バイクDIY塗装③ マスキングと2色塗装 [整備記録]
ついにこの時が来た。
塗装で一番面白いところ。
結果が目に見えるクライマックス!!!!
■マスキング <本塗装>
今回は前回と違い、1つのパーツを2色に分けるSTEP UP
技術を上げる練習でもある2色塗装。
1色ならある意味シンプル。
しかし、2色だと事前にマスキングしなければならない。
この手順が正しいのかは、わからないけれど、白の塗料がまだ到着していないので
Body同色のダークブルーマイカから、塗っていく。

ゆえに白に塗る箇所をマスキングする。とても面倒臭い作業。
隙間があくと台無しになるので、しっかりとマスキングする。
マスキングテープが5個セットとかで売っている意味が何となく分かる作業。

テープと40L noゴミ袋を切ったビニール袋で私はやります。
新聞紙がないもので。

マスキングが終わったら、本塗装。我が家の塗装ブースです。
■1色目
だまにならない様に塗ったつもりが、油断して、持ち上げて斜めに回転させたのが
いけなかったらしく、2か所ほど垂れてしまう。
あまりやりたくないが、たれの除去を今のうちにやっておく。
20分程乾燥させた後、カッターの刃で削る→コンパウンドで磨く
うまくできなかった。削った箇所が若干凹んでしまって、目視でわかってしまう。
シリコンオフして、塗料を多めに塗ることでなんとか誤魔化した。
3度塗りしている間に白のペンキが届いたので2色目へ。
■2色目
マスキングを剥がし、今度は塗って、2時間ばかり、乾燥させたダークブルーの方へマスキングする。
楕円のカーブが難しい。妥協した・・・型紙をコンパスなどで切れば綺麗に出来るのだけど
手間を惜しんだ結果です。

白のペンキは理想的な色味だった。少しだけ、クリームがかった感じ。
ダークブルーマイカとよく合う。やはり3度塗りして、1時間乾燥させて、マスキングを剥がす。
ダークブルーとホワイトの間に若干の段差がどうしても出来てしまっていた。
ココをコンパウンドで削るらしいが地肌が見えれば取り返しがつかないので
・・・・今回はパス

マスキングを剥がし、色塗りは完了。あとはクリアを噴くだけ。

上からクリアを塗るので、誤魔化せるといいなー的な?(汗
クリアは明日、塗る予定。暗くなってしまったので。
自分的にはここまでは2色塗りが初めてにしてはうまくできた気がします。
自画自賛。色味やデザインは好みがわかれるので、自分が良ければよいと思ってます。
今、カラーテープをアリエクで頼んでいるので届いたら、刺し色代わりに加える予定。
遠くからの視認性の向上と、暗めの色合いから、明るさを差し込みたいという
狙いはイルカやシャチの2トーンデザインというわけではないけれど、オマージュとしては上出来かな。
バイクDIY塗装② プラサフから水研ぎ [整備記録]
足付け完了後はお決まりのプラサフを噴く。
ソフト99のグレープラサフを選択。
今回は面積が大きくはないので1本で足りるだろう。
全塗装の際、プラサフを2本しか買わなかったために、
吹付が甘く、塗装が薄くなった経験から、今回はきっちりと使い切るくらいに
吹き付けることにした。
といっても、せいぜいが3度塗りですが。

足付けを頑張った成果がでたのか、綺麗に吹付は完了した。
綺麗に仕上がっているとはおもう。
次は水研ぎだ。

ただ、元々が傷のない綺麗なカウルだったので、パテ埋めなどはしていないので
水研ぎの必要性をあまり感じなかったのだが、
実際、乾燥した塗装面をみるとプラサフによる凹凸というか遠目で見るときれいだが
触ってみるとザラツイテいるのがわかった。
これは確かに研いだ方が良いというのは理解した。
前回、水研ぎをきちんとしなかったため、塗装がメロン肌っぽくなっている箇所が見られた。
今回は後悔しないためと、経験のために水研ぎはやはり行うことにした。
しかし、なんというか、元が綺麗なので、1000番で軽く研ぐだけにしておこう。(ケホケホ
この上からメインの塗装→クリア塗装と塗装を盛るのでたぶんそれでいける。
お客様に渡すモノでもなく、自分用なので、いいじゃない?的な。
以前の全塗装した面も塗膜は薄いけれど、綺麗には塗れているとおもってますし。
1000番で研いだ後、洗うのは良いとして、もっかいシリコンオフしといたほうがよいのだろうか?
しばらく悩んだ・・・が!1000番で水研ぎすることに。

