欠陥住宅DIY <第八夜> 浴室床下スタイロフォーム張り [DIY]
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浴室床下の床面へのスタイロフォーム貼り
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浴室に関してはこの床面へのスタイロフォーム貼りで終了にしたいと考えています。
(気になるのは窓からの冷気ですが他を終えた後にDIYする予定)
実際、DIYの効果は今でも実感出来るほどにでています。
いつも寒かったお風呂の洗い場が温かいです。以前より浴槽自体も冷めにくくなっていると思います。
床下の浴室直下への人通口はスタイルフォームを切り抜いて、仮のものを付けています。
ココが開いていると寒くなるため。これも今回正式版を作ってはめる予定です。
毎度のごとく、事前に床下の寸法を採寸して、設計図を描き、床面を20分割ほどした
スタイロフォームをカットしておきました。切らないと人通口を通らないので。
浴槽が載る前なら、立って作業できるスペースがあるので楽なはずの作業も
狭い床下スペースでは重労働です。
一番の問題は床が平面だけではなく、そこかしこにユニットバスを支える足や、
温水ホースや水道ホースなどの止め金具があり、その部分をカットしなければ
スタイロフォームがはまらない事です。
寝転んだ状態でカッターでスタイロフォームを切るのが神経をすり減らします。
おまけに一番大きな板を切るのを忘れて、少し混乱してしまい、
設計と逆にスタイロフォームを並べてしまい、カットする箇所を自分で増やしてしまうという
馬鹿っぷり。
ある程度作業したのですが、集中力が落ち、再び手を切りそうなので、
今回は安全対策として、途中撤退しました。
床下を脱出した後、切り損ねた分と人通口の採寸を段ボールを使い、もう一度したので、
正規版を作るためのパーツを切り出しました。
配管が邪魔なので、上下2つに分割してつけるタイプのものを制作します。
2枚のスタイロフォームを切り出して、2つを合体させて厚みをだし、頑丈にしました。
それを2分割したのですが、水平が上手く出せずに合わさりが悪い。削れば削るほど悪化している気も。
最後は隙間テープを貼って、誤魔化すことに。
はめ込んだら、養生テープで合わせ目を塞ぐ予定なので、まぁ、いけるでしょう。
休憩中に床上を見上げるとみえた、以前ユニットバスの床裏に貼った綺麗に並んだ、スタイロフォームをみて、
「がんばったな、、自分」と自分を褒めてあげました。
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欠陥住宅DIY <第七夜> (続) インターフォンからの風を無くす [地元工務店建築] [DIY]
前回の記事の最後で過去の今よりも知識のない時代にDIY修繕した
・パワーボードに開けられポストで隠ぺいされていた10㎝四方の穴
(インターフォン移設時に工務店が隠ぺい)
詳しい事は前回の記事を見て頂ければ。
その際の未熟すぎる修繕をやり直したいという想いが抑えられず、
今回、再修繕することにしました。
外壁側は色合わせも大変なので、玄関の内側から修理を行います。
メジャーやら目測やらでだいたいの位置を確認。
・据え置き型の靴箱の扉の裏側がその位置にあたることがわかりました。
これはある意味ラッキーでした。
理由としては玄関の見えている石膏ボードを切らなければいけないとおもっていたのですが
そうなると壁紙も張り替えなければならないので、面倒ですし、綺麗に出来るとは限りません。
・靴箱の中なら、結構適当に塞いでも普段見えないので大丈夫!
そういうわけで、穴あけ開始です。
<修繕開始>
場所は玄関の角から40-50㎝の位置に穴があるはず。
修繕の目的は3点
・修理した穴の裏側の確認。通気漏れなどが無いか。
・破れたシートやグラスウールの修理、補充
・不要なインターフォンの配線の処理
どうやって靴箱に穴を開けるか?
これが問題です。出来れば楽に、、、そして綺麗に開けたい。
リューターやマルチツールがあれば簡単そうなのですが両方持っておりません。欲しいですが!!
仕方ないので丸のこで切れるとこまで切る事に。刃を出しすぎると危険なので出刃を少なくし薄く切ります。
丸のこが入らない場所はルーターで切ったのですが焦げ臭いので火災になると危険なため、使用中止。
当初は靴箱の裏のベニヤのそのまた裏に分厚いボードが出てくると思わなかったため、
(石膏ボードが出ると考えていました。)本来は大きく開けて断熱材を入れようと思っていましたが
2枚に分かれているボードをみて、強度やその後の養生を考慮。小さく穴を開けて様子を見る事に。
小さく開けるには場所が狭いので丸のこはいれずらく、先日購入したOLFAのノコでちびちび切りました。
靴箱の薄い黒いベニヤ板→段ボールボード?(2枚くっついている)+木板 と2段階ありました。
写真に見えている木部を切り取り、開けてみるとグラスウールもちゃんとあって、正常な状態でした。
「え?場所を間違えたのか??」
あけた穴から手をつっこんでグラスウールの裏を探ると10㎝程ドア側に配線を発見。
その近くのグラスウールの袋が破れているのも発見。
10㎝目測を誤ったらしいですが、見つかってよかったし、リカバー範囲でほっとしました。
グラスウールの袋の状態をみたいし、補充するにも狭いとやりにくいため、少し大きめに切りたい。
丸のこで切ると木がはじけることがあるので、先にマスキングしておきます。
切った後は手ノコで切ります。刃を入れれる場所があると楽なのですが
後ろにインターフォンの配線や断熱材があって、切断すると嫌なので、薄く刃を入れます。
丸のこの方も刃の出を短くして切っております。
問題の箇所が現れました。
忘れていましたが過去の自分は断熱材をもっていなかったので、スポンジやビニールの緩衝材を
穴に突っ込んで断熱しようとしたらしく、そういったものが出てきました。
隙間だらけで今考えるとあまり効果はないのですが。その時の自分のベストだったのでしょう。
塞いだ穴の状態はとても綺麗で自分で言うのもなんですがうまくふさがっておりました。
念のために、丸く失った木部には形に合わせ加工したスタイロフォームをはめ込み、シリコンシーラントで
接合部を上塗りして、気密テープ処理しました。
次はインターフォンの配線です。
後の事を考え、外壁へ少し出しておいた分は引っ張ると抜けてきたので
