欠陥住宅DIY <第七夜> (続) インターフォンからの風を無くす [地元工務店建築] [DIY]

前回の記事の最後で過去の今よりも知識のない時代にDIY修繕した


・パワーボードに開けられポストで隠ぺいされていた10㎝四方の穴 

 (インターフォン移設時に工務店が隠ぺい)

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詳しい事は前回の記事を見て頂ければ。


その際の未熟すぎる修繕をやり直したいという想いが抑えられず、

今回、再修繕することにしました。


外壁側は色合わせも大変なので、玄関の内側から修理を行います。

メジャーやら目測やらでだいたいの位置を確認。


・据え置き型の靴箱の扉の裏側がその位置にあたることがわかりました。

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これはある意味ラッキーでした。

理由としては玄関の見えている石膏ボードを切らなければいけないとおもっていたのですが

そうなると壁紙も張り替えなければならないので、面倒ですし、綺麗に出来るとは限りません。


・靴箱の中なら、結構適当に塞いでも普段見えないので大丈夫!


そういうわけで、穴あけ開始です。

<修繕開始>

場所は玄関の角から40-50㎝の位置に穴があるはず。

修繕の目的は3点

・修理した穴の裏側の確認。通気漏れなどが無いか。

・破れたシートやグラスウールの修理、補充

・不要なインターフォンの配線の処理


どうやって靴箱に穴を開けるか?

これが問題です。出来れば楽に、、、そして綺麗に開けたい。


リューターやマルチツールがあれば簡単そうなのですが両方持っておりません。欲しいですが!!

仕方ないので丸のこで切れるとこまで切る事に。刃を出しすぎると危険なので出刃を少なくし薄く切ります。

丸のこが入らない場所はルーターで切ったのですが焦げ臭いので火災になると危険なため、使用中止。

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当初は靴箱の裏のベニヤのそのまた裏に分厚いボードが出てくると思わなかったため、

(石膏ボードが出ると考えていました。)本来は大きく開けて断熱材を入れようと思っていましたが

2枚に分かれているボードをみて、強度やその後の養生を考慮。小さく穴を開けて様子を見る事に。


小さく開けるには場所が狭いので丸のこはいれずらく、先日購入したOLFAのノコでちびちび切りました。

靴箱の薄い黒いベニヤ板→段ボールボード?(2枚くっついている)+木板 と2段階ありました。

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写真に見えている木部を切り取り、開けてみるとグラスウールもちゃんとあって、正常な状態でした。


「え?場所を間違えたのか??」


あけた穴から手をつっこんでグラスウールの裏を探ると10㎝程ドア側に配線を発見

その近くのグラスウールの袋が破れているのも発見。

10㎝目測を誤ったらしいですが、見つかってよかったし、リカバー範囲でほっとしました。


グラスウールの袋の状態をみたいし、補充するにも狭いとやりにくいため、少し大きめに切りたい。

丸のこで切ると木がはじけることがあるので、先にマスキングしておきます。

切った後は手ノコで切ります。刃を入れれる場所があると楽なのですが

後ろにインターフォンの配線や断熱材があって、切断すると嫌なので、薄く刃を入れます。

丸のこの方も刃の出を短くして切っております。


問題の箇所が現れました。

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忘れていましたが過去の自分は断熱材をもっていなかったので、スポンジやビニールの緩衝材を

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穴に突っ込んで断熱しようとしたらしく、そういったものが出てきました。

隙間だらけで今考えるとあまり効果はないのですが。その時の自分のベストだったのでしょう。


塞いだ穴の状態はとても綺麗で自分で言うのもなんですがうまくふさがっておりました。

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念のために、丸く失った木部には形に合わせ加工したスタイロフォームをはめ込み、シリコンシーラントで

接合部を上塗りして、気密テープ処理しました。


次はインターフォンの配線です。

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後の事を考え、外壁へ少し出しておいた分は引っ張ると抜けてきたので

信号線と電源コードを配線処理し、念のため、絶縁テープで補完巻きしておきました。

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グラスウールの袋を突き破って、結線されていたので袋から出しておきます。


配線を抜いた穴は

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外壁へつながっているので、同様にシーラントで塞ぎ、気密テープ処理。

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次はグラスウールの袋を修繕。

湿気を抜く側(外壁側)はビニール袋に小さな穴を開けたものを気密テープで貼りつけました。

室内側は千切りとられた分のグラスウールを少し多めに補充し、

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気密テープで密封し処理完了。


ココからは復元作業。

切り取った部位を木工ボンドと気密テープで結合していくだけです。

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強度が落ちるほどのカットはしていないので、大丈夫でしょう。木柱は切っていないですし。

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元々が黒いベニヤ板だったので、黒い気密テープで塞ぐとあまり目立ちません。

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破損部位だけではなく、もっと全体を覆えば綺麗になるのですが、

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見えない場所なので妥協。

面倒ですし・・深夜0時半ですし、、現在。


というわけで、気になっていた箇所を確認、修繕出来て、満足しました。

残しておくとストレスになりますからね・・気掛かりで。


ただ今回感じたのは玄関周りを施工した大工はちゃんとしてたんだという事。

仕事が綺麗でした。インターフォンを移設した人間がダメだっただけのようです。


どんな仕事も最後は人間性だなーとおもった今日この頃。



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