初めてすぐに下地がでてしまう。塗料ののりが薄い面や角がどうしても出てしまうらしい。
軽くこすってもだ。1000番でこれだと、600番とかで削っていたら、酷いことになっていただろう。
水洗いの後、確かめると・・・
プラサフでザラザラだった塗装面がツルツルになっていた!!!
明らかに違う。
ペーパーが当たっていない場所を探すのも簡単で手触りですぐにわかる。
完了した場所はツルツル
未完の場所はザラザラだ。
全ての塗装面ニペーパーをかけおわり、再度、水洗い。
水には塩素がはいっているので、乾燥すると白く粉っぽいものが残る。
やはり、シリコンオフしつつ、綺麗に拭きあげることにしました。
バイクDIY塗装① 分解と足付け [整備記録]
秋のツーリングシーズンが近づいてきましたね。

うちのNINJA650(2013)は過去にカウルやタンクの塗装を行ったのですが
その際には必要性を感じなかったので塗装しなかった部位があります。
それが今回の
・フロントフェンダー
・アッパーカウル
です。
・アンダーカウル
も、していないのですが、それは塗装後の印象で何色にするか考えようとおもうので、
今回はパス
何色にしようか悩んだのですが
・同色
・異色
同色だと無難すぎるし、せっかくのDIY塗装なので、異色にすることにしました。
まずはPhotoshopでイメージづくり。
だいたいこんな感じにしようとおもいました。
ダーク系のバイクは遠くから認識しづらいので、何とかしたいと考えていた私は
おもいきって、
・アッパーカウルを白メイン+同色オプション
・フロントフェンダーも白メイン+同色オプション
白と言っても少しクリームがかった感じがいいかなとか、塗ってみないとわかりませんが。
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■分解
パーツを外さなければ始まりません。
・・・が!!!
フルカウルのバイクは本当にこういう時、面倒です・・・本当に。
あっちこっちのネジやクリップを外さなければならず、アクロバチックな抜き方もします。
作業記録っす



ボルト位置とかね、忘れてしまうので。

何とか外せました。ユーザーマニュアルにはライトも一緒に外せとありましたが
いけそうだったんで、外さずに何とかなりました・・もとに戻せるかはわかりません。
(いつもの事)


■足付け
足付けの際は本当にやっていいのか??!!と毎回、自問自答します。
なぜなら、ペーパーをかける前なら、引き返せるからです。
1㎝でもあててしまうと、もういくしかなくなるのですよ!怖い一瞬です。
まずは水洗い

中性洗剤で洗って、汚れや油分を落とします。
400番のぺーパーでこすります。足付けをちゃんとしないと、仕上がりが悪くなるのは経験済みなのですが

メンドクサイ作業です。ツマンナイ作業ですwゆえにやはり!ある程度で、、、妥協しました・・・ケホケホ
(バイクのパーツは曲面が多いので電動工具が使えないんですよね。変に削れてしまうと困るし。
PROの方は別ですよ?素人だから、出来ないだけ)
今回はここまで。
なぜって、まだ塗料が届いていないから。
今日、明日中につくらしいので、週末はどうせ台風で走れないし、地下室で塗装して遊ぼうと思ってます。
12年物のバイク用革製品にレザーワックスを塗る [整備記録]
整備記録に入れてよいか悩みますがイチオメンテという事で後で探しやすいように、
革製品はきちんとメンテしておくと、布やポリエステルの製品と違って
10年とか持ちますから、大事に季節の変わり目にはメンテしてあげましょう。
それが自分にしっくりあっている装備品ならば、尚更メンテしてあげると吉です。
中々にしっくりくる装備って、巡り合えないですから。
今回は革グローブとブーツです。