信号線と電源コードを配線処理し、念のため、絶縁テープで補完巻きしておきました。
グラスウールの袋を突き破って、結線されていたので袋から出しておきます。
配線を抜いた穴は
外壁へつながっているので、同様にシーラントで塞ぎ、気密テープ処理。
次はグラスウールの袋を修繕。
湿気を抜く側(外壁側)はビニール袋に小さな穴を開けたものを気密テープで貼りつけました。
室内側は千切りとられた分のグラスウールを少し多めに補充し、
気密テープで密封し処理完了。
ココからは復元作業。
切り取った部位を木工ボンドと気密テープで結合していくだけです。
強度が落ちるほどのカットはしていないので、大丈夫でしょう。木柱は切っていないですし。
元々が黒いベニヤ板だったので、黒い気密テープで塞ぐとあまり目立ちません。
破損部位だけではなく、もっと全体を覆えば綺麗になるのですが、
見えない場所なので妥協。
面倒ですし・・深夜0時半ですし、、現在。
というわけで、気になっていた箇所を確認、修繕出来て、満足しました。
残しておくとストレスになりますからね・・気掛かりで。
ただ今回感じたのは玄関周りを施工した大工はちゃんとしてたんだという事。
仕事が綺麗でした。インターフォンを移設した人間がダメだっただけのようです。
どんな仕事も最後は人間性だなーとおもった今日この頃。
欠陥住宅DIY <第六夜> インターフォンからの風を無くす [地元工務店建築] [DIY]
インターフォンの画面の取り付け口から風が吹いてくる。
コンセントの差し込む口から風が吹いている。
など、経験されて、困っている方はいるのではないでしょうか?
<過去禄>
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我が家の場合、購入時、インターフォンの外側が玄関から数mも離れた位置に設置してあり
訪問者はそんな位置にあった場合、気付かないんじゃないか?と考えて、
玄関に近い位置へ移設をおねがいしました。
するとどうなったのかというと・・。
100㎜x100㎜の大穴をパワーボード(外壁)にあけられたうえ、断熱材は引き裂かれたまま
それを隠すために不自然にその上に壁設置型のポストをボンドでつけて隠ぺいしていました。
発覚した原因は門が無いので玄関から、コタローが飛び出すといけないため
ゲートを発注した際、設置にポストが邪魔だったので、取り外した時でした。
もちろん、工務店に連絡しました。回答は・・
「この、クレーマーが!」となぜか逆切れ。
最後は工務店社長に「訴えるのなら、訴えてみたらええ」と言われ、電話を切られました。
もちろん泣き寝入りせずに購入時に「保険があるから安心です」と言って、この工務店に言われ入った保険会社
へ連絡すると・・・
「弁済や保証などはしておりません。何が出来るかと言えば、裁判の際に証拠を元に協力する事です」
保険の意味はほぼありませんでした。新築購入の際は何度も確認をすることをお勧めします。
理由は裁判をすると弁護費用がかかります。数十万~期間によっては更に。
しかも弁護費用は裁判では返ってきません。ゆえに工務店の社長は強気だったのです。
裁判費用より自身で修理した方が安くつくので訴えづらい。
負けたからと民事なので治さなくても逮捕されない。警察とはそういうモノです。
結局は泣き寝入りするしかありませんでした。
この時は気密の知識がなかったので、壁を自分で埋めただけでした。
今見ると、防湿シート?も破かれているし、断熱材も丸ごとなくなっている。
外板も穴が開いたまま。画面右に向かって、断熱材が更に抉られていました。
これの処理をこの時していませんでした。かといって、もう閉じてしまったので、どうにもできず・・。
無理に開ける事は出来ますが、壁の色が合わせられないですよねー、、色合わせ難しいんです。
今だと玄関内側から修理となりますが設置型の下駄箱の裏なので、それを外すのは勇気がいりますし
壁紙も貼りなおさなくてなりません。思い出してしまったのでうずうずしておりますが(^^;
・・・これが地方工務店です。中学生くらいの子に頼んでやってもらったのか?とおもう施工ですよね。
家への愛情など、1㎜も感じられません。他業者に見積もりを出すとボード事交換になるため約100万程と。
そういったわけで、風が吹き込みます。そりゃ吹き込まないほうがオカシイ。
**************************************家の中へ
室内のこの場所には床暖房のコントローラとインターフォンのモニタがありましたが
もう両方使わないので外してしまいます。実はインターフォン自体はずいぶん前に
無線式のものに交換したので(前設置Panaのはノイズが入り壊れました)動いてはいません。
アイホンを付けています。配線不要の無線&電池+バッテリー式なので、室内外のインターフォンの配線は
もう不要になります。電池も1年以上というか数年交換していませんが通常運用出来ています。
有名なメーカーだけあり、その点は安心です。
ただ、この時はスマフォ連動の商品も高価で少なかったので選択肢に入らなかったのですが
今なら
中華製ですが半額位でスマフォ連動のものがあるのでこういった商品を買っていたと思います。
というか買い替えようか悩んでおります。
<作業開始>
ブレーカーを落として作業しております。
配線を2本x2通すのにこの大穴はいらないと思うんですけど・・・ね。とりあえず防電処理を簡単に。
石膏ボードを外してしまいます。もう使わないので割れても大丈夫ですが丁寧に。
・・とおもいましたが裏側でネジ止めされているらしく、手ごわいため、半分に割って外しました。
当然ですが、断熱材など入っておりません。大きな字で大工か電工職人もどきの覚書が残っていますね・・。
断熱材を適度な大きさに切りとり、枠に収めました。配線はきちんと処理して、下側の木版の裏の
石膏ボードの空洞へ納めました。
合板を丸のこでサイズに合わせてカット。はめ込みます。
事前に色を塗ってはめれば楽だったのですが、がっちり仮入れしていたら、抜けなくなったので・・。
マスキングして色を塗ります。これは過去にDIYした洗面所入り口ドアと同じ色の塗料です。
DIYで洗面所への明るい引き戸を自作する (リンク)
DIYで洗面所への明るい引き戸を自作する (リンク)
この後、3度目の塗りをして、完成。いい感じになりました。シリコンシーラントを4辺へ入れて隙間を
埋めます。シーラントも似たグレーなので目立ちません。
壁を凹ませてつくる飾り棚は要注意ですね。きちんと断熱材が入っているか?
