ninja650 スイングアームのピボットボルトが外れない [整備記録]
前回に引き続き、ベアリングのグリスアップを続けます。(日は違います)
今回は後輪。
後輪には3つのベアリングがあります。前輪は2個ですけどね。
スプロケの裏に1個隠れています。
なぜか今日は勘が働いたのか、バイクを移動せずに駐車場所でリフトアップして
作業しようとおもいました。狭くて動きにくいのですが。
後輪をリフトアップして、タイヤを外し、分解。
工程は前回と同じなので割愛しますが前輪と比べて後輪はメンテ前でも
ベアリングが良く動きました。メンテしなくてもよいかも?とおもいましたが
せっかく外したので中を開けてみました。
ゴミはベアリング付近にたまっていましたが走っていればそれは仕方ない。
ゴムシールを開けるとあら綺麗。玉も手で回しても回ります。
後輪と比較すると前輪がかなり重症だったきがするので、来年にでも
交換するかもしれません。
清掃して、グリスアップ。裏表をして、最後にスプロケの裏のをみましたが
綺麗だし、動きも良いのでこれはそのままにしておきました。
スプロケのシールに守られて、ごみもほぼ入らないので大丈夫だろうということで。
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後輪ベアリングの型番
6204LU
6205NSE C3(スプロケ表面)
6204LU(スプロケ内部)
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ここからが予感的中!!
スイングアームを外して、グリスアップしようとおもい、外す作業に入りました。
念のため、マフラーへパンダジャッキをかまし、リア側を天井吊りして、
外しても落ちないようにしました。
スイングアームのピポットボルト。
完全固着。
リアサスを外しても、ピクリとも動きません。タイヤも外れているのに・・・。
同じ姿勢のままです(笑)動きが良いと、ゴトっと、落ちるんですけどね。
そして、固着との格闘。最後の方はネジがなめてきました。
ベルハンマーを注油したり、インパクトで回したり、ハンマーでたたいたりしましたが、
ある個所から全く動かなくなります。
そして、日暮れ。
作業不可に。後輪もついていないし、スイングアームのピポットボルトも中途半端な位置で
とまったまま。バイクが組めません。
実は途中であきらめて、組みなおそうとしたのですが、ボルトにシャフトととおすカラーが
固着して、一緒に出てきてしまい、固定しようとするとカラーが飛び出すので
全く、ねじ止めできず、、、、引くことも進むこともできなくなりました。
明日はヒートガンでちょっとあぶってみようかと思います。
ハンマーでたたいたのでネジの溝が変形して、ナットも旨くはいらないし、
素人整備ならではの状況に、頭痛いです。
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ちなみにピポットボルトはゆっくりですがインパクトで回ります。
メガネレンチでも回せますが、出てきてくれません。
何か知恵があればオネガイシマス。組めないとバイク屋にも行けないし・・。
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