保護犬 コタローとの出会い1 [dog ボランティア]

2012年9月12日 我が家の4番目の家族となる紀州犬コタローに出会いました。


私はそのかなり前から、時折、大阪府北部にある保護犬のNPO施設にボランティアへ

伺っておりました。当時住んでいる場所が公営住宅で動物が飼えなかったことと

幼少期から犬が好きでたまらない性格、そして、身勝手な人間の行動で

不憫な思いをしている犬たちがたくさんいることをHPを通してですが知ったからです。


動物保護施設 HAPPY HOUSE (旅行などの時折、コタローを預かっていただいてます)


ARK アニマルレフェージ関西  (最初に伺い約2年ほどお邪魔しました)


この2件は歩いて行けるほど、すぐ傍にあります。大阪府北部に位置します。


*********************

正直に書くとTVで一時期(ベッキーが来たのがARKです)とりあげられ、物見遊山(SNS映えなど)

えせボランティアさんが多数訪れ、結構、地域も動物の心も荒れてしまい、施設の方針が変わってから、

行けなくなりました。


今は新規のボランティアは受け入れは・・(HAPPYのほう、Arkは行っていないのでわかりません)

イベントの時以外(違ったらスイマセン)。お客様の輸送とか建屋の修繕とか人に関わるのはあるかも

しれませんが。動物や山、地域の方に迷惑をおかけしないことに限られるのかも(^^;


昔は厩舎の掃除とか散歩とかも出来ましたが。猫のトイレを作ったり、何百枚ものエサ皿を洗ったりは

出来るかも?詳しくは施設へ聞いてみて下さいませ。綺麗なお仕事だけとは限りませんし(^^;


Happyには昔からのボランティアさんがいて、老犬の厩舎でお世話されていました。

手には噛まれた後が何か所もありましたが、その方はとても優しそうな方でにこやかに

「お年寄りだから、耳も聞こえなかったり、鼻も利かないし、眼も見えない子が多いから

仕方ないのよね~」(要は怖くて噛んでしまう)と。一瞬で尊敬してしまいました。


*********************


みなさんは犬は「ペットショップで買うものだ。」


そう思っていませんか?日本という国は昔から動物への扱いが・・・武士の階級社会が長かったせいも

あるのでしょう。士農工商エタ非人そして獣です。

現代では人間はペットショップで販売されていません。過去は人買いがさかんな時代もありましたが。


では、なぜ「人買い」は無くなったのですか?

では、なぜ「犬猫買い(ペットショップ)」は無くならないのですか?


北欧などの一部の諸国ではペットショップで犬猫を販売していません。非人道的見地からです。

奴隷制度がかつて、北欧では盛んに行われていましたがその反省からということもあるのでしょう。

ゆえに現代では保護施設からのみ、引き取ることが出来る国も多いのです。


それらの国のペットショップ?では餌や薬なども含め、関連する商品が販売されています。


この国は年間数万頭の動物をガス室へ送り込んでいます。なのにどうして、

ペットショップで犬猫を買うのでしょう?私は不思議でなりません。

どうして、助かられる命を助けてあげないのですか?


1頭でも自分がお世話出来る範囲で引き取ってあげればいいのに・・・と。


ペットショップでなければブランド犬(人間が勝手に作って、勘違いして誇っている、私からすれば

普通に大きい小さいはあれ、犬猫だけど)が買えないと思っている方も多いと思いますが

保護施設にもブランドと呼ばれる犬猫も多数います。(特に小型犬が多い傾向です)


人懐っこい子から人間にひどい目にあわされてしまい怖がりな子もいますが時間をかければ

信頼を取り戻せることも多いです。人間だって、それは同じだと思いますし。


保護された犬猫たちはホームページから写真などがみれます。施設のブログなどには限られますが

その子の性格なども語られています。譲渡会なども開かれますので直接会って相性をみるのも

良いかもしれません。同様に保健所も同じようにホームページで写真を公開している所があります。


コタローとは保健所で出会いました。


大阪市内にある保健所のホームページに掲載されている白黒の中型犬を妻と一緒に見て、

当初はコタローではなく、その小型に近い白黒の子を引き取りにいったのでした。

コタローはホームページには掲載されていませんでした。


全ての犬が掲載されているわけではないので、譲渡会や見学会のおり、いってみると

思わぬ出会いがあるかもしれませんよ?(笑


保健所の受付で白黒の子を見たいとお願いした当日。連れてきていただくまで時間があったので、

保健所の外を散策していたとき、偶然、コタローに出会いました。

彼は1頭だけ外に紐で結ばれていて、情緒が安定しないのかくるくるまわっていました。


鼻の上にひどい傷があり、体は痩せていて、喧嘩した野良犬という風体でしたが

私は小学生の頃、タローという雑種の白い中型犬を飼っていて、その子の命を救えなかったことが

大人になった今でも悲しくて、後悔して、そんなこともあり、白い野良、コタローに惹かれてしまったのでした。


名称未設定-1.jpg

Youtube↓↓↓


今度こそ救ってあげたい・・・そう思ったのです。

nice!(6)  コメント(3) 
共通テーマ:ペット

nice! 6

コメント 3

Jyo

我が家も家族全員動物は好きなのですが
好きというだけ一緒に生活出来るものでもないでしょうし・・

仰る通り、お金を出して買う(飼う)という事に抵抗もあり・・・
by Jyo (2020-06-13 14:10) 

よっすぃ〜と

老衰とか何かしらの疾患による自然死のような感じならまだよいのですが、10年前に死んだかん太はウジに体を喰われて最後はゾンビ犬のような姿になってしまったのがトラウマで、それ以降犬を飼うことができません。
かなりの老犬ではありましたが、最後に苦しい思いをさせてしまったことが残念でなりません。
by よっすぃ〜と (2020-06-14 21:09) 

bis

Jyoさん
そうなんです。可愛いからと買うだけ買い、飼うことをしない人が
多いために保護犬や保健所行きがあるのです。
日に3度の散歩、毎日2度の食事(これで旅行や丸1日の外出が
難しかったりします)に各種予防接種と責任がありますからね~
得るものも大きいのですが(^^
よっすぃ~とさん
う、、牛、、びっくりしました。とても悲しい思いをしたんですね。
でも、ガンなどで長く苦しんで行くよりは良かったと思われた方が(^^
by bis (2020-06-15 22:45)