確認した方がよさそうです。
もう1か所の飾り棚も作業するか嫁様に聞くと、衣服をかけるハンガーをつけているので、
しばらく大丈夫ということで、そこは服で下地の色も見えないし、ふさがっているため、
風も吹きこんでいないし、余裕が出来たら修繕することにしました。断熱材は入れたいですから。
今回は骨休め DIYリフォームでした。
■APPENDIX■
きっと下駄箱の裏を近いうちに切り抜いて、開けているとおもいます・・。
欠陥住宅DIY <第五夜> 玄関下を気密加工はじめ [地元工務店建築] [DIY]
床断熱と基礎断熱の違いを御存じでしょうか?
・床断熱 住宅の床面で「断熱層」をつくり、住宅の断熱を担保する
・基礎断熱 断熱層を基礎面でつくり、住宅の断熱を担保する
文書だとわかりずらいので、図解で。
オレンジの部分が断熱材が入るところです。
基本的に
・床断熱の方が工事も簡単で工期もはやく、コストも安いです。ゆえにローコスト住宅に広く使われています。
我が家は図のように屋根側には断熱材は見えません。2F天井裏の石膏ボード上にはありますが。
もしかして見えないだけなのかもしれませんが、暑さ寒さを考えると無いと考えるのが妥当かと思います。
・基礎断熱は基礎(床下のコンクリート部分)から断熱材をはり、家全体を囲う形になる断熱方法です。
施行には手間もコストもかかります。
どちらにしろ、気密をしっかりとって、断熱性能のよい断熱材を隙間なく使えば、基本的には室内は暖かい。
ただ、ローコスト住宅はそれにかかわる工務店や日雇いも意識が低い場合が多いのが実際。
「建ちさえすれば素人にはわからないだろう。安く済むし、さっさと終わって次の現場でも稼ごう。」
残念ながらそういった業者が目立ちます。中にはもちろん誠実な工務店さんもいらっしゃいますが。
床断熱の場合、浴室と玄関は気密パッキンを使わなければなりません。
両者は室内ではなく、外として扱われるので、気密をとらなければ冷えすぎたり、暑すぎたりします。
設計士さんはその当たりはわかっているので、図面上は気密パッキンと通気パッキンをわけていても
現場の職人への指示がいきわたっていないと、そこに大量にある通気パッキンで全て施工し終えてしまう。
楽で考えなくてよいから。
そんな事が時折?発生するそうです。これは家の外からでもわかるので見てみる事をお勧めします。
通気パッキン 横並びに通気穴が空いているのがわかります。
気密パッキン 穴がありません。風は通らない設計です。外からでも目で見て違いがわかる?
仕様によっては通気でOK?なんてこともあるかもしれませんし・・。
例にもれず、我が家は全てのパッキンが通気パッキンといい、家の外周の基礎の上へ施工されています。
風通しが玄関も浴室も洗面も良すぎて、寒くてたまりません。ヒートショックを呼んでいるとしか思えないほど。
ゆえに当ブログの第3夜あたりから、床下や浴室まわりの改修をDIYで行っているのが悲しい現実です。
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今回は必要な箇所の通気パッキンを気密仕様にします。
かといって、「通気パッキンを取り外す」なんてことは不可能です。上に壁が載ってますから。
対策として無数に開いた通気孔を塞ぐというわけです。
入りたくない床下へ入ります。今回はちょっとだけ入るというコンセプトなので、気持ちは楽でした。(肘とひざが痛いので)
玄関に面しているのは3か所 浴室・洗面所・階段横の廊下
浴室部分はすでに発泡ウレタンで塞いでいるのでOKとして、
今回は洗面所と廊下の玄関側のみを処理していきます。
<廊下側>
こちらは外壁に面していない場所なのでパッキンはありません。
発泡ウレタンで塞げば楽なのですが、あとが汚くなるので、考えた結果、
スタイロフォームを切って、隙間に差し込むことにしました。
幅と長さを計測してカットします。
端材も有効利用します。多めにカット。
床下でも長さを合わせて、隙間が生じない様にカットしてはめ込みました。
<床下の玄関側> 建屋内側の基礎なのでパッキンはありませんが玄関を気密にするために通気を塞ぎます。
真っ黒な空洞の部分をまずは塞ぎます。
ここで、床下のスタイロフォームに隙間がたくさんあるのに辟易します。
この隙間もスタイロフォームの切れ端で埋めてしまいます。(こういうのが家の床下全てにあります)
今回の目的、スタイロフォームで空洞を埋めて、黒い気密テープで二重処理しています。
隙間の大きさに合わせて、きつめに切り取り、差し込んでいきます。(空洞へスタイロフォームをはめ込む
作業途中の写真を撮影してませんでした。)
同様に洗面所の玄関に面する側も気密処理し、空洞を塞ぎました。
後は家の外側から玄関まわりの通気パッキンを気密にするだけです。これは後日。
浴室回りもおまけでしようかと考えているので気密テープの補充分を発注しております。
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外回り
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玄関下の通気パッキンを塞ごうと思っても、床下側からは玄関下へアクセスできないため、
家の外から塞ぐことにしました。
今回の作業箇所です。
グリーンに着色した範囲に気密テープを貼ります。
ピンクの着色はすでに通気パッキンと基礎の空洞を発泡ウレタンなどで先日、埋めて気密をとった箇所です。
玄関横の下のコンクリートの上側 グレーのひさし内側に通気パッキンがあります。
通気パッキン 手を当てると涼しい風が流れています。