ちなみにグローブは13年使っている気がします。 当時の記事
今版だとモデルチェンジでこれっぽいです。

ブーツの方は12年 当時の記事
さすがに廃盤なので、今だとこれかなぁ~?という感じ。
なんて物持ちが良いんだ!!?自分。
グローブは購入当初は違和感がありましたが、革だけに、使い込むほど手になじみ
今ではしっくりくる替えの効かないものになっています。
ブーツも履きやすく脱ぎやすい。夏も冬も快適にはけて、オールマイティ
いちお、多少の雨にも耐えますが、豪雨ではさすがに染みてくるのでオイルを塗っておきます。
必要なモノ。
・レザーワックス

・布(綿が良いかも、いらないTシャツとカの切れはしでOK)
・火(WAXを塗りやすいように溶かします)
→キャンプ用のコールマンのガス台を使ってます。
まずは汚れを落とす。ブーツは水洗いして、乾燥させます。
グローブは初夏に収納する際、オイルを塗って、収納したので綺麗です。
後はレーザーワックスの蓋に必要な分だけWAXをうつして、火であぶります。
(自分の場合はもう量が少ないのでケースの方を焙ります。)
あぶりすぎると発火するので、気を付けて。
もし、発火したら蓋の上になんか空気を遮る燃えないものをかぶせれば、消えます。
小さな皿でもアルミの蓋とかでもOK。ケースを焙っているなら、蓋をかぶせれば消えるので簡単です。
布に適量、液体になったWAXをつけて、まんべんなく塗り広げます。
つけすぎたところはふき取って、作業を続けます。
終わったら、陰干しして完了。
大雨の際、ブーツの裏から、水が入ってくることがあったので、確認すると底が削れて、
空洞が見えていたので(剣山とか登ったしね、、これで)そこの修理。
庭作業用のシリコンシーラントがあったので、それをガンで注入。

とりあえず、大丈夫でしょう。これは太陽に当てて、乾燥させます。
秋のキャンプツーリングの準備が整いました。
ホーン交換 中国から荷物が届きましたので。 [整備記録]
G.Wのツーリングでホーンを鳴らしたにも関わらず、気付かないのか、わざとなのか、幅寄せされて、
命の危機を感じた出来事があったのですが(初心者ライダーなら本当に対応出来なくて事故になってたかもしれない)
それを踏まえて、ホーンを純正から市販品に交換することにしました。
ミツバやPIAAのホーンも考えたのですが、水が入ったり、分厚く形もかわったのをいれたくなかったので
丸型でデシベル数の高いものを探していました。
アリエクで見つけたので早速購入。
商品価格 200円
・・・・・・・200円って?(--;)しかし、送料がその4倍くらいと、ヤフオクでもよくある手段、
いわゆる商品価格は釣りですね。
それでも1000円以下で、デザインもそこそこよく、110db出るという事で、到着を待ちました。

いつも通りの半分ひしゃげた段ボールに中国郵政も文字。そこは気にしてはいけない(笑
箱を開けると気にする出来事が・・・。

入っていたのはこれ。少し傷はついてましたがそこはよい。しかし、明らかに違う点が・。・・
注文したのはこれ

MOTOWOLF 中2病的にもカッコいい名前!!!だったのに、、上の画像と比べてみてください。
半分刻印すらも消えている「GZHAOER」ってナンデスカ?何と読めばよいかもわからないのですが・・。
中華あるアルを体現してみました。したくないけど・・(T_T)
でも、まぁ、435Hz,110db、3.5Aって書いてあるし、
また、2,3週間待つの嫌だし←(みんなこれにやられてあきらめる(笑))とりあえず、仮付けして、音聞いてみようということで。
純正ホーンを外します。

8㎜のボルトでした。すぐとれました。

いつもは面倒なカウルつきでもホーンは楽ですね。

二回り位、中華品の方が大きい感じです。期待していいんだよね!!その大きさに!(><;)?
ちなみに付属していたステーですがあまりにも薄い。指で軽く曲げるとすぐ曲がります。

