CASIOの壁掛け時計を修理する [日常]

 現在の我が家を購入した際に取り付けたリビングの壁掛け時計が


動かなくなった。




 


物自体はそんなに高価なものではないのだけど、思い入れはあるので


修理することにしました。


 


症状は時間が遅れてしまう。


電池を換えても同じ。




 


時計裏の機械は安いプラスチック製の汎用性の高いものなので


耐久力はないでしょうがよく10年以上ももったものです。


 


時間が遅れるのを簡易的に治すのは「注油してギアの動くをよくする」という手法が


あるのですがユニットを開けるのが面倒なのでドリルでケースに穴をあけて


注油することにした。


 


・・・これが失敗の元


 


安いセットドリル歯を買ったからか、軸が歪んでいたらしく


ケースの中でぶれてしまい、ケース内のコイルがきれてしまった。


 


その後のチェックでも全く動かなくなった・・・ユニット君。


 


横着した代償に新しいユニットを買うしかなくなるという道筋を選択。


新品の同じ時計を買っても3000円くらいなのだけど


ユニットだけなら中華通販では針付で送料込み800円くらい。(安い)


本体を買いなおすと思い入れが消えてしまうので、もちろんユニット交換。


 


しかも古い方のユニットはスィーブ式(サイレント仕様)のはずが


カチカチ音が鳴るようになっていたので、静かだと結構きになっていた。


 


新しいユニットはアリエクスプレスで購入。


もちろんスィーブ式のサイレント仕様。音が鳴りません。


 


2週間ほどで到着。


 


交換作業はたいして難しくはないです。


時計の表側の針をクリップやラジペンでひっかけて、最初に外し、


その後、裏面のユニットを両面テープでくっついているので


ヒートガンやドライヤーで軽く温めて剥がします。


 


後は丸っとユニットを入れ替えて、針を刺しますがここでプチトラブル。




 


中華製の新しい針は水平が出ていなくて、ある角度の時間になるとひっかかって、


時計が時間を刻まなくなることが発覚。


 


デザインが少し前のとは違ったので使おうかと思ったけれど


前の針へ戻しました。水平もきっちりでていて、時計は正確に、


そして静かに再び時を刻みだしました。


 


前と変わらぬ、リビングの姿にもどって、「修理して良かったな」と


思いましたとさ。


 


買いなおすのは簡単なんだけど、思いを載せればモノも応えてくれるというのは


八百八万の神様を信奉する日本人の良いとこかな?とか考えてみたりしました。


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