お願いだから、きちんと気密パッキンで施工してほしいものです。
アルミテープで塞ぐ作業中。ひさしの下なので見にくい上に手が窪んでいて入りずらい。
この後、覗き込んで追い貼りしました。
玄関にはL字に通気パッキンが入っているので、別の面も同様に行います。
ぺたぺたとアルミテープを半分のサイズに切って、貼り付けました。
サイズを計って、25㎜幅に切り貼りつけたのですが突起やコンクリートの打ちそこないがあって、
隙間ができてしまうので、再確認後、50㎜の気密テープで開いた場所は追い貼りしました。
通気パッキンは浴室側につながるのですがそちらの方は床下から発泡ウレタンで塞いであるので
外側からテープを貼る事はやめておきました。
テープ処理は完了。
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おまけ
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加工したスタイロフォームが余ったので、リビング下の断熱材の隙間へ気持ち程度ですが埋めておきました。
これも発泡ウレタンでもよいのですが綺麗な方が良いし。気密さえとれればOKなので。
リビングの端っこに位置する場所には1㎝程度の隙間がリビングの横幅分あります。
埋めても埋めてもまだまだ続きます。加工した分がなくなったのでこれも後日します。
肘とひざが良くなったらですが。
欠陥住宅DIY <第四点五夜> 1F天井上の気密を計画案 [地元工務店建築] [DIY]
DIYを始める前に大事なのは計画だと思います。
考えなしに始めると作ったものを壊したり、無駄になったり、
余計に状況を悪化させることになるので。
ましてや住居ですから、「まぁ、いいや」が中々に難しい。
浴室の気密を開始して、しばらく、完成はしていませんが
始める前よりはましになったかな?と思った頃、嫁様が ※ 写真は作業途中で断熱材は床下から引っ張り調整)
「お風呂が暖かくなったから、洗面所の寒さが・・」
まさにヒートショックを誘発する家ですがDIYの効果は確実に出ています。
ただ浴室の天井裏をみて悩んでいます。本来は浴室は外と考えるので気密状態のはずなのですが
我が家は北から南まで天井裏がつながっており、空気の抜けが良い状態です。
浴室上から見える洗面所の上の写真 右側が玄関の上です。
このふきっ晒しの空間にココだけなぜか天井に断熱材がスカスカな感じで敷かれていました。
寒すぎたからでしょうか?気密が全くとれていないので効果が無いのだと思います、今の寒さだと。
浴室は独立したつくりではないのです。これが普通だとは思いませんが
よそのお宅を知らないのでどうしたものか?と考えています。
そこで3つのプランを考えました。※ 下図のテキストと同色のラインに壁を作る案です。
A案: 浴室の上だけを完全に独立させて、個室状態にし、いわゆる木版を打って、気密を完成させる
B案: 寒い洗面所との間には壁を作らず、洗面所と階段スペースの間に壁を作り、
浴室と洗面所の2つを1つと考えて、木版と断熱材で気密を兼ねた個室にする。
C案: 玄関もとても寒く、浴室と同じく、外として考えるスペースなので
浴室、洗面所、玄関を1部屋と考えて、階段廊下スペースの間に天井裏に壁を作り断熱する。
これには問題があり、浴室上のスペースから玄関や洗面所へ行くために体を抜けさせるスペースが
限りなく狭く、横に走る間を抜けなければ目的地へ行けない事。材料の搬入も基本一人なので
俗世に戻るのが大変、体は通るのか問題。
玄関や洗面所の天井のホワイトボードを開ければ、天井へアクセスが容易になるので簡単なのですが、
後が面倒なので、出来れば回避したい。剥がしたり、きったりしたら、後で修繕するのは自分だから。
費用もかかりますし。
最大の問題はこの処理が正しいのか?ということなんです。
YoutubeやWebをみて、学習した結果なのですが、建物によって、状況は変わるわけですし、
浅はかな結果にならないか?あとで天井が腐ったり、カビが生えたりしないか?なんて考えるわけです。
Youtubeへ動画をあげて、知識のある方に教えてもらえないか?などと最近では
考えてしまいます。そんな都合の良い事は起こらないのですが。
方向性が決まらなければ、材料の仕入れも出来なければ、出来る作業も限られますし。
悩めるお年頃です。
出来る事からやっていきますが、、、知識が欲しいです。
****深夜作業****
欠陥住宅DIY <第四夜> 2階天井裏断熱補修 [地元工務店建築] [DIY]
天井の断熱材を補充し、気密欠損を緩和し、屋根の隙間を塞ぐ
前回予告の続きです。
ロフトの壁面へ天井(壁面)点検口を設置しおえたので、2階天井裏の点検に入ります。
Youtubeなどの欠陥住宅によくある事が残念ながら必ずといっていいほどあります。
天井断熱でのあるあるは柱部分や階下への配線のある個所に断熱材が浮いている、
またはそこに大きな隙間がある事。
我が家も例外ではありませんでした。それに加え、グラスウールの長さが足りず、
浴室と同じように壁面のへりまで到達せず、隙間が4㎝程度開いている状態でした。
これでは断熱効果が激減します。
悪い事ばかりではなく、我が家は川沿いの少し高い場所にあるため、谷を抜ける風といえば
わかりやすいとおもうのですが風通しがとてもよいため、カビなどは発生していませんでした。
見える範囲では雨漏りもないようです。(後述しますが我が家はロフトが真ん中にある形状なため
1つの点検口からではロフトが邪魔になり、反対側へ行けず家の半分以上が見えません。)
天井裏へはいって、石膏ボードを踏み抜かない様に3歩歩くとおかしなものを発見します。
