前日の夕食の支度中も雨がぽつぽつ降ったりやんだりしていたのですが、夜になると

やむことなく降るようになり、雨音を聞きながら寝ることになった。


朝、6時過ぎに起床し、雨もやんでいたので朝食のカフェオレとクロワッサンを用意していると

また雨がぱらつく。これくらいならと、外で準備を続けると激しくなる・・・

テントに戻ろうとすると小降りになるという、、結局、少し濡れながらでも外で食べるほうが

開放感があって、旨いのでテントには戻らず完食。


やはり野外で飲むいれたての朝のカフェオレは美味しいのだった。


撤収の準備をしている間も降ったりやんだりが続き、合羽を着て作業をした。朝から汗をかいてしまった。

とりあえずパッキングが終わったので、バイクに積載する前に前の道路へ移動させようとしたところ・・・


ブォォォン!!!!朝のキャンプ場にマフラー音がこだました。(本当に申し訳ございません。)


NINJAよ、、、まだ眠かったのかい?そんなに横になるなんて・・・


ああ、、ツーリングでこの子では初めての立ちごけです。

原因はこれです。


雨で土が緩んでいた上に芝が濡れてもいたところに重くトルクのあるものが乗ったので

低速でも思いっきり滑ったのでした。


バイクを見ると不思議なことにタイヤが前後とも地面に接地していません。

・・・・浮いている・・・・エンジンガードで・・・・。


早く起こさないと!!!と踏ん張るも、、地面が滑って力が入らない上に、圧力をかけると

バイクが濡れた地面を横に動いてしまって、全く起こせない!!!!


起こせない・・・。

「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、」

いや、どこにも逃げれないし・・・朝、7時前、、、どうしたものかと考えていると天の声が!


「兄ちゃん、トイレはどこかいのぉ?」

クルマで早朝にやって来たらしい60位の女性が声をかけてきた。焦ってはいたが丁寧に場所を教えた後

事情を説明すると「車で数人で来ているから聞いてみ?」ということになり、

同じくやって来た60位の男性に助けを求めると、快く引き受けてくれた。


その方、すごく力もちだった。一人で車体を半分くらい起こしてしまわれました。

(おれって、力ねぇ~~~・・・情けねぇ~~~~、心の中で響いたとさ)


なんとかスタンドをかけ、復帰。お礼を言って、天気のお話と雨が降りやすい場所らしいことを話した。

慎重に道路まで移動し、キャンプバッグを載せて、ゴミを分別して捨てて完了。


2日目 ツーリングルート


※画像クリックで詳細なルートが見れます。(たぶん)

 

出発できた。本当に感謝しかない。後、筋トレしよう・・と誓った。R157勝山街道を北上し福井県に向かう。

白山を通る白山街道はとても快適で素晴らしかった。こちらでは中々見ることが出来ない深い渓谷と高い山の間の

ダイナミックな景観の中を駆け抜ける。


本当は白川郷へ行きたかったのだけれど、西側からは白山スーパー林道が二輪通行禁止で行けないのだった。


そろそろ休憩の時間だったので道の駅「しらやまさん」で休憩。大阪から昔引っ越してきたという引退した

おじさまと20分くらい雑談し、休憩も完了。


そこから能登への道は金沢市内を横切るので少し都会を通り抜ける。やっぱバイクに都会は向かないな‥と思う。

R157からR8へ合流し、R159から無料の能登道路まで抜ける。

そこまでいけば、バイクでも砂浜を走れる「なぎさドライブウェイ」までもうすぐだ。


今浜ICで降りて、ついに到着。天気も快晴!