つければよいという中華ならでは。剛性もなにもありません。(したが純正、上が中華ステー)
純正と比べると厚みは4分の1もない感じです。
さすがにこれだとホーンが揺れて、金属破断して、下手するとぶら下がって、フロントフォークに傷とか入ると嫌なので
手もちの純正と同じくらいの厚みのステーに交換しました。ナットも不安なので中華品は使いません(--;
交換完了

純正とほぼ同じ位置にステーの調整でつけれました。左右にハンドルを振っても干渉なし。
高さも純正とほぼ同じなのでFフォークが上下しても大丈夫でしょう。
さて、テスト、聞き比べします。
交換してよかったとは思いました。デザインが違ったり、傷はついていたけど、まぁ、OKっしょ。
オイル・オイルフィルタ交換 [整備記録]
4月に入ったので伸ばし伸ばしにしていたオイル交換をしました。
オイルフィルタもしばらく交換していなかったので、同時に交換。
NINJA650(2013)のオイル量のマニュアルでの規定値は
・オイルのみ交換 1.7L
・フィルタ交換 1.9L
と表記されているのですが毎度のことながら、そんな量では
オイル窓の下限にしか達しません(^^;
650ccの大型としては主思いのオイル量なのですが、ツインということもあり。
そこは感謝しております。
今回使用のオイルは前回余った
・YAMAHA STANDARD 10w-40
新しく購入した
・AZ オイル MEB-012 10W-40
の合わせ技でございます。同じ粘度だし、気にしない。
AZオイルは4Lで2800円とお得ですし、性能も問題ないらしいです。MA2でSLグレード。
YAMAHAは1Lで1500円しましたから・・どれだけコストパフォーマンスが良いかということで選択。
そして、オイルフィルタはモノタロウです。
・モノタロウ MONOT-4007 注文コード #36650783
貧乏ライダーらしい選択でございます。
「マメなメンテは高級品を超える」というコトワザがございますし(今作ったーー;)
交換の流れ
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オイルキャップを先に外してから。ドレンボルトを17㎜のメガネで緩めます。
節約交換なので自作オイルパックりを作って行います。ビニールは2重で新聞紙を刻み入れる
マメに交換しているのでそんなに汚れてはいません。
アンダーカウルを外さずに緩めてしまったオイルフィルタ
フィルタパッキンにオイルを少し塗って、手トルクで締めます。
ドレンボルトやフィルタからオイル漏れがないかを確認して、完了。
総走行距離 22536㎞
*************************************
横着してアンダーカバーを外さずにフィルタを外したら、カバーの中にオイルがダバダバ溜まってしまい
結局外して、清掃することになりました。アホですね。整備で楽しようとするとろくな事がございません。
1度エンジンを1,2分かけて、オイルを回して、5分くらいして、オイル量を再チェック。
で、結局、オイルはどれだけ必要だったかと言いますと、、、。
およそ、2.2Lというところでしょうか。
フィルタを換えなければ2Lあれば足ります、いつもは。
規定値より、300mL くらい多いと思ってもらえれば、NINJAのりは幸せになれるかも。
それでもオイル窓のHIの位置より少し低いくらいです。
マめなメンテがきっと愛車を救うのです。メンテ楽しいし(^_-)-☆
フロントフォークを全塗装(DIY) [整備記録]
私のNINJA650のフロントフォークは黒色で車体も紺色ですので、全体的にダーク系でした。
それがちょっと寂しいなと感じていたので、フロントフォークのオーバーホール時に
色を塗り替えることにしました。
元々がYAMAHAのトレーサーのファンでもあった私(フルカウルならコレを買ったかもしれない)は
トレーサーのお気に入りのカラー

車体が紺色でフォークが金色というのが綺麗だなーとずっとおもっており、それに寄せた感じになります。
全塗装を自分で行った時点でこのバイクをもう転売する気持ちはない(売れない)ので、
あとは好きなようにいじる・・否、いじれると免罪符を自分に与えています。
(年齢的にもう少し軽いバイクが欲しいところではありますが)
というわけで久方ぶりに地下室の開放です。簡易的に塗装ルームをつくりました。