千切れた合板です。形状から、天井換気の穴を作る際に切り損ねたものが捨てられていました。
こんな穴さえ、まともに開けれないとは・・きっとこの合板の裏は裂けているんだろうなと
悲しくなりました。
不思議なことに通常見えるはずのものが見えないのが我が家。
正常な施工であれば、壁面の防湿シートが屋根裏まで上がってきているはずなのですが
どれだけ探しても見当たりません。
予定ではその直下へグラスウールの袋の先をタッカーでつけ、気密テープで塞ぎ、
外気が階下へいかないようにするはずだったのですが。
見えないものは仕方ないので(きっとこの天井の下位にあるんだろうと信じるしかない・・)
天井の梁へグラスウールの袋をタッカーで留めていきます。3㎝~5㎝くらい被せる感じで。
そうするとただでさえ壁に届かない短いグラスウールの袋が更に足りなくなりますが
それは先日買った新しいグラスウールを追加することでクリアできるはず。
狭い隙間に体を入れて、天井を踏み抜かない様にタッカー作業。梁の下にもグラスウールを入れます。
今見えるのは嫁様の部屋の天井だけです。家の作り上。嫁様の部屋だけこの冬は暖かくなります。
尽くす旦那ココにあり(なんつって)
再び違和感。
なぜか屋根と梁に合わせ目から光が差し込んでいます。
・・・・。屋根と壁面の合わせ目が密閉されていませんでした。
これは大工の腕が悪いのか養生していないのかわかりません。正常なのかもわかりません。
自分的には「これはダメなんじゃないだろうか?台風などの時に風が屋根をおしあげてしまうのでは?」
そうおもったので、簡易的ですがシーリング材で埋めておくことに。
グラスウール同士の隙間もくっつけて埋めるため、グラスウールが足りなくなりました。
梁と柱や電源の配線の隙間はグラスウールに切れ込みをいれて、柱を通し
ハサミで切ります。
こんな風に柱の大きさ分カットし、グラスウールの間に柱を入れます。
隙間にグラスウールの端材を詰め込み、気密テープで塞ぎます。
こうすることで断熱欠損が緩和されるはずです。
結局、嫁様の部屋のグラスウールを全て整理、補修作業を終えると
幅430ミリ×長さ2740ミリのグラスウールが3枚程足りなくなりました。
幅430ミリ×長さ2740ミリのグラスウールが3枚程足りなくなりました。
それくらい隙間があったということです。
後、気付いたことなんですが、グラスウールの厚みが私が購入したモノより
最初から敷き詰められていたものの方が半分くらい薄いんです。
多分これじゃないかなと思います。※近所のホームセンターでは@zonの価格の3~4分の1程度です。
私のは厚み100㎜なんですが最初からあったものは50㎜くらいしかなく、軽い。
そんなことあるんですかね?グラスウールはそれほど高いものではありません。
14枚で5千円ほどでしたし。それともこれは経年劣化でグラスウールが痩せた?という事なのでしょうか。
実際、最初から敷いてあるグラスウールの袋は触れただけで裂けてしまうほど、劣化してましたし。
電源のライトを優しく置いたらその場所が裂けてしまうくらいです。
全部敷きなおそうか?とおもいましたが今後、現在あるグラスウールの上に追加でのせて
断熱材の厚みを出す方法もあるので、この冬の感じで考えます。追加するのは袋を破いて載せるだけ
なので簡単ですので。
長さが足りない場所は購入したグラスウールをカッターやハサミで適度な大きさに切り取り
天井へ足していきました。ついでに断熱材が足りず木部がむき出しになっている場所や
屋根と軒の間の隙間もコーキング剤で埋めておきました。(グレーに見えるものがそれです)
(光って見えるのはライトが金属ステーに反射しています)
薄い場所にも追加しました。
屋根の形状が変わっているのでロフトの上下の状況はもちろん見ることが出来ません。
見ようと思えば私の部屋がロフトの真下ですので天井を剥がすしかなく、それはしたくありませんし。
壁紙を貼りなおすの面倒ですし、それ以前に石膏ボードを割ってしまう可能性が否めません。
そして、ロフトの先、私の部屋の横の廊下の上や私の部屋の一部の断熱材を触わるには
5歳児がなんとか抜けれるかな?くらいの隙間を入らなければ行けそうもなく、
54歳のじじいが入ることは不可能でした。うーん、欲求不満です。
8畳ある寒い息子の部屋がその先にあるのでそこにももちろんたどり着くことが出来ません。
2階にある3部屋+ロフトのうち2部屋とロフトが見れないという残念な結果に。
これを解決するには天井点検口をもう1つ追加する必要があります。
後、全てを見ようとすると私の部屋と2階の廊下の天井を剥がすしかない。
点検口自体は高いものではないのですが手間と後の養生が・・なんと面倒な設計・・。
床下を仕上げてからこのことは考える事にしました。床下嫌だ病が再発するかもしれませんし(笑
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おまけ
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壁面点検口の入り口を開けた先のグラスウールを少し改良し
木枠付けてその中にグラスウールを固定。持ち手もつけて、外しやすく、はめやすく
断熱もしっかりできるように改良しました。
<注意>
鋭い釘が飛び出したままの場所もあるので天井ではお気をつけてください。
せめて曲げといてほしかったです。
天井点検口を壁用にサイズ加工し、取り付けするDIY [DIY]
もう床下は嫌だ~~!!病にかかりまして・・
というのは冗談でもないのですが、ほふく前進の後遺症、肘とひざの痣と傷が治りませんので
他の場所をDIYすることに。
