ユピテル レーダー探知機 LS20にイヤホンジャック増設DIY(バイク) [整備記録]
ユピテル レーダー探知機 LS20 にイヤホンジャックを増設していきます。
理由はバイクへ取り付けるので本体へついているスピーカでは
フルフェイスのヘルメット内部へ音が聞こえないからです。
基本的に元に戻せるようにケースに傷をつけたり、穴をあけたりしない方法で
取り付けていきます。デフォルト状態へ再復帰可の状態です。
ケースの分解
上部のはめ込みとネジ2本なのですぐに開くと思います。
とても小さく軽いのでこれが7000円・・・とは・・・と思うかもしれない(--;
分解したら基盤を抜きます。はまっているだけでネジなどはありません。
スピーカー自体は基盤に半田付けされているわけではなく、バネを接点にして
のっかているだけですので、両面テープをあたためて、はずせば問題ありません。
イヤホンジャックを増設しますが、スピーカーは元へ戻しますので配線を通した後
復旧させます。
配線の通し方は写真の通り。
ケースに傷をつけたくないので、元からあるスピーカーの穴を利用します。
増設するジャックの配線自体が細いので小さな穴を表側から遠し、
スピーカー端子へ半田付けします。バネには半田がつかないようにします。
配線は通電してしまうので、皮膜をホットボンドで銅線をくるむようにし、
絶縁しました。収縮チューブでも良いですがサイズが細すぎたので。
こうすることで、スピーカーからも音が出ますし、ジャックを通しても音が聞こえます。
電流不足で音質が低下するか検証。音量に関しては問題が無い事を確認しています。
仮組して、実際にバイクへ取り付けて、+-を間違っていないかを確認し
音が鳴ることを確かめます。(+-に関してはジャックと配線をテスターでつないで
短絡し、検証してから、半田づけしています)
ヘッドフォンから音がなれば成功なので、ねじ止めして、仕上げを行います。
万が一、配線に負荷がかかってしまうことがあると、断線してしまうので
念のため、カッコ悪いですが、抜け止めを蓋の裏側と表側へホットボンドでしています。
ホットボンドは熱を加えると簡単に溶けるし、平らな面なら綺麗にとれるので、
元に戻すことを考えると便利です。
正面から見ると綺麗に出来てます。
出来上がりです。
LS20の注意点。
LS20には既存のユピテル製レーダーとつないで、1本の電源で稼働させることが
出来る機能(配線付属)があるのですが、それは12Vで稼働するレーダー同士のみで
私の場合、LS20は12Vですが既存のレーダーのユピテル製 FM インフィニティは
5V稼働なので、その配線を取り付けることが出来ませんでした。
間違えて、つなぐと故障の原因にもなりますのでお気をつけて。
ゆえに電源はレーダー2つなので2系統使っています。
(先日、リレーを使う配線に変更しておいてよかったです。ポン付でいけました)
2台直線で使うと(バイクは狭いので)干渉しそうですが私の場合は大丈夫でした。
LS20の後ろに位置するFMインフィニティはGPS取り締まり警報や
道の駅をしっかりと教えてくれていましたので。
というわけで、LS20へイヤホンジャックをつけるの巻でした。