GIVI箱のストップランプの自作成功 [DIY]

GIVI E33箱へ大口径LEDストップランプを移植する作業ですが

本日、完了しました。



時給にすると1時間400円くらいでしょうか・・それくらいかかりました。

実際、DAYTONAから出ているキットを買っても4000円しないのです。


なぜ、そんなにかかったのか?というと、、、


箱とキャリアの連結部のDIYに時間がかかりました。

双方を有線でつながず、箱を付けた時だけ、導通するように

メーカーが出しているキットと同じような機能をつけようと考えたからです。

(有線なら、簡単なんですが、取り付け、取り外しの際、面倒なので)


今回の材料費

・0円(家にあるもので制作したので)


必要なモノ

・空のペットボトル

・配線コード

・LED基盤

・ホットボンド

・半田

・圧着コネクター

・黒のシーリングテープ
・黒ペンキ
・ボンド
・ゴム板
・低反発スポンジ


使った工具

・電動インパクトドライバー

・糸ノコ

・ペンチ

・ラジペン

・マイナスドライバー

・電光ペンチ

・ホットボンド


・万力

・ヤスリ


箱を取り付けた際に箱側の雄コネクターがキャリア側の雌コネクタへ上手く入らなければ

導通しないので、そこが苦労しました。


雄コネクタ

PXL_20220503_084626685.PORT.jpg

拡大すると加工が荒いですが・・。この穴に雌側のボトルキャップがぴったり入り、接点誘導される設計に

するとともに半固定されるので接点がずれないようにしています。

PXL_20220503_084615862.PORT.jpg

端子を中央、ど真ん中に出し、固定にするのが難しい。

(鍵部分のワイヤーは以前のカギの作動不良対応のための修理跡です。)

PXL_20220503_084344617.PORT.jpg

箱内側の端子はボトルキャップ(エルメス付)で固定・保護しています。エルメスは取り外し出来ます(^^


雄コネクター側の裏にスポンジを入れて、バネの代わりにし、取り付けの際、うまくはまるように

縦横へコネクターが若干動くゆとりを与えました。少しならずれていても、大きめに作った

雌コネクターの枠の中へ雄コネクターが誘導されます。


PXL_20220503_084554376.PORT.jpg

雌側コネクタ(雄側の箱裏の穴に合わせた直径です、1mm円周位のゆとりはあります)


ペットボトルの蓋部分は雌側のコネクタをキャリアへ固定する際に使用します。

蓋が付いているので、箱を付けないときは端子を雨ざらしにしないためにも

PXL_20220503_084600733.PORT.jpg

キャップで蓋が出来ます。

PXL_20220503_084744279.jpg

見た目も良いし。(ただ、無くしそうで、、不安)

PXL_20220503_084446465.PORT.jpg

キャリア下部から線に負圧がかからないように配線をだす。圧着端子なのでキャリアを外す際も楽です。


雄側はノコで切断した、飲み口の中を型枠代わりにし、ホットボンドを流し込み、うまく入る大きさの

トツを作りました。その際は配線を付けた雄端子を先にせっとしないと後からはつけれないので

水平をとりつつ、固定します。


ホットボンドは固まるまで時間があるので、多少の修正はその間に行えます。

かたまったら、マスキングテープを貼って、雌側端子を雄端子の先につけて、

ボトルの飲み口内で再びホットボンドを流し込み、固定します。


これで、ぴったりはまる、雄雌端子の受け口が出来上がりです。

固まったら、分割して、マスキングテープをはがします。


箱へ仮付けして、導通テスト。OK


雄側をGIVI箱内側へ固定するのに1廻り大きめのボトルキャップを使い、内部へスポンジを入れて

先ほど作った、ホットボンドで固めた雄端子をつけます。キャップ内で動くように固定はしません。


大きめのボトルキャップはボンドとホットボンドでGIVI箱へ固定します。

きちんとセンターが出ているか、箱の裏側の端子位置を見て、確認します。


次に雌側の飲み口をキャリアへつけるのですが、純正指定のキャリアの穴径は小さすぎて

ボトルキャップの飲み口が入りませんでした。

仕方ないので、万力で固定して、ドリルで穴を広げました。広げすぎるとすっぽ抜けるので

少し狭いくらいが良い。狭いと今度はうまく入らないのですが、そこは万力と当て具を工夫して

何とか挿入。動かないくらいに固定されました。


いちお、キャリアの裏側からホットボンドで圧着しておきます。


キャリアと箱を合体させて、うまく端子がはまるのかをテスト。OK

次は12Vを流すと点灯するのか?導通テスト OK

箱を動かすと時々消えてしまうので、ホットボンドを少し溶かし、追加して、再固定しました。導通 OK


バイクへ固定。

キャリアを戻します。配線に負荷がかからないように、キャリア内部へ少し配線用に穴をドリルで追加しました。

テスターを使い、フットブレーキを踏んだ際に導通する配線をテールランプユニットから探ります。


黒、青、赤の3つの線があり、黒はアースなので、配線へあまり傷をつけたくないなーとか思いながら

青の線を少し削り、ブレーキを踏んだ際の導通テスト。離すと導通が切れる。

PXL_20220503_084427311.PORT.jpg

1発で青がブレーキラインと判明。赤がイルミですね。


結線して、テールランプユニットを戻し、車体からアースを取りました。


本番と同じように、箱を付けて、ブレーキレバーを握ります。

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GIVI箱点灯!!!

離す。

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消えました。


無事作成完了です。


雄側の端子が設計ミスで箱の裏から少し飛び出すので、箱の裏へゴム板で足を付けました。

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5㎜程端子は地面から浮いているので圧力がかからない。


雄端子へ使わないとき用の蓋も今後作ろうとおもいます。錆びても嫌なので。


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買った方が早いのに?とおもうでしょう?
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それはそうです。早いし、綺麗にできますし、ある程度の成功する保証もあります。

プラモデルをなぜ作るのか?という事と似ていると思います。


完成品よりもプラモの方が高い、なんていうのは良くあります。

では、なぜプラモデルをわざわざ買うのでしょうか?完成品を買った方が綺麗で安いのに。


私が思うのは

・作っている時間が楽しい(それも価格に入っている)

・自分で作ったという自信と完成した際の達成感

・世界に一つしかない作品の完成


DIYにはそれプラス

・設計を考える楽しさ

・作成途中の失敗の挫折感から困難を乗り越えた先、成功へ変わる際の幸福感


そういったものもあります。


今回も10時間くらいやってましたが、お金を出しても買えない充実した時間でした。

10時間と聞けば長いですが、やっている本人は集中しているので、あっという間の時間です。

気づくと、朝方の4時とかね(笑


嫁様のコロナ待機が明日、5月3日で終わり、私自身の濃厚接触者の待機は昨日で終了。

GW中に1度くらいはバイクを出して、テストに行けるとおもいます。

途中で点灯しなくなったりしないかを、、チェックしなければ・・。

高速の渋滞がひどいようなので、下道でいける範囲を回ろうと思います。


走行テストは明日☆彡行きます!


以上◎

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