天井からの冷気も気になるのですが我が家には天井点検口などというものは存在しません。
ローコスト住宅ですし、粗悪な地方工務店ですから、当然と言えば当然。
そこで天井点検口をつくり、屋根裏をチェックすることにしました。
ただ、我が家はロフトがあるので、入りやすさを考えるとロフトの壁を抜いて
天井へ入る方が楽ですし、普段は倉庫にしているので、その入り口も見えません。
@zonで45㎝x45㎝の点検口を購入。30㎝x30㎝・・・はさすがに体が入らないかなと。
ロフトに上がり、壁に針を刺して、柱の位置を確認すると柱の間隔が38㎝であることがわかりました。
出来れば柱を切りたくない。
後々の点検口の取り付けも楽ですし。柱にネジを打てばよいので。
そこで、点検口を45x45を38x45に改造することにしました。
まずは鉛筆で石膏ボードを切り抜く位置をマーキング。
OLFAのノコ刃で手動で切り抜きます。
ジグソーや丸のこを使うと裏側にあるかもしれない断熱材ごと切ってしまうし、
万が一電気配線があると危険なためです。
カットはだいたいうまくいき、アルミ部材を切ったあと、合わせた際、少し修正をしました。
やはり裏側に断熱材がぶら下がっていました。少し袋がきれましたがOK。
めくって天井の状態を確認。
想定通りでした、隙間がたくさんあり、配線や柱の場所にも気密欠損や断熱欠損が多数。
開けて良かったです。
<加工>
点検口の部材はアルミで出来ているので切るのはそう難しくはありませんが少し短く切りすぎて
(どこで間違ったんだろう・・)不細工になりましたが、誤魔化します。
カットはジグソーに金属用のノコ刃を付けて、少し強引に切りました。
平面ではなく、断面がT字のアルミだったので、ジグソーが暴れてしまい・・。
短く切ってしまったのものは仕方ないので、対策を考えます。
切り取った石膏ボードを点検口へはめ込むので丁度良い大きさにカット。
コチラはうまくいきました。ジグソーだと断面が斜めになったりするので、
OLFAのノコ刃で手動で切りました。こちらの方が確実でした。
天板の強度を出すために瞬間接着剤で4角をアルミ材へ固定しましたら、上手くいきました。
外枠が問題で切りすぎたアルミをステー代わりにしてボルト止めしようとおもったのですが
断面がT字なのでそれも出来ず、とりあえず薄い木材をボンドでつけて、仮組しました。
外枠は柱にネジ止め出来るのでそちら側で強度をだすことに。
<取り付け>
柱を切らなくて正解でした。付属の治具も使う必要が無く、柱に直接外枠を留めれるので楽でした。
ただ幅が少し狭くなるので38㎝弱。体格の大きい方は厳しいかも。
鉛筆の線が残ってますが後で消しゴムで消しました。綺麗にはまったのではないかと。
天井用を壁につけたので蓋が落ちてきます。木の棒ですと入るときにあたって、倒れるので
紐で固定するようにしましたら、大丈夫でした。
入り口の見えている断熱材は切り取り、風が抜けない様に後日はめ込めるように加工しました。
サイズ変更した天井点検口を壁用に変更する任務完了です。
<次回予告>
天井の断熱材を補充し、気密欠損を緩和し、屋根の隙間を塞ぐ
欠陥住宅DIYはじまる <第三夜> 浴室天井断熱 [地元工務店建築] [DIY]
床下を続ける予定でしたが1着しかない作業着を洗濯中なので
浴室の天井部分の断熱施工をすることにしました。
<準備>
まずはホームセンターで補充する断熱材(グラスウール)を購入します。
430という番号を我が家は使っている様なので、それの2.3m長の袋を買いました。
14枚のグラスウールが入っていて、5000円~6000円程でした。
同じものがamazonでも売ってますが値段が・・・・、
ホームセンターで買った方がお得だとおもいます。
この5千円の経費を間引くために、必要な場所へいれない工務店に呆れました。
この先の写真でご紹介します、いい加減な施工も同様ですが。
浴室点検口の下へ脚立を設置して、上りますが
注意点:ユニットバスの天井は脆いので直接乗ると割れたり、陥没する危険性があるので
気を配りましょう。
私の体重ですがバセドー病の影響もあってか、やせ型の53㎏ですので、耐荷重等記載されておりませんが
それ以上の方は真似しないほうが賢明かとおもいます。
天井に体重をかけると「ミシッ」というので、さすがに危険を感じ、どうやって上に乗るかを思案。
安全に乗るには60㎝以上で15㎜以上のベニヤ板をユニットバスの梁へかけて、その上というのが
良いと思うのですが、合板は先日、DIYデスクを作るのに使ってしまい、手元にない状況。
仕方ないので木製の小型の脚立を点検口から中へ入れて、それを畳んだ状態で梁の上へ載せる事で
強度をとる事に。脚立なので深さがあるため、狭い天井が更に狭くなりましたが・・床を踏み抜くよりは良い。
上には乗れました。ただ足元には注意。その後、ラッキーなことに、強度が低いのは
点検口の天板だけで、他は板無しで乗っても大丈夫でした。このことで作業がかなり楽になりました。
大きな穴が空いている分、強度がないのでしょうね。(53㎏の私ですので載れているのかもしれません。)
<現状確認>
浴室南側の壁
グラスウールが一切入っておりません。タイガーボードがみえています。
浴室東側の外壁部
グラスウールの上に隙間がたくさんあるのがすぐにわかります。本当にこんな仕事をする心がわかりません。
仕事をしてて楽しいのでしょうか?プライドはないのでしょうか。
ダクトの挿入箇所も切り裂いて突っ込んだだけで、隙間がたくさんあります。後処理なしです。
北側西側の外壁
断熱材は途中までしかありません。なぜ、先に上を留めてから断熱材を固定しないのか?足りなければ足さないのか?
