえに、2.5㎞登って、目的を果たしてからGSを探せばよいと思われるだろうが


一番近くのGSまではGoogle情報では9㎞程と表示されるが、ナビ経由だと


なぜか24㎞とか25分かかるとか、、出ます。


 


平地ならそれでも良いのだが、山岳路なのでその僅か2.5㎞でガス欠になれば、


切なすぎるため、まずは補給にGSへ向かうことに。


 


やはりGSには走っても下っても、まったくたどり着かない・・・情報は正確なのか?と


疑いだすほどに、、できるだけ回転数があがらないよう、走る。


かといって、峠道のくだりなので、エンブレかけなくてはいけないため、あがるんだけど。


 


山を下り切って、小さな村のGSへ到着。満タンいれて、再び剣山駐車場へ戻る。


・・・・ちょっと心が折れかける・・・もう、細い山道はいいよ、、ゲップだよーと。


 


とても意地悪な黒いフルスモークのハイエースに道を阻まれつつ、


(こっちのエンジンとまりそうなくらい遅い上、絶対譲らないし、登りで10㎞近く


これをやられ続けるとバイクは辛いっしょ、エンジンやけるかおもうわ)


なんとか駐車場へ到着かと思いきや、入り口の坂道でハイエース、、時速5㎞くらいまで


落として、停まりだす、、こけそうになりしたわ、、勘弁してほしい。


 


そのくせ、駐車場には入らず、でていくという・・ね。煽ってもいないというか、


走りにくいし危ないので逆に距離開けてましたよ、、私は。



邪魔にならなそうな場所へバイクを置いて、登山の装備はないので、バイク装備で


登山、、というわけにもいかないので、リフトで上の方まで運んでもらうことに。


 


バイクブーツじゃ、山道滑って危ないので。靴が壊れても嫌だし。


リフトは往復で1950円でした。





実は剣山のリフトの終点にも野営場があるのですが、この季節ここでキャンプは


凍える、、、夫婦池より標高が高いし、寒すぎる。



さて、山頂目指して登りますか。



山頂までは最短コースでおよそ1㎞(1000m)

たった1kmとおもうかもしれませんが、平地の1㎞と山の1㎞は全く異なります。


山頂への道は自然石の階段のようなものを補強してつくってあったりするので

そこの平たいバイクブーツは滑りますので要注意です。




















(まだ、半分か、、とくじけかけたりします(笑))



しかも、霧がでていて、濡れています。上の向かうにつれ、霧は小雨になっていきました。

標高も高いのでつかれもはやく、何度か休憩をはさみました。


登山者の叔父さんが声をかけてくれ、「一気に登るとつかれるから、ゆっくりのぼりやー」

こういうのがいいなぁとおもいます。登山者にあまり悪い人はいないきがします。

9割近く、すれ違う時に挨拶しますしね。「おはようございまーす」「こんにちはー」と。



今回の剣山で感じたのは

「山登りが楽しいのは嫁さんと行くからなんだな」


そう思いました。一人だと達成感はあるんですが道行くが辛いだけだった(^^;

嫁様と行くとスローペースで話しながら、お茶しながらだし

きれいな景色も一緒に楽しめる。














とか思ってるまに山頂手前の神社へ到着。


無事ついたことを感謝して、山頂へ参ります。雨が激しくなってきましたが。


 


雑誌やYoutubeでみたあの山嶺の美しい景色はどこにも見当たらず、



九州の大観峰に行った時と同じ、360度霧でした(TT)ちなみに上の写真がその時の写真2008年の5月







コスプレのお姉さんが突然脱ぎだして、頂上でビキニとショートパンツになって、

撮影していました。コスプレは根性なのだな・・と。寒いだろうに。



晴れ間がでるまで少し待とうか・・ともおもいましたが、風上も霧しか見えず、


晴れる気配もないので、下山することに。





しかし、まぁ達成感はありました。やりとげた感?登ってよかったです。疲れたけど。


 


こういう体力を使った日は無理してはいけません。今日はゆっくりすることに。


汗をかいたので温泉に入りたい。道の駅 土佐さめうら のレジの奥様に


「この近くに温泉はありますか?」









そう聞くと、モンベルの温泉施設があることを聞いて、やってきました。

モンベル 本山


学生がたくさんいて、温泉は満員状態。近くの吉野川でカヌーの教室をやってる

みたいでその汚れをここで落とすようです。


少し時間があるそうなので、店員さんに

「近くにキャンプ場はありますか?」


そう聞くと、本当のすぐそば、歩いていける距離にあることを教えてもらえる。

しかも、無料!!!やった♪




車はこの公園の駐車場へ停めれますが、バイクは朝おきたら、無くなってしまいそうな

雰囲気がプンプンするので、河原の近くまで下りました。







幸い、自分しかキャンパーはいないようなので、目立たず邪魔にならない端っこへ駐車。

見える範囲にテント設営し、時間をつぶしました。


吉野川では学生がカヤック講習を楽しそうに受けていました。

自分もいつか嫁ときてやってみたいなあと思いました。










吉野川はとても美しい澄んだ川でした。四国の川は本当にどこも美しいですよね。


モンベルの温泉は少しぬるめできれいですが普通な感じ。

ボディシャンプーが良い香りでした。550円です。





平地は暖かくTシャツで河原へ移動し、テントの場所を川石のほうへ移動させました。


最初の場所は太陽があたらなかったし、地面が湿っていて、虫がきそうなので。



夕飯は道の駅で買った赤肉ハンバーグを焼いて、田舎豆腐も焼いてたべました。


愛媛ミカンをデザートに。超おいしかった!ハンバーグ。


 


18時をまわったころ、暗闇の中、じゃりじゃりと足音が・・。


ソロキャンパーさんがおひとりきたようでした。


 


この度、唯一の自分以外のキャンパーさんをみました☆彡


静かに過ごす方で良かったです(^^)この日は登山で疲れたのか熟睡しました。


 


走行距離 140㎞