こんな感じで吊り下げて塗装します。丁度よく穴が開いているので。
今回の工程を参考までに。
・ブレーキクリーナの中乾燥版で濡れた感じにして、丁寧に脱脂処理しました。
※ 前回、この脱脂が甘く、タンクの塗装が一部、浮いているという失敗を経験したので。
・マスキング作業。色がのってはいけない場所へサランラップを巻いたり、丸めて詰め込みました。
シャフトの穴とか、フォークカバー。その上からマスキングテープを丸く切り取り、中へ入らないように蓋。
・フォークは元々が黒とお伝えしましたが、艶消し処理のような少しザラザラとした塗装でした。
ゆえに脱脂さえきちんとすれば色は乗ると考え、プラサフは無しで。乾燥時間は20分
・次に明るめの金色にしたかったので、下地はハスラーの傷処理に使って余っていたシルバーを使いました。
シルバーと言ってもガンメタに近いかもしれません。それを2回塗り。
・次に280円くらいで購入したAZのゴールド色のアクリルスプレーを3回塗り。乾燥時間は20分
※ 車体の全塗装の際、厚塗りをせず、2度しかスプレーしなかったので塗装が薄く反省していたので
・最後にホームセンターで以前購入した700円くらいのクリアーのアクリルスプレーを3回塗り。
これは乾燥時間が長く、30分から1時間(冬)なので、3回目だけ1時間、他は30分で重ね塗り。
1晩乾燥させるという手も安全策であったのですが、フォークを組み立てたかったので、
最終塗装の1時間半後には地下室から持ち出して、組付け作業を行いました。
普通のクリアーのアクリル塗料を使ったのはウレタンクリアはガソリンがかかりそうなタンクのみでよかったな
と、前回の全塗装での反省があったので。それにフォークはあまり目も行かないし、安い塗料でもよいかと。

途中、フォーク同士が当たり、塗料の厚み分へこみが出来ましたがご愛敬ということで・・
後は適当に塗ったので、垂れている箇所などもあります。
組付けたところはこんな風になりました。

駐車場が狭くて心苦しいですが。
※ フォークの下のマスキングテープでティッシュを留めているには、フォークオイルの漏れがないかを
1晩おいて、確かめるためです。結果は走行後も漏れはなく、成功ではありました。


自分的にはうまくいったかな?と自己満足であります。ダーク系のみだったのがアクセントが出来た風で良♪
何でもそうですが、実際に行動して、経験して、失敗して、学び、次回に活かすというのが
一番勉強になるし、成長につながると思っています。
ブレーキキャリパをオーバーホールしました。 [整備記録]
なんか達成感がないので、ブレーキマスターのオーバーホールをすることにした(--;)

ゴムシールは再利用できそうなくらいよかったのだが、ピストンがだいぶ汚れていた。
抜くときも左側は固着気味で動きが悪かった。残念ながらピストンは高いので注文していない。