少し緊張しつつも、砂浜へバイクを走らせる。しばらくいくと撮影できそうなポイントがあったので

キャンプバッグに載せておいた木切れを足元へ落とし、その上にスタンドをかける。

直接スタンドを立てると倒れるのでそういったものはお忘れなきように。












後で写真を見ておもったのだけど、歳をとった白髪のおじさんが緑のバイクと映ってる・・・嫁に笑われましたw

自己満足でOKさね( *´艸`)


さて、休憩も済んだので砂浜を走っていると・・斜めに停車した車が道を塞いだ。

それ系のYoutuberの方がココで砂浜の上を走ってこけるのをネタにしてるのを見たことがありますが

※注:なぎさドライブウェイでバイクが走れるのは濡れている砂浜の上だけです。

   乾いている砂浜は普通の砂浜と一緒でとても危険です。


塗れている部分を全てその若いカップルの車が占領し、もう海の方を走るか、乾いた砂浜を走るしか

道が無くなり、自分は乾いているほうを選択し、倒れそうになりながらなんとかその車をパスすると

ちょうど同年代のアドベンチャーに乗っている方が反対方向からきて、カップルに注意する場面と遭遇。

自分は相槌しか打ちませんでしたが先に車から降りていた彼女はとてもバツが悪そうで・・彼氏点数落ち↓残念


インスタ映えより、みんなの安全を考えようね(孔子


そこからはまた道を塞がれるとやっかいなので、最後まで行かずに途中でもう通常路へ戻りました。

楽しかったけどね、スリルもあって(^^;


そこからは能登道路は通らずに、R249経由で北上します。海沿いとかワィンディングを走りたいので。


ちょっとブドウソフトに目がくらんで休憩。美味しかった。


志賀原子力発電所の手前でR36へ入り、再び海沿いへ。発電所に停車している車の台数をみて

この地方の雇用なんだなぁ、、というか、、これがないとどうにもならないようにしたんだろうなぁ・・と妄想。





能登金剛


機具岩


夫婦岩で休憩。人がいなくて、バイクも停めれるスペースもあり、Good


昼ごはんは今朝のクロワッサン。8個くらい入ってて、朝2個食べても余りまくるので・・・。


再びR249で北上し、浦上でR38北西の海沿いへ進む。途中まではR38はいまいちだけど、

海まで行くととても良いデス!!!このコースはお勧めです。写真ではあまり伝わりませんが実際見ると

もっとよいですので。


男女滝

ここで自分の失敗に冷や汗がでる事態に!!


キャンプバッグの補助固定に使っていた紐がはずれて、リアタイヤに絡まる寸前の状態で

ずっと走っていたらしい。下手したら死んでたと思います。神様に幸運を感謝。


男女滝はなんかほんわかします。あの滝滑れたら楽しいのになぁ~とすっごく思いました。

九州には規模はもう少し大きいですが滑れる滝があったので。






そして快適な海沿いをはしり、本日のキャンプ地である[袖ヶ浜キャンプ場]へ到着


が、しかし!!!

入り口には大きく「閉鎖中」の看板がぶら下がっていた。・・・・・またか・・・・と思っていると

その場にライダーが3人いたのですが挨拶するとそのうちの一人が情報を教えてくださいました。


どうやらキャンプOKらしいです( *´艸`)


本日は海辺で独りキャンプ。丹後半島を思い出します。ライダーさんたちは帰ってしまったので。

さて、夕食の準備するか。今日は途中のスーパーでステーキとサラダ菜買ったんだよね。


日暮れ前に料理をし、いただく。肉はちょっと臭かった。500円だったしね、塩コショウではだめだったか。

焼き肉のたれもってくればよかったwサラダ菜で巻いて食べれば気にならないのでまぁOKでしょう。

今日は昨日よりお米もうまくたけて、お腹が満腹。


学生たちが砂浜でダッシュしていたり、犬の散歩コースらしく、車で犬を連れてきて、

海岸を散歩させる様子をほっこりながめつつ、食後のカフェオレを沸かしながら情景を楽しむのも一興。


夜は星がとても綺麗でした。波の音を聞きながらおやすみなさい。


走行距離 2日目 約250km 累計 580km

キャンプ場料金 無料 ※ こちらのキャンプ場は超お勧めです。