欠陥住宅DIY <第十ニ夜> コンセントからの隙間風を対策する [DIY]
暖房をかけているとき、どこからか冷たい風が来ることがありませんか?
コンセントの差込口に手をあてると、冷気を含んだそよ風が吹いていることがあります。
・・・・ありました。
電検を持っていない方でも出来る方法(たぶん?保証は出来ません)で対策してみる事に。
@zonで安く対策品を売っています。
しかも天下のPanasonic製。高いと思うでしょうが、1つ100円程度の品です。
パナソニック(Panasonic) 埋込防気カバー 2連接穴用
これは正方形な感じのもの。4つの差し込み口とかアンテナジャックが付いているもの用。
一般的なSWは
パナソニック(Panasonic) 埋込防気カバー 1連用 3個セット
こちら。3個セットで198円。1個70円程。安い。
これなら、新築時からつけてくれても良いのではないか?とおもいます。思いませんか??な、お品。
通常はジャックに刺さっている100V の配線を抜いて、このプラの穴へさしなおし、
再度組付けるのが正道なのですが、色々な諸事情を考慮して、そこはいじらず、、、。
プラの方をハサミで切って、配線を通し、切った箇所を気密テープで塞ぐ
という方法で気流止めをやっていきたいとおもいます。
まずはお試しという事で、リビングから。
<2連用埋め込み防気カバーの取り付け>
TVアンテナと2つの100V 正方形の場所です。
上蓋は手で引っ張れば簡単の取れます。上下の小さなネジを4本外します。
その後、その内側の大きめのネジを4本外すと、差込口を手前に引き出せます。
例のごとく、断熱材が偏っており、その役目を果たしておりませんでした。
LEDライトで確認すると・・・
ピンクで囲った部分には断熱材がありませんでした。
見えた場所だけでこれですので、この家の根本的な解決は壁や天井などの石膏ボード全てを取り払い
最初からやり直すしかないでしょう。※ 現実的ではないのでそこまでは致しません。
仕方ないので、ショートしない様に気をつけながら、グラスウールを適度な大きさに切り取り
隙間へ詰め込んでいきました。出来る事はやったと思うしかないですね。
※ 断熱材が入っていない場所が冷気の通り道になり、風が吹きやすくなっていたのでしょう。
断熱材の束を3セットくらいつくり、隙間を埋めました。
アンテナは加工せずに通せますが、100V のラインは抜かないと無理なので
購入した埋め込み吸気カバー2連を加工します。
100Vラインの差込を避けるように切り込みをいれて、
気密テープで養生します。汚いですが、風が抜けなければ良いので。普段は見えませんし。
本来は壁紙などを貼る前の作業ですので少しやりにくい一面があります。
4辺を気密テープを細く切り、接着して、元へ戻して1つ目が完了。
2つ目の埋め込みカバー2連の箇所ですがやはり同様に広い範囲で断熱材がありませんでした。
どこまでないかを手を入れて、探っていると、何かにあたりました。
拾い上げてみると・・・。
なぜか2連用のセットが下へ落ちていました。ご丁寧にネジまでセットされております。
少し加工した後がありますが付けるのが面倒だったのでしょうか?なんにせよ、意識が低すぎる職人の仕事に
変わりはありませんが。
行程は同じなのではしょります。
次は<1連用の埋め込み防気カバーの取り付け>です。
上の化粧カバーを引っ張って外します。
なぜかこちらは先ほど落下していた2連用のカバーセットの1連用がきちんとついておりました。
ついていて普通なんですがね・・・感覚がおかしくなりますね、この家は。
同じように引っ張り出して、カバーをかぶせます。
気密テープで切った箇所を塞いで取り付け。
壁紙を貼る前なら、きれいに気密テープをつけれるのですが
すでに貼ってあるので、出来るだけ見えない様に気密テープを貼ります。
左端に黒い気密テープがみえてしまいました。
白い壁紙の処理には白いテープの方をお勧めします。白は少し高かったので全部黒を買ったのです、私。
点灯チェックと、気流止めの効果を確認して、完了です。
今回は5か所作業を行ったのですが、家のSW全てに気流止めの処理をしたくなりますね。
作業した後は手を当てても風が吹いてこないのを体感してしまうと。
安いですし、手間もそんなにかからないので追加で注文したいと思います。