ゴム系は注文済みなのですが。ピストンは洗浄液へつけてます、一晩漬ける予定。
やりきろうとおもったけど、ピストンを綺麗にしていたら、時間切れ。
屋根付きの整備部屋が欲しいなぁ~。
フロントフォークオーバーホールは大失敗だらけ [整備記録]
自分でも笑えるほど、失敗だらけでした。
オイル漏れしないかと言われると、自信が全くない、、不安の方が大きい終わり方でした。
失敗しすぎて、写真も動画もとる余裕などありませんでした・・というところから私の
焦り方を想像していただけると幸いです。
教訓1:サービスマニュアルはしっかり見て、作業しましょう。
見たつもりになって、作業すると大変なミスをする羽目になります…なりました。
失敗1:必要なパーツを組み込まずにオイルシールをはめ終わるまで、
気づかず作業してしまう。
なぜ気づいたかというと、アレンボルトがどうやっても締まらないんです。締められない。
全く引っかかりもしない。穴からのぞくと、雌側ははるか遠くに鎮座。
そりゅあ、締まらないわ
サービスマニュアルを見ると、パーツを1個入れ忘れ&入れる順番を間違えて、その結果、そんなことに。
せっかく嵌めたオイルシールを2本とも外す・・うっわー、、傷みそう・・オイル漏れそー(^^;
しかも、この後も失敗しますが、2度もオイルシールを外す羽目になります。
教訓2:人様のバイクと自分のバイクが同じだと思ってはいけない。
失敗2:アレンボルトの本締めが組み終わった後、まったく出来ない。供回りする。
Youtubeなどで予習して、作業に入るわけですが、あれは動画に出来るほど、問題なく行けた人たち。
自分のバイクも問題なくいけば、いいけれど、条件も車種も違うので、そうは問屋が卸さない。
「テンションかかるので、組み終わってから、規定トルクで締めます」なんて、言葉は信じてはいけない。
結局、万力を使い、足でインパクトのスイッチを押したり(インパクト使いたくないけど、それしかない)
とりあえずは締まった!・・・と思ったんですよね。
教訓3:きちんと細部まで確認して、作業を進めよう。
失敗3:アレンボルトの位置からフォークオイルがダダ洩れ
フォークオイルをいれたんですわ。エアも抜きました。するとぽたぽたと段ボールに赤いしみが。
フォークから、オイルが漏れだしていた。なんとかオイルを抜かず、シールも外さず治せないかと
四苦八苦したが、どうにも改善されなかった。
原因はアレンボルトが最後まで締まっていない。ボルトを締めるのに時間をかけすぎたせいで
ネジロックが固まってしまい、そこで、私はちゃんと締まった!と誤認してしまったのです。
なぜ気づいたかというと、フォークをボトムさせると、アレンボルトが上下に少し動くんです。
きちんと締まっていれば動かないはずなのに。ひどい方は5㎜くらい上下していた。
教訓4:専用工具はあったほうが良い。
失敗4:工具さえあれば、上のようなことは回避できたかもしれない、、
少なくとも組み上げるときは。
納期が日曜日のKCBMに間に合わないので代用でやったあげく、バイク屋さんにもお世話になり
本末転倒です。
******************************
工具がないから出来ない・・・は無いので、家にあるもので何とかすることに。
1度はばらしているので、専用工具がはまる場所の形状もサイズもわかっていた。
そして、なぜ専用工具が穴は丸いのに四角形なのか?打ち込んで、無理やり、ともまわりするのを防ぐためです。
じゃあ、四角形または角のあるものを突っ込めばよい。傷の付きにくいもので。
そこで木材を使いました。硬い木材。3,40年前に奈良県に行ったときに買った「忍者刀」(まっすぐな木刀)
それの先端を穴に入る大きさに切断し、角をだして、叩き込む。
しかし、木材だけでは、滑ってしまうので、最後は薄いゴムを巻き付けて、使用すると
見事に供廻りを防いでくれました。純正工具もこんな感じなのでしょうね。最初から気づきたかった。
*******************************
教訓5:横着せずにやりなおせ
失敗5:結局、なんとか分解せずに治そうと時間だけを使い、
フォークを痛めるだけで無駄に終わった。
やり直すことに決めて、フォークオイルを抜いたのですが、NINJA650のオーバーホールでは
約1L丁度位をつかうので、オイルは1本で足りるはずでした。
しかし、組んだものをばらすと、オイルはやはり減ってしまう。こぼれるし、、、。
結局、油面調整で100mLくらい足りなくなってしまい、フォークオイルを捜し歩くことに。
ホームセンター2件、、売っていない。
バイク屋2件、、取り寄せになる、、間に合わない。
バイク屋3件目 売ってた。1Lで2000円もとられた。背に腹は代えられないので、即購入。(ネットだと1300円
結局、漏れるのが怖いので、インパクトを使いました。使いたくないが仕方ない。
そこで気づいたのがあの異常な量のネジロック剤。たぶん、あれをシール剤代わりにして、漏れを
防いでいたのではないだろうか?となんとなく、思った。
自分はネジロックは少ししかつけなかったし、全周塗るのも辞めた。それがわるかったのかもしれない。
そんなわけで、成功の記事は多いけれど、失敗の記事こそ、大切じゃないか?とおもって、、、
恥を忍んでUPしてます。
アレンボルト供廻りの原因はネジロック剤! [整備記録]
実はフロントフォークのオーバーホールをしようとおもって、分解中です。
前輪もないので宙に浮いてる、、NINJAくん