理解できません。
後、大工仕事でホゾを掘るというのがあるのですがわかりやすくいうと凹凸の凹の事です。
この工務店はこれがとても苦手なようで、まともに掘れている場所を探す方が難しいです。
木材同士を合わせて、ホゾは強度を出すためにもつくられるのですがガバガバなので逆に強度が落ちるだけだと思います。
こういった結合部分もゆがみと隙間、そして、加工がいい加減なために割れがでています。割れの向こう側は半分空洞でした。
まるで素人のような施工です。アルバイトの自称大工がやったのでしょうか・・。例を挙げるときりがないので。
これだけ隙間が大きいとシーリング材で穴は塞げませんでした。
上手く合わせられずに合わせただけの大きな穴を見るたびに本当に大工なのか?
何度も思わずにいられませんでした。
洗面所側
天井はなぜか断熱材が載っていました。隙間だらけではありますが。気密の概念が無いので。
ただ玄関横につながる壁には断熱材はありませんでした。画像の右上、玄関の上にも断熱材はないんですよね、、
何がしたいのか意味がわかりません。
この家の作り的に玄関は外と同じような扱いでつくっているようなので、
関西などの比較的温暖な地方には室内の部屋割りに断熱材をいれないらしいのですが
我が家の場合は玄関は外気と同じ温度なので、必要だと思います。それゆえの天井に断熱材なのでは?と思います。
自分的にはここは板で塞いでいてほしかったですね。塞がないなら玄関の断熱施工をきちんとするべきです。
ユニットバスの天井には石膏ボードのようなボードが載っていましたが断熱系統のものは一切ありませんでした。
<断熱/気密DIY開始>
まずは断熱材の無い北側の壁にグラウウールを担ぎ上げ、搬入します。
切らずに長いままなのは浴室床面に断熱材が届いているか天井にいるために確認できないからです。
後日、床下へ入り、断熱材を引っ張り、合わせる必要があると考えたためです。この時、同時に配線処理もしました。
このまま洗面所がわへの通気を留め、風呂上の気密を維持するのはこのままでも良い気がしますが素人なのでわかりません。
グラスウールが足りない箇所へグラスウールを充填し、気密テープを貼ります。
作業途中。上側の隙間へ詰め込み、テープで押さえます。これを残りの壁全てに行いました。
木材間の隙間へシーリング材をいれて、隙間風を防ぎます。
大きすぎる隙間にはスタイロフォームを切り抜いて詰めこみ、その上から気密テープを貼りました。
浴槽のダクト部分にもグラスウールで隙間を塞ぎ、気密テープで補強。
そんなに手間のかかることではないのに、工務店はなぜやらないのでしょう。意識低すぎちゃん。
見栄え悪いですがとりあえずの処理は完了。
後は床下でグラスウールの調整をして、タッカーで固定する予定です。
グラウウールの隙間は今回で埋まったとおもいます。
この作業完了後、浴室から、天井点検口内へ手をいれてみたのですが、天井の方が暖かく感じました。
成功ではないかなーと。これでも一部洗面所側へ20x60cmくらいの空気や湿気の抜け道を開けている状態です。
これを塞いで良いのかは今後の湿気やカビの状況、勉強してみます。
心残りなのは洗面所側です。さすがに体をいれるのは怖い。狭いのとボード部分が大きいために
天井を踏み抜きそうで。断熱材の無い東側の壁の一部へグラスウールをいれれなかったり、
玄関側も洗面所ドア上の一部に手が届かない。
手が届く範囲は2枚ほど何とか入れれて、1か所の上に開いた隙間も充填できたのですが。
今回は暖かさを感じ、結果を実感できたのでDIYしてよかったなとおもいました。
素人DIYはまだまだ続きます。
欠陥住宅DIYはじまる <第三夜> 浴室床下断熱 [地元工務店建築] [DIY]
我が家の浴室ですが外気と室温が変わらないほど寒い。洗面所も同様な温度です。
リビング下の断熱がスカスカなのは暖房をつければ、十分暖かくなるので後回し。
まずは浴室床下からDIY
そもそも浴室は気密空間が望ましいらしいのですが我が家は全開放型と言っていい程
風通しが良すぎるのは過去にもお話いたしました。
さて、床下への侵入経路ですがキッチンの床に床下収納があり、それを外せば
床下へ降りれます。床下収納の蓋や周りにも当然断熱などありません。(これは後日フォローします。)
床へ降りると普通に座れる高さはまずありません。ほふく前進で進む形になります。
手抜き住宅らしく、点検経路には配管や配線がそのまま設置されているので、
その上に体を載せたりしながら、浴室までの長い距離(長く感じる)を移動します。
途中、配管を固定するボルトの先が体に刺さりますが気にせず痛みに耐えながら前進!
