フロントタイヤ手組交換&フロントフォークオイル交換 [整備記録]
<整備記録>
溝がほとんどなくなってしまったミシュランPower RSのフロントタイヤ
峠を走っていても切れ込みが激しくピーキーな感じ。タンデムでは安定しないなど限界。
しかも、中古で買って組んだということもあり、製造年が驚きの2012年20週
まさかの12年落ちでした。そりゃ、もう、走れてただけで奇跡というか、、管理の甘さにオシオキダベー。
中古のタイヤを探したけれど、後輪が新品のミシュランRoad6を履いていることもあり、
奮発して新品のロード6を買う事にした。
・・・2万円也
タイヤ1本・・・細いタイヤなのに、まぁ仕方ないけど。
サイズは120/70ZR17
注文後2日後に到着。2023年40週目に製造の刻印。
さて、今回はタイヤブレーカーもあるし、スムーズに行く事を願おう。
(前回はホイールのリムも内側も傷だらけにしてしまい、一晩かけて交換したのだった)
2Fのベランダからロープを降ろして、NINJA650のフレームを固定する。
間にロープの長さを調整する治具をいれて、前輪を浮かせるため。
とりあえず設置している間にアクスルシャフトとFフォークのTOPキャップを緩めておく。
その後、リフトアップ。念のためにマフラーへパンダジャッキもかけておく。
後輪はリアスタンドかけてあげてあります。
Fフォークオイルも交換するので、ブレーキキャリパなども外す。
外したキャリパはワイヤーで車体にひっかけておく。チューブを傷めないために。
まずはタイヤ交換。
エアを抜いて、ビートブレーカーでリムを落とす。
驚くほど、簡単に落とせた。前回が嘘のようだった。タイヤレバーを使って、ホイールからタイヤを外す。
少し手間取ったけれど、何とか外れた。やり方がまずかったらしく、動画を参考にしたら、すぐ外れた。
ビートワックスをタイヤとホイールのリムに塗っておく。滑りをよくするため。
コレもやり方を間違えていて、修正するとスコンと下側のビードははまった。
問題は上側をリムにはめるのが大変てこと。無理やりはビート切ると終わってしまうし。
20分程格闘してはまらないので、Fフォークオイルを交換して気分転換。
社外品のスプリングをいれているので、オイル量が変わってきます。
YAMAHAの15番のフォークオイルをいれました。オイルの汚れは右は綺麗で左は濁っていました。謎だ。
メーカーのマニュアルには油面は上端から150㎜とありますがそれだと柔らかすぎて
自分には合わないので120㎜にしています。30mm差はと思うかもしれませんが硬めが好きなんです。
試走して硬すぎれば10㎜くらい抜くかもしれません。
オーバーホールではないのでこちらはエア抜きして、しばらく放置。
その間にタイヤ交換を終わらせます。埒が明かないのでシリコンスプレーを接触部に少し噴いて、
滑りをよくします。賛否ありますが前回もこれをして問題なかったのでOKです。
なんとか収まりました。慣れてきたかもしれない?前回とは大違いな速さです。
さて、リムが上がるかが問題。タイヤをバウンドさせて、隙間を小さくしてから、
中華製電動エアポンプでリムを上げます。バチン!という音。難なく上がりました。拍子抜け。
前回、結構苦労してあげた気がするのですが・・。エアが隙間から漏れて。
新品タイヤだからかな?タイヤの形を崩さない様にプラスチックのスペーサー。
そうそう、ホイールの内側の塗装禿げ部には錆止め塗料を塗っておきました。
Fフォークオイルも油面調整もエア抜きも終わり、組み上げ。
車体へ取り付け。タイヤも取り付け。毎度、NINJA650のFタイヤのシャフトのネジが噛まない病。
10分くらいネジがはまらず、苦労しましたがキャリパーもつけて、組み上げ完了。
シャフトにはベルハンマーメタル塗っておきました。
車体を降ろして、各所トルクレンチで規定値まで締めます。Fブレーキもエアがみをチェック。OK
ボトムさせて、バネが効いているか確認。OK
ここで気づく。
あ、タイヤバランスとるの忘れた!!!
タイヤ変形防止にABS樹脂のスペーサーが入っていたし大丈夫でしょう。
ミシュランは取らなくてよいって言ってるメーカーだし、いいか・・・いいよね?ということで試走!
安威川ダムまで先日開拓したショートコースで確認。
ワックスついてるとおもうので、超安全運転で行きました。大雨の後なので山間部は道が川になってたり
流された木の葉が道の真ん中に積もってたりで、ヒヤッとしましたが無事試走も完了。
レビュー
車高があがったのかドラレコが斜め上を向いていました。これは自分の勘違いで、Fフォークの位置を5㎜高く
したために(年取ったので楽に乗りたい)上がっただけでした。光軸がずれたので修正せねば、
まぁ、若干あがっているのは本当。新品だしね。
乗り心地はとても良くなりました。わかるくらい変化が。切れ込みはなくなりましたし、
安定しているのがわかります。普段の走りが出来ればきっと楽しい。
これで長距離キャンプツーへの準備が整いました。
走行距離 45㎞ ショートコースでも45㎞も走ったっぽい。
総走行距離 30450㎞
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