フォークオイル交換から気づけば1年経過していました。昨年の2月に交換していたので。
1年に1回は交換していこうとおもっていたので。
で、前回、フォークの下のアレンボルトが共回りして外せなかったので、その打開策として
RYOBIのインパクトを購入したのです。320Nmらしい、、絶対嘘だとおもいますが・・・。
規定トルクで締めていたフロントタイヤすら、外せないし・・・。
まぁ予想通り、、アレンボルトは外せませんでした。ともまわりします。
原因は初速が遅いからだと思います。家庭用だからでしょうか。「タイヤ交換も余裕」というふれ込みですが。
専用工具というものを買おうかと思ったのですが、今から注文しても日曜日のKCBMに間に合わない。
そこで止む無く、自転車でいける近所のバイク屋に電話して聞いてみることに。
「フォークの下のアレンボルトがともまわりするので、外してほしいのですが」
1件目M社:断られました。
2件目P社:やってくれることになったが、現地へ行くと見もせずに工賃を電話の
4倍に吊り上げられたので断った。
*********************************
もう、オーバーホールはやめて、オイル交換だけしようかなーと思ったのだが

バイスにはさんでフォークを左手で引っ張りながら、右手でインパクトをまわすという。

クイズ、Q:何かがおかしいです。答えは最後に(><;
いつものバイク屋さん(ちょっと遠いが)に聞いてみようとおもった。残念ながら休みだったので
翌日、聞いてみることに。
お兄さんは快諾だった。ついていきます!!!(><;
この記事の冒頭でインパクトを悪者にしていましたが原因は違いました。
お店のインパクトでも空回り。
お兄さん「ネジロック剤が悪さしてますね」
「ネジロックが多すぎるとインパクトだとホワンホワンして、空回りするんです。」
納得!恵心!!
そして、お兄さんは手動に切り替えた。
工具でインナーチューブ内部の供廻り箇所を固定して、アレンボルトを六角で廻・・廻らない・・。
お兄さん「これは、、、結構、あれですね(^^;)ネジロックが強力ですね」
お兄さんの技をもってしても供廻りするアレンボルト。
こんなの素人の自分がどうやっても廻せるはずがないのだ。来てよかった(T_T)/
しかし、見てるだけでは解決しないのですかさず、フォークをもって、体重と腕力で下げて
圧着力を強くして、お兄さんの回す手助けをした。
する~~~り
1本目クリア!!!!
2本目も同様でネジロックがひどかった。がちがちに入れすぎている。
ボルトの半分以上、ねじを外した後も固まったネジロック剤がくっついていた。その上、剥がれた屑がボロボロと

なんとか外せたけれど、専用工具を買っていたとしても一人では絶対に外せない状況だったので
バイク屋さんへ依頼してよかったです。

帰宅後、フォーク内部のネジロック剤をちまちま除去。ボルトは新品を買っているのでOK

分解したFフォークの各パーツをブレーキクリーナーで清掃。
そして、外れたらやろうと誓っていたことを実行にうつした。
フロントフォークの塗装。ゴージャスな色にします。
すでにプチ失敗してますが・・・フォーク同士が当たって、せっかく盛った塗装が一部へこみました。
自分も凹みました(T▽T)しかも、塗装が乾燥しないと、フォークが組めないという自分罠Mプレイ。
車体を天井吊りしているのが不安なので、マフラーへジャッキをかませて、落下防止にしてます。
はてさて、どうなることやら。
1年でフォークオイルは結構汚れるみたいです。抜いた時、「うわーっ」とおもいました。
できるなら、定期的な交換をお勧めします。
A:ワッシャが1枚足りない が正解でした。ものすごく探しても見つからず、結局、2度くらい捜したはずの
オイル受けから出てきました(--l)当人曰く、異次元へ旅立っていたそうです。