配管に体重をかけすぎると破損する可能性があるため、体は肘とひざで支えます。
作業が終わってみると、毎回、痣や切り傷ができるのは日常です。
こんな風に狭い場所を進みます。ちなみに床面から横に走る木材までの高さは420mmです。
その42㎝の空間に太い配管がはしっています。キッチンー階段下ートイレー洗面所ーお風呂でやっと到達します。
浴室内は配管が多く、しかも浴槽が狭いスペースを更に占有しているため、本当に狭いです。
作業中、心が苦しくなる時があります。そんなときは目をつむって、狭い場所で寝転んで
精神を回復します。最近は作業ででたゴミを掃除すると意外と落ち着きが戻る事を発見しました。
今回は浴室床下のむき出しの四隅のコンクリートにスタイロフォームを貼る作業です。
事前に寸法を測り、スタイロフォームを切ってから運びます。
そのままの大きさだと通路を通れませんし、現地で切るのは大変ですので。
必要なのは
1mのアルミ定規、直角を出す定規(丸のこ用)、カッターナイフ、ペン、メジャー、計画用紙。
今回は全てAmazonで購入しました。後日施工予定の天井点検口用の部材も一緒に。
高価な定規はとても良いですね!作業性が格段にあがりました。
気密テープはスタイロフォームの接合面と壁面のグラスウールの隙間を閉じるのに使います。
計画用紙をみながら、採寸し、マジックで線を切り取り引いたところ。
これはユニットバスの床面の裏に貼るための採寸です。体を洗う場所の床も冷たさを感じるため。
カット後はこういう風になります。小さいといけないとおもい、2mmだけ大きめに切ったのですが
意外とスタイロフォームは縮まないので、その2㎜で枠に収まりませんでした。大は小を兼ねるはXでした。
現地の床下で2㎜切って、入れる事になり、途中で手のひらをカッターで切ってしまい、結構出血し、部材につくので
作業途中でしたがその日は中断しました。ツーリングと一緒で疲れすぎていると単純な事故を起こしてしまいますね。反省。
カットしたスタイロフォームの裏にシリコンシーラントを塗り、壁にくっつけていきます。
接合部には念のため、気密テープを貼ります。寝転んだ姿勢での作業ですので、準備体操してはいった方が吉。
黒い気密テープの上にグラウスールがあるのですが、長さが足りなかったり、偏っていたりで隙間があり、
風を感じるので、手が届く範囲で気密テープを貼りました。本当、こんなことは完成してからするものではありません。
他にもスタイロフォームに当たる場所の発泡ウレタンを切りとったので、そこに穴が開き、風が入るので、隙間テープで塞ぎました。
順番が逆でしたね。スタイロはってから、発泡ウレタンでしたが、その時は自信がなかったんですよね。スタイロまで貼るという。
ついでに風呂釜のABS樹脂だけの発泡スチロール処理されていない冷たい場所にも手が届く範囲で断熱材を突っ込んでおきました。
床下面にもスタイロフォームを貼らなければいけないのですが、突起物が多すぎるのと、敷いてしまうと、
今度は高さがなくなるので、体を動かすスペース問題もあり、方法を検討中です。
試験的に浴室の開口部の蓋を作りました。
パイプが邪魔で完全に塞ぐことは今は出来ませんが(まだ浴室下の作業が終わってないため)最終的には
隙間が無くなるように処理して、断熱テープでシールする予定です。
<次の計画>
日を改めて、ユニットバスの下へスタイロをはめ込む作業を続けようと思います。
床面の断熱がね~~~・・・40x60㎝角くらいにスタイロフォームを複数切って、貼り合わせるのが第一候補ですかね。
余り大きいとモノに当たり現地で回転させることが出来ないので。障害物の箇所は現地で切り抜きで
後で発砲ウレタン処理という形。
~~~戦いはつづく
欠陥住宅DIY <第二夜> 断熱欠損の家 [地元工務店建築] [DIY]
「断熱欠損」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
私なりの解釈で訳しますと・・・
・断熱材が隙間だらけで冷気が直接床や壁に伝わる事や
・断熱材自体が入っていない事で外気と室内が同じような気温になる事
・何かしらの原因で本来であれば連続しているはずの断熱気密層が途切れて、
その部分に断熱気密材がない状況 ←正しい説明
を表現しております。
断熱材というのは隙間があってはなりません。理由はそこから冷気が侵入してしまうからです。
侵入した冷気は壁を伝い、コンセントの差込口や照明のSW、はたまた部屋の隙間から室内を
荒らしまわります。そして、家中が冷えてしまうという事です。夏場は逆です。
断熱材だけが問題ではなく、「気密」がとれているかも重要です。
気密シートや気密テープ、ウレタンフォームなどで断熱材の隙間を埋めて外気が室内に入らないようにする事。
同じ様な問題に見えますが玄関ドアの隙間や建築木材の隙間などからも外気は侵入します。
断熱材の無い場所でも気密をとらなれば寒い家になってしまうという事です。
我が家は両方、いい加減な施工で散々な状態ですのでこれから「新築を買う」という方や
同じような被害にあった方への素人DIYの対策(自信はないし、責任ももちませんが)を
記事にあげていこうとおもいます。
(なのでDIYのMyカテゴリなわけです)
そんなわけで前回に続き、我が家の現状をご紹介。
前回の文末に掲載した写真です。これはリビングの床下になります。
スキマが大きい上にこの場所の断熱材の厚みは25㎜しかありません。酷い施工です。
この隙間がリビングの北側の壁のラインに沿ってあります。家の幅の分ですね。
(下側の白い断熱材は反対側に10mmほどの隙間が同じように続いています。)
アルミテープを貼っている位置に直径10㎝の大穴が全てに開いていました。
我が家の床暖房は一部しか暖められないため、1度つかったことが無い上、電気代がすごいことになるとのことなので
今後も予定はないため、床暖のブレーカーを落として、通電しないようにし、スポンジを入れてテープで塞いでいました。
(現在は床暖のコントローラーごと外し、配線なども撤去して、ウレタンフォームで塞いでおります。DIY編で後述)
これと同じ商品でビバホームで売っていたものを使いました。
350MLとかだとすぐなくなりましたので750MLを愛用してます。
全ての穴にこの処理をしています。断熱材を切り抜き、床下の厚いコンパネを切り抜き、リビングの床下が丸見えでした
ので風通しが凄く良かったと思います・・。
床下のすべての断熱材の施工がいい加減なため、気密が全く取れておらず、床の木材がみえております。
約8㎜程の隙間。マシな場所で5㎜程の隙間。酷い場所(施工がしずらい場所(床下収納開口部etc))は断熱材自体がありません。
このL時金具がわかりやすいのですが内側におれてます。これは私がやりました。本来はもう5㎜厚い断熱材だったのだろうな?という
感じですべての断熱材の留め方がこれです。5㎜分全て落ちていましたので床板と離れて空気層をつくると断熱出来ないので
曲げてくっつけた感じがこの写真です。
リビングの床下全てを埋めるとなると、結構、キツイです。体力的にも金銭的にも。仕方ないのでやりますけど・・。
木材を適当に抉って、そのままにして、ここから床暖の配線をおとしていました。バリの処理もしない上、
気密なんて、する気もないようです。職人の仕事とは到底思えません。当然、断熱材もスカスカです。